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概要編集

英:bad ending


各種フィクションにおいて、登場人物が不幸のまま終わる、キャラクターに不幸が訪れる結末のこと。多くは後味が悪くトラウマになりがちであるが、バッドであるがゆえに強いメッセージ性を残す作品も多い。


スマイルプリキュア』の敵組織はこちら → バッドエンド王国


※当記事は、スクロールしていくとバッドエンドの具体例が挙げられています。解説を通り越す場合はご注意ください。




解説編集

作劇手法としてのバッドエンド編集

特にハリウッド映画などの脚本理論において、通常物語は冒頭と結末と中間という三幕の構造を持ち、それぞれのパートで起きるエピソードの因果関係の連続が最終的に落ちに繋がる。

物語の結末は、テーマ暗示して終わる。あくまでも、暗黙にお話の構造が示す命題、解釈できることがテーマである。

物語は一般的には主人公が問題を克服して幸福になる形で終わる。これをグッドエンドとかハッピーエンドと称する。逆に不幸になったり問題の克服に失敗するのがバッドエンドである。

両者の違いは、テーマを暗示する際に肯定命題の形式になるか、否定命題の形式になるかである。

  • ハッピーエンドでは構造によって肯定的に命題を暗示する(例:勧善懲悪ならば暗に「悪は永らえない」と示す)。
  • バッドエンドでは否定的・逆説的・背理法的に命題を暗示する(例:悪が正義に勝って世界が滅亡する場合ならば、「悪が勝つと世界はディストピアになる=正義が勝たなければならない」など)。

従って、脚本技術的にはバッドエンドは意味を持つものである。その意味も、何かの強烈な批判(中途半端な非難では話が弱い)になっていなければならない。

テーマとして意味のないバッドエンドは脚本技術的に低品質ないしは無価値である。


また、バッドエンドは不幸に陥るまでの経緯が説得力のある形で描かれなければならないのであり、リアリティがあるから、などといって偶然の不幸やご都合的な失敗展開ばかりなら低劣なストーリーになってしまう。

主人公が最善手を尽くし、必然の積み重ねによって計画的に絶望に叩き落されるのが最高のバッドエンドである。デウス・エクス・マキナでのバッドエンドなどは、脚本技術上はまったく不出来と判定される。

リアリティがあるから、などと言って因果の必然に寄らずに主人公が事件を解決するハッピーエンドを見せられても、観客は「タナボタやんけ。アホかいな」と我に返ってしまう。

バッドエンドもそれと同じで、不幸になるまでが厳密に計算されていなければならない。

最高のグッドエンドが最悪の絶望を乗り越えて達成できるように、最悪のバッドエンドは最高の希望を見せてから叩き落すのが優れた構成である。

単に観客にとってショッキングだからとか、当たり前のことをしてもつまらないだとかの浅い考えで作者が技術的に精密な話を組み上げる努力を放棄して安易なバッドエンドに走る場合もある。

酷い場合には意味のある落ちが思いつかずに皆殺しにする作者もいる。


つまり、バッドエンドはハッピーエンドと同じ仕組みなのであり、かつ良いバッドエンドを描くのは良いハッピーエンドよりも難しくなる。


世間にはハッピーエンドは甘っちょろい、などと冷笑して毛嫌いしたり、或いはハッピーエンドよりもバッドエンドの方が好きだという人もいる。

前者はおそらく自身のQOL幸福度が低いなどで幸せな世界を全般的に信じられなくなったような人であり、後者は一種の性癖(バッドエンド愛好症)である。

もちろん、趣味での創作なら何をしてもかまわないのだし、性癖で思いっきり胸糞な話を作って遊んでもよい。どんなものでもバッチコイである。

ただし、それが上述したようにテーマとして意味のあるバッドエンドか意味のないバッドエンドかを理解しておくことは技術的には大事ですよ、ということである。

趣味は関係がないが、少なくともプロを目指す場合にはバッドエンドにも脚本理論的に裏付けがあることを忘れないようにしたい。


バッドエンドは創作において技術不足のごまかしや、単なる逆張りに陥る危険性が高いのである。


コンピュータゲームのバッドエンド編集

ゲームブックやコンピュータゲームではリプレイという遊びが可能であり、プレイヤーの行動や選択肢次第で展開が分岐するものが多く、繰り返しのプレイで複数の結末を見ることができるマルチエンディングを採用している作品は多い。

そのような作品では、円満な結末を迎えるルートばかりでなく、後味の悪いバッドエンドがアナザータイプとして取り入れられることがよくある。

複数の結末のあるゲームでは、バッドエンドにならないと攻略できないキャラや拝めないCGがあったり、他では語られない裏設定が出ることがあったり、場合によっては一度バッドエンドにならないと真相が分からないことがあるため、わざとバッドエンドを選ばざるをえないこともある。


ゲームオーバーの特殊な形としてバッドエンドが存在するというケースも中にはある。


また、「一見ハッピーエンドに見えなくもないけど、この終わり方って根本的な部分は一切解決してなくね?」などといった、少し捻った形のバッドエンドなども時には存在する(ノベルゲームなどに顕著)。 → メリーバッドエンド


グッドエンドになってもシナリオに対する解釈の仕方から「これはバッドエンドである」とされることも多い。あるキャラのグッドエンドを見る場合、他のキャラを振るだけならまだしも、時には命を犠牲にすることによって成り立つという展開もあり、その場合犠牲となったキャラのファンにしてみればバッドエンドにしか映らず、グッドエンドを迎えたキャラのファンにしても後味の悪い結末に思え、しばしばファン同士の論争になりやすい。また、キャラによっては「バッドエンドじゃないと生存しない」というパターンもある。


ゲーム以外でも漫画や小説などの外伝が、既に歴史の定まった本編の間や前史として扱われる場合、本編に繋げて解決するという形で最後は不幸な結末となる場合がある。逆にSF作品などでは、一旦バッドエンドに達するも、時間操作等の能力を持ったキャラがそれを駆使して発生分岐点前に戻り、最悪の結末を回避するべく奮闘するといった流れも多い。


また、ゲーム作品(主にギレンの野望シリーズなどのSLGや、原作付きの恋愛SLG)の場合、選択肢によっては史実とは繋がらない異なった結果のエンディング(恋愛SLGなら原作にないカップリングを見ることが出来る)を迎えることもあり、本編でのバッドエンドを回避する展開や、新たに原作とは異なった死を迎えるバッドエンドとなる展開もある。


ゲーム作品の場合、問題は解決し登場人物も特に不幸にはなっていないがゲーム上の分類としてはバッドエンド、という場合もある。

トゥルーエンドやハッピーエンド以外がすべてバッドエンドにまとめられていた場合などに起きる。


恋愛SLGの場合は『誰とも結ばれなかった』場合をバッドエンドと呼ぶ事が多い。但し『誰とも結ばれないルート』を進まないと攻略できないキャラがいるというケースもある(別名バッドエンド救済要員)。


大人の事情編集

アニメでは展開が実在の事件や災害と偶然一致してしまった結果、最終回が放送されずに終わりを迎えるという事態もあり、視聴者にしてみれば尻切れトンボなバッドエンドな気分を味わうことになる。


民放TVドラマは視聴率不振だと放送回数を減らされ、しばしば脚本が迷走して終わる。主役を演じた役者はマスコミに「低視聴率俳優」だと捉えられてしまうため、様々な意味でバッドエンドとなる。特にアメリカTVドラマは、少しでも視聴率が下がると人気作品でも話の途中であっても容赦なく強制終了させるため、海外ドラマファンは大人の事情によるバッドエンドを味わいがち。ハリウッド映画なども「3部作」と発表したのの1作目がコケたため続編が制作されないというバッドエンドがよく起こる。


週刊少年ジャンプ連載作品に多く見られるが、漫画における、ある意味最悪のバッドエンドは「打ち切り」と言われる。より悲惨な結末として「掲載紙の廃刊」「出版社の倒産」「作者の死去や逮捕」といったものも……。


ゲーム作品でも予算の都合か納期の都合か尻切れトンボなバッドエンドになっている作品や、「○部作」が途中で打ち切られるなどのバッドエンドがある。

大人の事情とは少し異なるが、バグや設定ミスでどうやってもハッピーエンドを見られないという作品もある。


これらは、上で述べたような技術欠如や逆張りのバッドエンドとは異なるものであることに留意されたい。


主なバッドエンド例編集

※ネタバレ含まれてますので注意

漫画編集

ドラえもん
  • 公式で描かれた最終回の一つ「ドラえもん未来へ帰る」は唯一のバッドエンドとも言える結末。時間渡航者が様々な問題行動を起こした事により、ドラえもんの時代の政府がタイムトラベルの規制を強化。これによりドラえもんは「のび太くんとわかれるのいやだあ」と泣き叫びながら未来へと帰ってしまった。
  • 流石にこのエピソードは現在に至るまでも映像化されていない上に単行本にも収録されていない。また、「ドラえもんがいなくなっちゃう!?」というもう一つの最終回もあるが、別れる理由を考慮するとこちらもあまり後味は良くない。
笑ゥせぇるすまん
  • ほぼ毎回オチがバッドエンド。客が毎度の如く喪黒の提示した条件を破ったり、稀に喪黒自身が客を陥れたりするので、「お客様が満足されたら、それが何よりの報酬で御座います」という喪黒福造の願いはまったくと言っていいほど叶うこともなく、主人公喪黒福造視点からしても、バッドエンドしか存在しない(……はず)。
  • ただし、原作では一度だけ客に対して負けを認めたり、アニメ版やゲーム版でも原作と違う「お客様が満足された」ハッピーエンドが存在する。
人間回収車
  • 毎回ほぼバッドエンド(しかし、稀にハッピーエンドも見られる)。ゲストキャラは不要な人間を回収する謎の人間回収車と出会い、本当に不要ならばそのままどこかへ回収されてしまうが、その人物を本当に必要とする場合は戻ってくることができる。しかし、回収券を利用し、回収したその人間を必要とする人間が現れ戻ってきた場合は「集荷手数料」として、回収券の使用者自身が回収される事になり、たとえ家族や友人、その者を必要とする人間が何人現れようとも、戻ってくることは絶対不可能である。
ポケットモンスターSPECIAL 5章
  • その場に居合わせた図鑑所有者は主人公含めて全員石化してしまう。一応次章で石化から解放されるのだが。 
ポケットモンスターSPECIAL 12章
  • 世界の破壊を企てた黒幕を撃ち倒し、少なくともカロスを救った主人公。しかし主人公は黒幕の思想を否定しきれず、大人への不信も払拭できなかったため下手したら第二の黒幕になる可能性も……と全く後味は良くない。
金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿
  • 完璧に練った筈のトリック、しかしじっちゃんの名を賭ける名探偵に謎は全て解かれた。
  • このシリーズは著名な推理漫画シリーズの犯人の視点を主軸に据え、本編において犯人目線から探偵役がどう見えていたのかを(ギャグチックに)描くスピンオフという性質の作品なので、どうあがいてもバッドエンド確定である。
  • ちなみにこの作品の位置づけの先駆的作品ともいえるゲーム『星見島悲しみの復讐鬼』では、ギャグからシリアスまで多種多様なバッドエンドが存在しており、殺人を実行しない場合、本来殺すはずのターゲットに逆に殺されてしまう展開がある。高難度のゲームをクリアして金田一を振り切ったとしても、罪の十字架を背負うことになった真犯人と金田一との悲しいやりとりが見られ、結局後味の悪い結末に。「たとえ思惑を成し遂げたとしても犯罪者に明るい結末など存在しえない」ということを暗に表したバッドエンドともいえる
監獄学園
  • 主人公のキヨシたちが、女子風呂覗きの罪で監獄行きになったくだりから始まるシリアスコメディー。投獄されてから仲間同士でいがみ合ってしまうところがたびたびあるものの、途中から男嫌いの裏生徒会長がキヨシたちを不当に退学させようと計画をめぐらせ、キヨシたちは互いに団結してそれに立ち向かう話となっている。
  • アニメでは自由を勝ち取り、それぞれ幸せをかみ締めた日常を取り戻したところでハッピーエンドという形で幕を下ろすが、原作はその後もストーリーが続く。
  • だがその先を描いた原作終盤にて、序盤からキヨシと仲のよかった栗原千代の身に起きた悲劇が、この作品を最悪の形といってもいい形のバッドエンドで終わらせてしまい、極端な賛否両論を生むこととなった。……というより、ネット上の数々のスレやAmazonでの作品のレビューを見る限り、この展開は読者の不評をかなり買ってしまっている。しかし、そもそも1話の時点でキヨシは自分は覗きはしていないと千代に嘘をついていた。嘘に嘘を重ねて関係を築いてきたのである。嘘をついたまま、ハッピーエンドというわけにはいかなかったのかもしれない。しかし、コミックスではその後の展開の書き下ろしがあったが、雑誌掲載時で示されていた『大幅加筆』というにはあまりにも短く、しかも千代たちの身に救済要素が見られなかったため、さらにファンの不満という火に油を注ぐことになってしまった。
  • 終盤の最悪な展開に反して、なぜか最終巻のカバーイラストは、キヨシの告白を受けてとびきり笑顔を浮かべた千代の姿。その後に起こる悲劇を考えると、何とも見事な表紙詐欺と言えるかもしれない。
都市伝説シリーズ
  • 漫画家、亜月亮によるホラー漫画、マーガレットやポニータなどに連載されていた。現代民話や都市伝説を元にしたホラー漫画だが、ホラーの鉄則と言えるべきか、高確率でカップルが悲惨な結末を迎える(しかしちゃんと結ばれるカップルもいる)。ちなみにこのシリーズの中で人気を得てスピンオフになったキミノトナリ〜闇都市伝説は都市伝説シリーズ以降の作者の作品としてはバッドエンドが全くないホラーラブコメディなので作者の作品初心者にもおすすめ。
夢幻紳士
  • 子供の方はバッドエンドはあまり無いが大人版(特に怪奇編)はバッドエンドが多い。ちなみに主人公はかなりのフェミニストで男二人と少女が溺れていたら少女を迷わず助けにいく位のフェミニストだがその少女も悲惨な末路を迎えるなど子供に対しても容赦ない。
学校怪談
  • 少年チャンピオンにて連載されていたホラー漫画。初期(一巻〜五巻辺りまで)は主に学校や外で怪異が発生しそれに主人公の山岸や友人が巻き込まれ山岸が人外化(もしくは精神崩壊や死亡()といったオチが多かった。しかし六巻以降スタイルが大きく変わる。簡単に言うなら以前のスタイルなら山岸が死んでたコマで助けが来るようになった。ちなみに山岸は主人公なので被害を受けることが一番多いが逆に友人を殺害したりする描写も多い。
霊界教室
コロコロコミックにて連載されていたホラーオムニバス漫画。基本的には狂言回しである主人公の八雲礼士やメインの主人公達が怪異に合うといった内容で殆どの話がバッドエンドである。最終回の話も唐突な打ち切り的エンドでいまいちハッピーエンドには見えない。
世にも奇怪な物語Xゾーン
  • 別冊コロコロコミックに連載していたオムニバスホラー漫画。毎回狂言回しである案内人の語りと共にストーリーが展開していくがほとんど主人公が人外化か死亡エンドを迎える。しかしたまに怪異に怒られるだけの話や生存エンドも少なからずある。
トマト目玉
  • コロコロコミックの読み切り付録、ホラコロコミックに載せられた短編漫画。この付録のホラコロコミックは基本別コロからの出張であるラピスラズリ以外はほぼギャグであった為どうせこれもギャグだろとたかをくくっていた小さなお友達(と大きなお友達)を恐怖させた。都市伝説としてトマト目玉が語られており主人公のトマト目玉をバカにしていた友達がトマト目玉に襲われる。夜の理科室でトマト目玉は友人の一人であることが分かりトマト目玉に襲われかけるが友達だよと言い放ったことで成仏する。それで終わりかと思ったら.....友達を巻き込むな!なお、主人公がトマト目玉化した原因は目にかかったコーラであると思われる。
  • 現在まで単行本化されておらず、今読むには当時のコロコロを買うしかないが公式で配信されている。
ゴミ屋敷とトイプードルと私
  • 見栄っ張りな生活を続けていた自称キラキラ女子に待っていたのは、余りにも悲惨な末路であった。
猟奇伝説アルカード
  • 色んな客がなんでも願い事を叶えてくれる人生相談所にやってくるが大抵死ぬか死んだ方がマシな結末を迎える。
蜘蛛女
  • 少女漫画雑誌、なかよしに連載していた作品。河津チェリーという美少女(正体は蜘蛛)がいろんな学園で少女と出会い欲望を煽り少女達を破滅させる。当初はポスト地獄少女でも狙っていたのかあまり悪人でも無い少女が破滅していたが巻数を追うことに、徐々に勧善懲悪的な正しい人物が助かり、悪しき陰謀を持った人物が食われる作風に移行している(それでも少女達にとってバッドエンドであることは変わりないが)。なかよし版笑うセールスマン、アウターゾーンといった作品。
御茶漬海苔作品
  • とにかく人が死にまくる。幼女や老人にも容赦ない。バッドエンドの連続。


アニメ編集

宇宙の騎士テッカマンブレード
  • アニメ史上に残る公式バッドエンド。主人公Dボゥイは侵略者ラダムに洗脳された家族・友人を皆殺しにした後、最後はすべての自我・記憶を失った廃人となってしまうという全くの救いがないエンドとなった。しかし最後まで彼を信じていたヒロイン・如月アキのもとへ満身創痍ながらも生きて帰ってきたことに関しては唯一救われていると言えよう(本来ならDボゥイはラスボスであるテッカマンオメガを道連れにして死ぬ予定だったが、それでは救われない物語になってしまうというスタッフの意見により生存する結末に変更された)。
  • 続編では(映像化されなかった壮絶な戦いの末に)廃人状態から復帰してはいるが、ラダムを引き寄せる体質であるため幽閉されており、ある意味報われない状況となっている。また、アキもDボゥイを救うためにテッカマン化してしまうなど過酷な運命を背負うことになったが、後日談小説では彼女と結婚したという救いも語られている。
宇宙戦士バルディオス
  • 知る人ぞ知る鬱展開で有名なアニメ。
  • 視聴率が振るわず打ち切りとなり、放送版の最終回は番組のEDに合わせて地球各地で大災害が起こり多くの人が次々と犠牲になるシーンで幕を閉じている。しかも追い討ちをかけるかのように、ファンの熱意によって完結編として公開された劇場版でもカタストロフィ展開は覆されず、最終決戦では太陽系は内惑星のうち2を消失し、人工太陽の影響で地球環境は激変しほとんどの大陸が海に沈み、その結果後のS-1星になった事が判明する(要するに未来の地球人がそうと知らずに過去の地球を侵略し、大量破壊兵器を濫用したことで自らの手で母星を破滅に追いやってしまった、という事である)。
  • また未放映分の最終回プロットでは主人公マリンは最終決戦後に発生した亜空間ストームに巻き込まれ何処とも知れぬ未来に放り出される……と言う完全に救いのない結末だった。(劇場版では多少変更され地球上のシーンで終わる結末となっている。さらに小説版ではマリンが遺した放射能除去技術で地球が救われるという結末を迎えているため(何処へと姿を消した主人公を除いてトゥルーエンド的結末となった)
  • 余談だが、TVシリーズ(未放送分)最終展開で月影博士が決死の亜空間移動を図った時、後のバルディオスの最終必殺武器に因んで『博士ロイザー』と言う弾幕ニコ動で流れることがある。
  • なお、同時期に放送されたロボットアニメ2作でも似たような結末が起きているが、これらはまだ救いのある方向で物語を締めている。
THE END OF EVANGELION
  • 人類補完計画』を進めるため、ゼーレNERV本部への侵攻を決定。戦略自衛隊の情け容赦ない攻撃により、NERV職員は非戦闘員も含めて惨たらしく虐殺されてゆく。更に侵攻してきたEVA量産機によって弐号機そのパイロットのアスカが無残な姿にされていくシーンはシリーズ随一のトラウマシーンとして知られる。
  • レイを失って絶望し、更にアスカの惨状を目の当たりにしたシンジは連鎖的に初号機共に依り代にされサードインパクトが発動。人類は心の壁を保てなくなり、次々とLCL化して人の形を失っていく。この時、無数の綾波レイが現れ人々を「補完」していく様もトラウマシーンとして知られている。
  • 最終的に補完を拒んだシンジ、アスカは生き延びるも、世界は赤いLCLに覆われた地獄のような有様と化していた。最後はアスカが自らの首を絞めるシンジを「気持ち悪い」と拒絶し物語は終わる。
  • ただでさえ意味不明と評されたTV版最終回に加え、本作の結末も解釈が困難かつ賛否両論なものになったが、新たな物語へと繋がっていくと考えられる。その続編が救われる結末となったのもこの結末があってこそと言えなくない。
機動戦士Ζガンダム
  • 主人公は強大な力を発揮してラスボスを撃破するものの、その反動で精神崩壊。戦争は主人公勢力でもラスボス勢力でもない第三勢力が漁夫の利を得る形で終結し、次回作へ繋がる。
  • 劇場版では精神崩壊せず前向きな終わり方になっている。ただしこれではZZに繋がらないのでは、と思うファンもおり、賛否両論な結果となってしまった。
魔境伝説アクロバンチ
  • 伝説の秘宝「クワスチカ」を求め目的を同じくする者達と戦いながら冒険をする蘭堂一家の物語。
  • だが最終回で秘宝の正体は全ての命の源という手に入れてはならない未来兵器であることが判明。争いを続ける人類を見限ったクワスチカはごく一部の良き魂だけを残して地球を滅亡させ、新たな地球へと転生させる。まさに「今までの冒険はなんだったんだ…」と唖然とせざるを得ないバッドエンドである。
メガゾーン23
  • 地球保護のために今ある世界を破壊する防衛システムから逃れた主人公達。 しかし運任せな行動で生還した主人公に待ち受けていた運命は余りにも過酷なものだった……。
  • 『PART1』『PART2』だけで見れば希望があるオチなのだが、続編である『Ⅲ』でその後の出来事が語られたことで実はバッドエンドだったことが明かされた。
トランスフォーマープライム
  • 物語終盤に於いて地球に新たな本拠地を築いたディセプティコンにより、オートボットは基地の目前までディセプティコンの侵攻を許してしまった。
  • オートボットの総司令官であるオプティマスプライムは仲間達に退去を命じ、自らは基地の自爆を敢行するというトランスフォーマーシリーズにおいても一二を争う悲惨な結末となっている。
  • アメリカではこれの続編として『トランスフォーマープライム ビーストハンターズ』及びOVA『トランスフォーマープライム ビーストハンターズ プレダコンライジング』が存在し、荒廃したトランスフォーマーたちの故郷サイバトロン星が蘇るラストが描かれている。
  • 日本では放送・発売がされずバッドエンドのまま終了してしまっているが、日本でも独自の続編として『参乗合体トランスフォーマーGo!』というOVAがリリースされている。オプティマス自身は重傷を負っていたが後にオプティマスエクスプライムとして復活した。
  • なおこれらの米国展開の後日談となるトランスフォーマーアドベンチャーはタカラトミーがニコYouTube・ニコニコ動画にて吹き替え版を全話配信している(ニコニコ動画では配信終了)が、ビーストハンターズを知っていないと理解するのが難しい展開もいくつか発生してしまっている(一応雑誌触媒などで説明はされているが、それでも理解しづらいことには変わりはない)。
くりぃむレモン スペシャル ダーク
  • 当時ブームになったアダルトアニメ、くりぃむレモンの一作。タイトルにくりぃむレモンとついてるが、第一作ヒロインの亜実は出てこない。主人公、ネッドとニールは旅の途中にとある館で宿を借りる。実はその館の住民は悪魔でネッドは館の女主人マリアに殺されて料理の具材にされる。メイドのベスが真実をニールに打ち明け、悪魔を倒し館から抜け出しハッピーエンドかと思ったら....
闇芝居
ヨスガノソラ
  • 同タイトルの美少女ゲームが原作のアニメ。原作はメインヒロインの春日野穹ルートでもちゃんと周りのサブキャラ達と和解しファンディスクのハルカナソラで近親結婚出来る外国に行くいうハッピーエンドなのだがアニメ版では周りと和解せず半ば逃避行+主人公達が死亡したという描写も見えるためバッドエンドのように見える。現に主人公二人を死亡したと唱える説も少なくない。まあ実際はファンディスクであるハルカナソラを中途半端な形ですっ飛ばして再現した為死亡エンドではないのかもしれないが....

小説編集

Fate/Zero
野ブタ。をプロデュース
  • 「この世はゲーム」と考え自らの内面を隠し続ける高校生の主人公の生活を殺伐かつ生々しく描いた作品。退屈しのぎに始めたいじめられっ子を人気者にするプロデュースを見事に成功させた人気者の主人公だったが、ある出来事をきっかけに自身の隠していた内面をクラスメート中に露呈させてしまう。更に「周りの人間は主人公の二面性のある性格を見抜いていた上でその幼稚な部分に合わせて付き合ってやっていただけだった」という事実を知った主人公はプライドを打ち砕かれ完全に周りから孤立。自身を心配してきた元いじめられっ子と恋人からの救いの手を拒否し続けてしまい、逃げるように転校。転校先で主人公は「今度こそ内面を知られないように自らを完璧にプロデュースする」という間違った決意を固めてしまうのだった……。
  • バッドエンド同然の結末を迎えた原作だがドラマ版においては上記の部分に当たるエピソードの展開が改変され、主人公は友人二人からの救いの手を原作と違い受け入れており、最終的にはクラスメートとも和解し、転校先で親友とも再会できるなど、爽やかなハッピーエンドを迎えている。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
  • ガンダム史上、陰鬱かつハードな雰囲気を展開している内容だが、富野由悠季氏が手掛けた小説としての完成度が高い。
  • 特に最終章は・・・
新機動戦記ガンダムW外伝 右手に鎌を左手に君を
  • レミングとの戦いの末に待っていた、あまりにも皮肉以外の何物でもない結末。
怪談レストラン
  • 子供向けの児童文学。原作者は松谷みよ子。色んな各地の民話や作者の体験談などが主流の怪談本だがバッドエンドがかなり多い。一例を載せると化け猫レストランや殺人レストランなど。ちなみにゲーム版もあるがそちらも死者が多くバッドエンドが多い。
火垂るの墓
  • 序盤に母を亡くし、親戚の叔母さんとの生活がうまくいかず、防空壕へ引っ越して自由を得たかと思えば食料不足になってしまい、後に父の戦死を知らされ、も栄養失調で死亡し、最後は主人公自身も死亡してしまう。
舞姫(森鷗外)
  • 国語の教科書にも採用されることも多い、近代文学初期の名作。
  • 留学生の太田豊太郎がドイツでの波瀾万丈な体験を自伝風に記したもので、留学先で赤貧に陥った際にドイツ人の少女エリスと恋に落ち、さらには彼女を妊娠させてしまうが、友人の相沢謙吉の手引きで帰国と立身出世の活路を見出すと、後ろ髪を引かれつつ何も言わずにエリスの元を去り、しかも謙吉がエリスへ誤解招くような釈明をしたために、エリスは発狂して廃人となってしまった。

ライトノベル編集

Re:ゼロから始める異世界生活(ショートストーリー)
  • 毎年エイプリルフール企画として4月1日に小説家になろうで公開されるIFストーリー
  • ゼロカラアヤマツイセカイセイカツ
    • エルザの襲撃を防げなかったスバルが繰り返される時間の中でエミリアに固執。その後の勧誘で大罪司教『傲慢』担当になる一方で他の大罪司教を暗殺し、エミリアにその功績を押し付けることで王選に勝たせようとする。また、フェリスにアナスタシア陣営を潰す為にユリウスを殺させ、ラインハルトを『命』ではなく『名誉』を汚して社会的抹殺に成功する。
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  • ゼロカラオボレルイセカイセイカツ
    • 重度の人間不信と疑心暗鬼を発症し、世界の闇の王に君臨し、初対面の相手を1/2の確率で始末するという狂気の行動をする『粛清王』スバルとなって、間接的にロズワールの地位を追いやったり、本人が拒絶するほどにエミリアを心変わりさせたりし、ラインハルトらが突入した時にラインハルト自身が説得するも変わることがなく、ラムによって殺される。
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  • ゼロカラカサネルイセカイセイカツ
    • エキドナと契約し、自殺に躊躇がなくなり、些細なことでも自殺しようとする。『他人の心』を軽んじるようになり、エミリアを情緒不安定にさせ、ベアトリスを絶望させたりと元々精神状態が良くなかった仲間を滅茶苦茶にしてしまった。
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  • ゼロカラツギハグイセカイセイカツ
    • 記憶を取り戻す為、スバルは取り戻すことが出来ないのに、『死者の書』で取り戻そうしてエミリアたちを次々殺した。更にプリステラを水攻めにして、フェリスとラインハルトとプリシラ陣営を残して壊滅させた。そしてオットーを殺すためだけという、狂気じみた行動をしてしまう。
乃木若葉は勇者である鷲尾須美は勇者である

ゲーム編集

シリーズ編集

ロックマンゼクスアドベント
  • 普通にプレイする分にはバッドエンドには見えないものの、スタッフロールのラストで流れるBGMがの暗躍の際に流れるBGMになっており、それもそのはず、マニアモードのエンディングでは実は別の劇中に登場した人物が新たな世界の脅威となり、世界がこれからリセットされる事が示唆されている。
  • なお、ロックマンゼロシリーズからロックマンゼクスシリーズはロックマンXシリーズとロックマンDASHシリーズの間の出来事を描いた作品のため人類側にとってはどうあがいてもバッドエンドである(『ロックマンDASH3』が出ない事も含めて)。ちなみにこれとは対照的にインターネット社会の発展を描いたロックマンエグゼシリーズから流星のロックマンシリーズは機械と人間が共存したハッピーエンドを迎えている。
イレギュラーハンターX
  • VAVAルート。
  • ロックマンX』本編ではボスキャラクターだったVAVAを主人公として操作出来るという、本作の隠し要素。ラスボス戦はシグマではなく、エックスゼロコンビとの戦いになる。しかし、二人に勝利してもEDムービーでは結局エックスの反撃を受けて死亡。VAVAは自分自身が何をしたかったのかすら分からないまま機能停止するという、後味の悪い結末を迎える(ただし、シグマに回収される描写があるので、この後VAVAMK-IIとして蘇った可能性が高い)。また、VAVAルートは「もしもVAVAがシグマ側に付かなかったら」というifシナリオ扱いになる。

テイルズオブデスティニー
  • リオン・マグナスと戦うがかなりの強敵で、通常ならば倒せないが、レベルを上がると倒す事も可能。ただし本来「負けイベント」の戦闘なので、無理矢理倒したとしても、主人公らのその後が軽くメッセージで触れられた後画面がブラックアウト、タイトル画面に戻りゲームオーバー扱い。ゲーム的に何ら意味のない、自己満足的なやりこみ行為である。
  • リメイクのディレクターズカット版では、リオン視点で物語をプレイできる「リオンサイド」がある。通常ルート「スタンサイド」でリオンが離脱するまでのエピソードとなっているため、こちらもバッドエンドと言える。
テイルズオブ シンフォニア ラタトスクの騎士
テイルズオブエクシリア2
  • ラタトスクと同じくマルチエンディングシステムだが「選択が未来を紡ぐRPG」というジャンル名が示すように、ラタトスクより選択肢が大幅に増えており、主人公の行動が完全にストーリーに影響を与える。特にChapter15での選択肢によってはバッドエンドになる。
  • その内容としてはヒロインを助け、さらに世界を救うためにラストダンジョンに向かわないといけないが、ラスダンに行くためには兄を殺さないといけないという状況になり、兄ユリウスを犠牲にするかどうかの選択肢を選ぶことになる。その時、ユリウスをかばって拒み続けると、主人公がユリウスを守るため、他のパーティメンバーを皆殺しするという話の流れになる。
  • ちなみに、パーティーメンバーの方はユリウスから事前に自分を犠牲にしてラスダンに行くことを頼まれており、パーティーメンバーがユリウスを犠牲にしようとしていたのはそういう理由がある。このエンディングは「血まみれの兄弟」というタイトルであり、その内容は主人公がパーティーメンバーをすべて殺し、さらに兄は時空の因子化が進んで将来的には消え、何よりも誰もラスダンに向かわなかったことにより、ヒロインが救われない上に黒幕の野望が果たされるという最悪の結末を迎えることになる。ちなみに他のエンディング(ノーマル、トゥルー)でも必ず誰かをにしなければならないエンディングがある。

古城の死闘
  • 双葉社から発売された「悪魔城ドラキュラ」のゲームブック版。
  • ラスボスのドラキュラに挑む前にシモンが恋人のルーシーに噛まれていた場合、ラスボスのドラキュラを倒すと、シモンもルーシーと同様、吸血鬼となり、魔王ドラキュラは魔界への帰っていたと同時にシモン・ベルモンドは魔王ドラキュラ二世となってしまう。
Castlevania 暁月の円舞曲
  • 最終ボスのカオス(実際は主人公来須蒼真に集まった人々の負の心からなる混沌)に敗北すると対ユリウス・ベルモンド戦でユリウスに蒼真が「もし俺が自分との戦いに負けて魔王になってしまったら俺を殺してくれ」と約束したとおり、ユリウスが来て約束どおり魔王になってしまった蒼真を殺してしまう。
蒼月の十字架
  • バッドエンド1:ダリオ(2戦目)を倒してしまうと悪魔城脱出後に蒼真の体に異変が起き(その後どうなったのかは不明)、また本作中の「教団」のトップのセリアがどういうわけか謎の失踪をしている(本来倒すのはアグニという別のボス)。
  • バッドエンド2:セリアのもとへ行くと、主人公の蒼真の彼女である弥那がセリアの魔法で殺されてしまう(ちなみにこの弥那はドッペルゲンガーが化けた偽者)。そのことに激怒した蒼真に混沌が集まりだす、この時「ミナのおまもり」を装備していない状態だとそのまま魔王となってしまう。その後、ユリウスモードにて有角(正体は『悪魔城ドラキュラ月下の夜想曲』の主人公、アルカード)とユリウスとヨーコが、魔王と化した蒼真を倒しに行く。
  • ちなみに、装備した状態だと魔王になる直前に有角が「騙されるな!」と止めに入り、魔王にならずにすむ。
ギャラリーオブラビリンス
  • ブローネルに呪いをかけられているステラロレッタを普通に倒すとブローネルが自分の娘たち(実際はステラもロレッタもエリック・リカード(故人)の娘)を倒すのはやめてくれと頼み、ステラとロレッタを連れて去ってしまう。その後、悪魔城は崩れるが、ブローネルも倒せず、娘との再開を果たせなかったエリックの亡霊が心残りな表情を浮かべた後この世から去ってしまう。
  • ヴィンセントはゲーム中盤でヴァンパイアに咬まれヴァンパイア化するが、聖職者なので顔色が悪くなり、話し方が苦しそうにどもりながらの話し方となるだけで特にゲーム進行には支障がないため、そのままラスボスを倒すと悪魔城が崩れ、普通にエンディングが始まり、ステラとロレッタが亡霊ではあるものの実の父親であるエリックとの感動の再会を果たす。その後、シャーロットがヴィンセントのことをすっかり忘れていたのを思い出し、ジョナサンと共に探しに行き、ステラとロレッタも手伝いに行くが、その後、ヴィンセントが自分も浄化して欲しいとの旨のことを言いながら、苦しそうに後を追っていく。エンディングとしてはトゥルーエンドの別パターン(ヴィンセントの顔色と台詞が違うのみ)だが、ヴィンセントにとってはバッドエンドであろう。
月下の夜想曲
  • 悪魔城最上階にいるリヒター・ベルモンド(暗黒神官「シャフト」の魔術に操られているので「聖なるめがね」を装備して挑まないとリヒターを正気に戻せない)を普通に倒してしまうと、悪魔城は崩れるもののリヒターは当然絶命し、マリア・ラーネッドはリヒターの狂気の原因を探るべく結果の出ない旅に出てしまい、またアルカードも再び覚めることのない眠りについてしまう。そのため悪魔城の復活とリヒターの狂気の原因とドラキュラ復活を企むシャフトを倒すこともできずに終わってしまう。
奪われた刻印
  • 主人公シャノアが組織を裏切ったアルバスを追跡するのだが、アルバスとの決戦までに結晶内に閉じ込められた村人を全員助けていないと、戦闘後にシャノアの師匠「バーロウ」に殺されてしまう。助けているとイベントの後、マップ選択画面に戻りバーロウが待ち構えるエリアを選択出来るようになる。

ファイナルファンタジーX-2
  • ラストダンジョンの最奥部におけるヴェグナガンとの連戦中にこちらが全滅すると、バッドエンドムービーに突入する。
  • エネルギーを充填し終えたヴェグナガンが光線を発し、世界中を焼き尽くしてゲームオーバーとなる。
  • が、ぶっちゃけX-2のラスボスラスボス(笑)と呼ばれる程ラスボスにしては弱く、逆にバッドエンドを見る方が難しいとも言われる。
ファイナルファンタジーⅩⅢ-2
  • カイアス・バラッドはラスボスにしては珍しく自殺願望者(但し単純に死にたくて死ぬ訳ではなく、自分が死ぬ事に意味がある)なのだが、彼の心臓は女神エトロ(生物の生死や生命を循環させる女神)の心臓と連動している為、カイアスの死は世界の滅亡をも意味している。
  • ノエルはカイアスを倒す為ではなく超える為に闘ってたが結局カイアスの挑発に乗ってしまい殺害、又は挑発に乗らずともカイアス自身がノエルの腕を掴んで自殺した事で世界の滅亡が始まってしまい、セラも喪ってしまう。
  • これでカイアスにとっては漸く死ねてハッピーエンドかと思われたが、歴代のユールの執念で心臓を失ったまま生きる事になり、主人公にとってもラスボスにとってもバッドエンドと言う形になってしまった。
ファイナルファンタジー零式
  • 主人公は13人居るが、2人を残して全員死亡する……のはノーマルエンドで、このルートでは主人公達こそ死亡するが世界は救われている。
  • 問題のバッドエンドは物語の途中に「ルシとして戦うか人間として戦うか」を求められ、人間として戦うなら先述のルートに進むがルシとして戦うを選ぶとプレイヤーは強化され、最初こそ敵を簡単に倒せるがじわじわと強化された状態で湧き、遂に対抗出来ず力果てる。主人公達はおろか全世界が滅んでしまう結末を迎える。

魔界戦記ディスガイア
  • 同じ天使を傷つけた罪で大天使によって花に変えられてしまったフロン。大天使を信じ続け、魔界と天界の和解を訴えた彼女に対するこの処置にラハールは激昂し、大天使に挑みかかる。そして彼を殺害したラハールは、かつてフロンであった花を摘み取るとどこかへ消え去った。以後彼の姿を見たものはいない……。かなり見るのが面倒なエンド。
魔界戦記ディスガイア2
  • 遂に宿敵魔王ゼノンに挑むアデルたち。しかし今までゼノンだと思っていたのは実は偽物で、娘ロザリーこそが本物の転生した姿であることが判明。ゼノンとして覚醒したロザリーは、偽物を一蹴してアデルたちにも襲いかかる。やむを得ず彼女を倒したアデルだったが、守ると誓ったロザリーをこの手にかけてしまったことに絶望する。その瞬間、アデルはロザリーの遺体から飛び出したゼノンの力に飲まれて変貌。我を失いたちを喰い殺す。こうして新たな魔王が誕生したのであった‥‥。そのグロテスクさからシリーズを通して恐らく最も有名なバッドエンド。
魔界戦記ディスガイア3
  • 父の仇超勇者とその故郷人間界への憎しみに身を任せるマオ。自身の良心を葬り去り、仲間たちとも別れた彼は人間界へ単騎侵攻する。そんな彼の前に、マオではなく敵である超勇者の言葉を信じてしまったかつての仲間たちが立ちふさがる。それを退けたマオだったが、実は全て超勇者の策略であったことが判明。彼はマオを最強の魔王として覚醒させた上で倒し、永遠の名声を得ようとしていたのだ。最後にライバルのラズベリルだけがマオを信じようとするが、彼女はマオの目の前で超勇者に殺されてしまう。仲間も、ライバルも、自分の心さえも失ったマオは魔王として覚醒。喜び勇んで挑みかかってきた超勇者を瞬殺し、そのまま人間界も魔界も滅ぼすのであった……。まさしくバッドエンド。
魔界戦記ディスガイア4
  • ストーリーのボス戦に負けるとゲームオーバーではなくバッドエンドになる。結果として魔界の滅亡に繋がるようなものがほとんどだが、その割にはかなりコミカルなエンドが多い。

零~zero~
  • 正史EDで、主人公の兄が巫女の霊と一緒に崩れ行く屋敷に残る(そのまま死亡した模様)。
零~紅い蝶~(眞紅の蝶)
  • 紅い蝶ED:正史ED。霊に取り憑かれた主人公が、同じく霊に取り憑かれていた双子の姉を首を絞めて殺害。村の厄災は防がれるが、主人公はその後も罪の意識に苛まれることになる。
  • ED:別EDその1。姉を殺さずに取り憑いた怨霊を祓うことができたが、虚(闇と瘴気を発する黄泉の門のようなもの)に落ちかけた姉を助けようとした際にその中を見てしまい、目を失明してしまう。
  • 凍蝶ED:別EDその2でリメイク版の『眞紅の蝶』で追加。姉を殺さずに取り憑いた霊を祓ったかのように見えたが、完全には祓いきれてはおらず、双子でもいつまでも一緒にいられないという事実を拒む姉の想いと霊の狂気が混ざり合い、姉が主人公を殺してしまう。その後姉は誰もいない屋敷の中、主人公の亡骸を愛で続ける……。
  • 陰祭ED:別EDその3で『眞紅の蝶』で追加。強力な霊をなんとか倒し姉の元へ向かうが、既に虚は限界を迎えており二度目の「大償(おおつぐない)」という災厄が起こりつつあった。主人公は逃げようとせず、姉と一緒に死ぬことを選ぶ……(このEDはバッドエンドと取るかハッピーエンドと取るか人によって分かれる)。
  • マヨイガED:正式なEDではなくゲームオーバー扱いになるED。主人公は霊達にさらわれた姉を見捨てて一人逃げようとする。すると背後から姉の声が聞こえ、振り向くと……気付けばそこは初めに主人公が姉と共にいた場所。しかし、そこに姉の姿はなかった。
零~刺青の聲~
  • 一周目では3人の主人公のうちの一人が呪いにより死亡する。ただし二周目以降で、ある条件を満たせば生存することが出来、こちらが正史EDとなる。

サモンナイト
  • 魔王ルートが該当するが、内容が事実上のハッピーエンドに近いものなのでメリーバッドエンドの項目を参照。
サモンナイト2
  • カルマルート:主人公&兄弟子&ヒロイン(三人以外出撃不可)vs先祖から因縁が続くラスボスという王道展開。自分に有利な空間に誘い込み、何度倒しても復活する無限ループ状態のラスボスに苦戦する三人。せめて主人公だけでもと兄弟子とヒロインは彼(彼女)を外に逃がし、ラスボスが外に行かないよう主人公に空間の封印を頼む。主人公は泣いて謝りながら二人とラスボスを同じ空間に閉じ込め、二人を救う方法を探す旅に出た。
サモンナイト3
  • カルマルート:主人公が序盤から所持している魔剣を使い続けるとカルマルート突入(警告あり)。長らく争いを続けていた帝国軍との戦いが終結し、敵軍の将であり主人公の同期のアズリアと和解したのも束の間。アズリアの弟が所属する組織「無色の派閥」に隊員が皆殺しにされ、アズリアも派閥の長から主人公を庇って命を落としてしまう(この時男主人公でプレイしていた場合、アズリアが彼に想いを寄せていた描写が追加される)。
  • 怒りに駆られた主人公は魔剣の負の感情を受け入れ暴走、派閥を撤退させる。仲間達からは「次に魔剣を使うと憎悪に飲み込まれて取り返しのつかないことになる、二度と使うな」と諌められるも、皆を守るために魔剣を使うことを選択。圧倒的な力で派閥を蹂躙し一人残らず惨殺する(マップでは主人公のレベルがカンスト、魔剣効果により状態異常無効や暴走召喚可能など非常にチート)。この時の自我が薄れていくなか、主人公は仲間達を手にかける前に姿を消す。やがて大人になった生徒が恩師である主人公を探しに旅立つ。
サモンナイト5
  • カルマ値をためるか、クラスチェンジでカルマ用クラスにしてエンディングを迎えることで突入(カルマクラスで固定していると強制的にカルマルート行き)。
  • 禁術を取り込んで取り返しのつかないどろどろの姿になった幼馴染みと、彼に傷を負わされて自分の中にも禁術が巡っていくのを感じる主人公。彼の抱える闇を分かってあげられなかった後悔と、彼を見捨てることは出来ないという思いから、主人公は二人で一緒に眠りにつくことを決意する。幼い頃から一緒にいた義弟(妹)が断腸の思いで彼らを封印。
  • その後長い月日が流れ、見習いだった主人公の後輩が一人前になった姿を見せにやって来た。二人はとても穏やかな表情で、未だ結晶の中で眠り続けている。
サモンナイト6
  • カルマルートで三人目の主人公であるイストと最終決戦前に夜会話し、特定の選択肢を選ぶことで突入。特殊な環境で育ったイストは彼なりに仲間というものを理解しようとするが、結局それは叶わず主人公達を皆殺しにしてしまう。残されたイストは自分の中に芽生えた感情に独り苦悩することになる。
  • なお発売当初は選択肢がなく、最後にイストを選んだ時点でカルマ行き決定という初見キラーだった。因みに今作はカルマ値は影響しない。
  • 後に追加コンテンツで配信されたもうひとつの選択肢はハッピーエンドとなっている。

R-TYPEΔ
  • 最終ボスであるバイドコアを撃破すると、周囲に飛散した無数のバイド体が異層次元からの脱出を図る自機に追いすがろうとする。やがて追い詰められた自機は波動砲で空間に穴を開けることで実世界へと帰還を果たすのだが、R-13Aという自機を使用していると空間を突き破ることができずに脱出に失敗。バイドの樹が林立する暗黒の森へと引きずり込まれてしまう。後のR-TYPE FINALではある特定の機体を使用することでこの暗黒の森に行く事が出来るが、かつての英雄R-13Aは「暗黒の森の番犬」と化しており、プレイヤーの駆る自機に襲い掛かってくる。
R-TYPE FINAL
  • 夏の夕暮れ」:自機は地球に生還を果たす……人類の敵であるバイドに成り果てた姿で。
  • どこまでも」:未だに考察が続いている謎多きエンディングだが、「26世紀の未来の地球に流れ着いた自機を『外宇宙文明の兵器』と誤認した未来地球人が作り出した最終兵器こそバイドなのではないか? ではバイドをこの世に産み落とす原因となったのは我々自身なのか?」という一つの考察が存在する。

R-TYPE TACTICS
  • 地球軍編をクリアすると、プレイヤーの艦隊は漆黒の瞳孔に飲み込まれ、バイドに変質してしまう。後のバイド編では、自身がバイドと化しているという自覚の無いまま故郷の地球への帰還を目指すのだが、そんなことを知る由も無い地球連合軍の艦隊は彼らを敵と見なし攻撃を加えてくる。味方であるはずの地球軍からの攻撃に困惑するものの、降りかかる火の粉を払うかのように地球軍を蹴散らしながら一路地球へと向かう。
  • 行く先々で待ち構える地球軍の艦隊の中には、プレイヤーが地球軍の提督だった頃には配備されていなかった最新鋭の戦艦戦闘機もあり苦戦を強いられるが、様々な苦難を乗り越えてようやく地球への帰還に成功する。しかし、出迎えてくれる人々も帰るべき場所も無く、自身がバイドに変貌していた事にようやく気がついた彼らは失意を胸に地球を去っていく。だがバイドの殲滅を掲げる地球軍は彼らを追撃し、執拗に攻撃を加えていくのだった。
  • 因みにバイド編のパイロットやFCユニットの名前(初期設定)は一種のアナグラムとなっており、全て揃えると「気が付くと私はバイドになっていた それでも私は地球に帰りたかった だけど地球の人々は我々に銃を向ける」となる。
R-TYPE TACTICSⅡ
  • 当初は人類同士の戦いが繰り広げられる本作だが、後編ではバイド(前作のバイド編で地球に帰ってきた前作主人公たち)との戦いになる。Ⅱの主人公は前作主人公が変異したコンバイラリリルを倒すことには成功するも、彼らは突如正体不明の「琥珀色の空間」に飛ばされてしまう。
  • 最終的に琥珀色の空間の最奥部に潜む瞳孔を撃破したⅡ主人公の艦隊は前作同様にバイドに変貌してしまうが、前作とは違い、現実とも虚構ともつかない世界(平行世界?)に放逐され、同じバイド生命体や未知の戦闘文明、そしてバイドを完全制御する術を手に入れた超攻撃的文明(人類?)との戦いを繰り返していく。
  • 地球に帰る為に気が遠くなるような彷徨を繰り返していくうちにやがて自身の記憶も曖昧になり、故郷の地球ですら認識できなくなっていく。そんな彼らを待ち受けていたのは、「太陽ノ使者」と呼ばれる未知の存在であった。宇宙をつかさどる存在すらも打ち倒したⅡ主人公だが、結局地球への帰還が叶うことは無かった。前作以上に謎をはらんだ展開だが、それらの謎は解明されることが無いままエンディングを迎えることになる。
  • 一連の番外編のストーリーはバイドが長い年月を経て変質した鉱物バイドルゲンの中で渦巻く記憶の残滓であるとの説や、オープニングとエンディングで繰り返し映し出される工作機のバイドルゲン採掘シーンは人類とバイドによる終わりの無い戦いの輪廻を暗示しているのではないか、という説などが今なおファンの間で交わされている。

バースバイスリープ
  • 時系列の中ではシリーズ最古の物語である。それゆえ主人公のテラヴェントゥス(ヴェン)、アクアの3人の話はそれぞれ悲劇的なものになっている。
  • テラは敵に体を乗っ取られ、その鎧は「留まりし思念」として荒野に残り、ヴェンは自身の心の光と闇で構成されたχ(キー)ブレードを破壊したことにより心が眠りにつき、アクアは乗っ取られたテラを救おうと身を呈した結果、十数年もの間、闇の世界を彷徨うことになってしまった。
358/2Days
  • 本史主人公ソラのノーバディであるロクサスが主人公の物語であり、彼が生まれてからⅡの序盤の「夏休み」に至るまでを描いている。陰で進んでいた機関の陰謀により、友人関係の崩壊やその友人の1人であるシオンを自らの手で下し、最後にはディズにより偽りの記憶を植え付けられ、仮想空間でつかの間の「夏休み」を迎える、という話になっている。そして、Ⅱではある約束を果たせぬまま「夏休み」が終わってしまう。

第4次スーパーロボット大戦(S)
  • 最終シナリオでネオ・グランゾンが開始早々登場しているルートで「シュウと戦う」を選ぶとシュウが本作のラスボスを一撃で倒した後にネオ・グランゾンと戦う事が可能となるが、その後の地球は果てしない戦乱の道程を歩むというモノローグのバッドエンドとなる。選択制なので戦わない事を選べば通常の最終シナリオとして完結する。
スーパーロボット大戦F完結編
  • 本作はバッドエンディングが三つ存在する。一つ目の戦争継続エンドは、敵組織「インスペクター」の特使メキボスを倒して和平の可能性を断ってしまったというもので、第4次と同様に終わらない戦乱へ突入することが示唆される。
  • 二つ目は伝説巨神イデオンシナリオの再現で、イデが発動し全てが滅びる「イデエンド」が存在する。ただし、エンディングと言うよりは特殊な敗北条件を満たしてしまったことによるゲームオーバーという形に近い。
  • 三つめは新世紀エヴァンゲリオン渚カヲル関係のストーリーを再現した「未完のシ者」。同アニメ終盤の投げっぱなしな展開をも再現したシナリオになっており、後味が悪い、かつ意味不明と感じたプレイヤーが多かったと思われる。わざわざ専用エンディングが用意されていることからも当時のエヴァ人気が窺える、と言えるかもしれない。
第3次スーパーロボット大戦α
  • 本作にもイデエンドが存在するが、F完結編とは異なり二周目以降限定、かつ特定の選択肢を選ぶことで特殊シナリオ「銀河で君と」へ分岐する形となっている。また、このシナリオにしか登場しないキャラ(『伝説巨神イデオン』のメシア)が存在しているため、イデエンドシナリオをプレイしないとキャラクター事典を100%にすることができない。
スーパーロボット大戦Z
  • プレイヤー部隊の選択肢や行動次第でバッドエンドになるルートが存在する。手っ取り早くバッドエンドを見る方法は第58話で「メモリーを捨て、シティで生きる」という選択肢を選ぶことである。これを選ぶと黒歴史エンドへ分岐し、1万2000年前に起きた文明の破滅が再び繰り返されるという結末となる。
スーパーロボット大戦K

ときめきメモリアル
  • 館林見晴との唯一のデートイベントを見ると、卒業式で告白されないという彼女目当てからすればバッドエンド扱いになる(この状態でも他キャラからの告白は可能、というか発生条件が2人以上の告白条件を満たしていること)。
ときめきメモリアル セガサターン版
  • 他機種版では卒業式に女の子からの告白を待つだけ(無いとバッドエンド直行)だが、サターン版では主人公からの告白も可能、ただしハッピーエンド扱いにならないという、どうしてつけたか分からない仕様であった(そもそも伝説は女の子からの告白で無いと成立しないということになっている)。
  • しかしこのモードの真の見どころは、好感度が最悪のキャラに告白した時に女の子たちが主人公に対し、まるで汚物でも見るかのごとく断り吐き棄てる姿であり、藤崎詩織鏡魅羅は言うまでもなく、人当たりのよい虹野沙希までもが主人公に対しこれでもかとばかりに傷口に塩をなすりつけるセリフを吐く姿は必見である。まさしくドMホイホイである(主人公は何をしてきたかと言うと……。)
  • ちなみに『ときめきメモリアル4』でも特技「告白する勇気」で主人公から告白出来るのだが、こちらでも好感度が最悪のときに告白した時の反応は1に負けず劣らずである。なお他機種版を含めての話だが、バッドエンドで流れる早乙女好雄役のうえだゆうじが歌う「女々しい野郎どもの歌」はバッドエンドの代名詞的ソングとなっている。
  • ちなみに一部では、伝説の樹の下にいたのがお目当ての女の子ではなく美樹原愛とか早乙女優美とかだったりした場合もある意味バッドエンドと言われていたりする(もちろん2人を狙っている場合はその限りではない)。
ときめきメモリアル2
  • バッドエンド3人ヴァージョン
    • 主人公・坂城匠穂刈純一郎の3人とも告白されなかった場合に見られるバッドエンド。バッドエンドだが、ゲーム中で見るのが一番難しいエンディングと言われている。

実況パワフルプロ野球シリーズサクセス本編及びパワプロアプリサクセススペシャル
  • パワプロは野球ゲームであるのでバッドエンドかどうかは主人公が野球を続けられるかどうかで決まる。つまり芸能や農業の才能に目覚めてその道で活躍しても、結婚して幸せな家庭を築いても、シナリオの問題が解決しても野球を続けられない場合はバッドエンドである。
  • 逆に変な宗教に洗脳される、妹の病気が悪化する、決勝戦のあとにエースが失踪してしまう、元いた野球部を裏切りあるいは黒幕の誘惑に誘われエビルキャップを装備悪堕ちする、学校が廃校となり統廃合される等といった各シナリオの問題が解決しないといった場合でも野球が続けられるのであればグッドエンドである(ただし『パワプロ2013』の私立パワフル学園のみ学校が廃校してしまうとスカウト評価に関係なくバッドエンドになる)。
  • ちなみに帝王大学をプレイする場合、投手なら投球や的当てが野手なら打撃がうまければ強い選手を育成しやすいのは後味悪い四天王ルートと呼ばれるほうであり、プレイに自信があるプレイヤーからはこちらのルートを選ばれるパターンが多い。
  • パワプロアプリ及びサクセススペシャルではスカウトの評価以外にも所定の条件を満たさないとバッドエンドとなり強制的に育成が終了するシナリオが存在する(瞬鋭高校茂野吾郎をセットしていない場合の海堂学園高校(メジャーコラボシナリオ)、十門寺東高校討総学園高校、下記のパワプロクンポケットコラボシナリオの花丸高校フリート高校強化シナリオが該当)が選手登録は可能である。
  • 同じくアプリ及びサクセススペシャルの円卓高校の限定シナリオである「円卓高校 Braves of Round」では専用システムとして戦力ゲージが存在し3年6月第4週までに戦力ゲージが一定以下かつ甲子園決勝まで進んだ場合バッドエンドとなってしまい、甲子園球場に闇野]が仕掛けた罠により主人公や連合チームとしてともに戦った木場たち、さらには観客までもがソウルジェイルの影響で無気力になってしまい、主人公もすべての情熱を失うのだった……。なお、この場合はドラフト及びエピローグは一切発生しない(ただし二回戦までに敗北した場合バッドエンドに入らずドラフト及びエピローグが発生)が選手登録は可能。
  • 同じくアプリの花丸高校(パワポケコラボシナリオ)では、3年6月第1週にヒーロー戦で負けるか引き分けになると原作の展開通りバッドエンドとなりこの時点でサクセス終了となるためドラフト及びエピローグは一切発生しない(選手登録は可能)。上記の(吾郎をセットしていない場合の)海堂学園高校の紅白戦と異なり引き分けでもこの時点でサクセス終了となる(海堂の紅白戦の場合は引き分けでもサクセスは続行できる)。
  • 同じくアプリのフリート高校強化シナリオでは、3年7月4週に泡瀬満里南奪還をかけたゲノム大学(第46実験サンプル群)戦で勝利できなかった場合、ゲノム大の実験体にされてしまい花丸高校同様に同じく7月3週(支良州水産高校の場合はそれに加え7月4週)の他のシナリオの地区大会敗退と異なりドラフト及びエピローグは一切発生しない(選手登録は可能)
パワプロクンポケットシリーズ
  • 一部ルートで発生、便宜上グッドとされているだけで、実質バッドエンドしか存在しない。また正規のバッドエンドの種類も豊富でヒロインが病死、枕営業、封印、消滅、自殺。主人公が精神の異常をきたすなどバッドエンドの見本市と言えるくらい豊富である。また全くの余談だが作中最強クラスの暗殺者のホンフーのコードネームもバッドエンドである。
実況パワフルサッカー
  • ドラフトに相当するクラブからのオファーの電話でスカウトが一定評価以下だと「そば屋からの間違い電話」となりパワプロアプリ同様にエピローグが発生しないが選手登録は可能。
  • 海皇山高校では所定の条件を満たさないとストーリー中のリーグ戦に影響を及ぼしストーリーにも影響を及ぼす。
  • 紋星高校では所定の条件を満たした場合、主人公が悪墜ちしてしまうルートに突入する。この場合、スカウトの評価にかかわらずオファーの電話及びエピローグは一切発生しないがその代わり金特「エゴイスト」が入手可能。

女神異聞録ペルソナ
  • セベク編:迷いの森であるキャラへの返答を間違えるとボス戦後バッドエンディング。
  • 雪の女王編:かがみのはへんが8枚未満だとボス戦後バッドエンディング。
ペルソナ3
  • あるキャラを殺し、記憶を手放すを選択するとバッドエンドへ。
ペルソナ4
  • 「どうしてもテレビに落とす」を選択。:バッドエンド1
  • 6つの選択肢を間違える。:バッドエンド2
  • 真犯人の推理に3回失敗。:バッドエンド3
  • ノーマルエンドは一見綺麗な終わり方のように見えるが、トゥルーエンドで明らかになる事実を踏まえると将来的に破滅することが確定した結末である。
ペルソナ5
  • 尋問室であるキャラと取引に応じるを選択。:バッドエンド1
  • ベルベットルームであるキャラと取引に応じるを選択。:バッドエンド2


アクションゲーム編集

機動戦士ガンダム EXTREME VS.2 X BOOST
  • 本作のCPU戦をクリアするとスタッフロールが流れてゲームオーバー画面になるのだが、この時パイロットがゲームオーバー時の台詞を言うため、使う機体(=パイロット)によってはバッドエンドにも捉えられるようになってしまった(特にΖガンダムカミーユ・ビダン)。
  • なお、オンライン対戦で全勝しても同様にゲームオーバーの台詞を言う
ドラッグオンドラグーン
  • ゲームを進めていく順にA〜Eの5つのエンディングを見ることができるが、大方の予想を裏切って後のエンドになるほど悲惨・混沌・グロテスク・不条理が加速していく。実質コンプリートクリアが条件となるEエンドは新宿EDと呼ばれ、伝説となった。
ニーアゲシュタルト/ニーアレプリカント
  • 上記の『ドラッグオンドラグーン』の製作陣によって創られたゲーム。計4つのエンディングがあるが、設定資料集によりどのエンディングを辿っても最後にはバッドエンドとなることが判明した。
クロノクロス
  • ラスボスを特定の属性の順番で止めを刺さないとバッドエンドに。
コミックスゾーン
  • ラスボスとの戦いで、一定時間までに勝利しないとヒロインが死亡してしまう。無事に現実世界には戻れるものの、ヒロインを助けられず絶望する主人公というエンディングになってしまう。
爆ボンバーマン2
  • 最終ステージの中ボスに特定条件で敗北、または未クリアのステージが残っている状態で最終ステージに挑戦した場合。魔神サートゥスを死闘の末に倒し、憑依元のルキフェルスをも救い出した……かに見えたが、ルキフェルスは倒れ魔神が復活してしまい、条件を満たさなければ魔神が不死身であるという事実を打ち明けられてしまう。ルキフェルスの相棒リリーも助けに行くが望みは既になく、ボンバーマンとポミュは失意のまま戦艦を脱出する展開。
  • まあよくあるバッドエンド的な流れだが、最大の問題は公式では徹頭徹尾「ノーマルエンド」と言い張っている点かもしれない。前作『爆ボンバーマン』では、ゴールドカードを全部集めないとラスボスに逃げられてしまう展開になり、こちらはどう見ても「敵には逃げられたけどまあめでたしめでたし」な展開であるが、このエンディングは公式で「バッドエンド」扱いとされている。どう見てもあべこべである。
エルシャダイ
よるのないくに
  • 5つもEDが存在するが、ラスボスの撃破後、まず3つが主人公がアーナスがラスボスと同じ存在に成り替わる。残る2つもパートナーのリュリーティスがラスボスと同じ存在に成り替わるか、アーナスが問題そのものを放棄するかのパターンでどのエンディングも全く問題の解決に至っていない。
ドルアーガの塔 カイの冒険
  • 時系列的に『ドルアーガの塔』の前史に当たり、ドルアーガの塔は捕まったカイを助ける冒険として知られるので、この作品のEDは捕まって石になるエンド以外存在しない(でないと歴史的に成立しない)。
サンドラの大冒険 ワルキューレとの出逢い
  • こちらも『ワルキューレの冒険』の前史に当たり、結局サンドラはブラックサンドラ化してしまう。もっとも、エンディング中にワルキューレにより解放されるのでここに入るかは微妙だが。
ルイージマンション3
  • ゲーム序盤で物語の黒幕であるキングテレサに丸腰の状態で襲われる逃走イベントが発生するが、これに追いつかれると先に囚われていたマリオ達の後を追うようにルイージも絵画の中に閉じ込められ、ゲームオーバーになる。
  • 追跡スピードは意外に速く、さらに進行方向には障害物も多数ある上に一度でもキングテレサに接触すればアウトと地味に難易度が高めなので、人によってはゲーム開始直後にいきなりバッドエンドに突入なんて事も。
蒼き雷霆ガンヴォルト
  • ラスボスである紫電を撃破した後のムービーで、突如現れたある人物によりGVシアンは殺害されてしまう。その後エンディングが入りタイトル画面に戻る。
  • とある条件を満たした状態で紫電を撃破すると、ムービーの後タイトル画面に戻らず新たなムービーが入り真のラスボスと戦える。
  • この条件はバッドエンド後に同じデータをロードするとそれとなく教えてくれるのだが明確には教えてくれない為、最終的には自力で探し出す必要がある。
  • このシステムは続編である蒼き雷霆ガンヴォルト爪でも採用されているが、こちらは条件がかなり簡単になっている。
SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE
  • 修羅ルート:終盤に再開した義父「」の誘いに乗ってしまうとこのルートに突入する。主人公である「」は自身を止めるために立ち向かってきた物語の中で出会った者たちを無慈悲に斬り捨て、さらには義父すらもその手に掛け、人斬りの悦びに魅入られた人鬼「修羅」へと堕ちる。そして、エピローグでは人鬼と化した「狼」が舞台である葦名の人々のほぼ全てを殺戮したことが示唆される。
天地を喰らうⅡ 赤壁の戦い
  • 呂布撃破後のイベント戦で曹操を殺すを選択して、時間内に倒せなかった場合、バッドエンドとなる。
Conker's_Bad_Fur_Day
  • ラストでコンカーは一夜にして世界の王という不動の地位と巨万の富を手にしたが、その代償として最愛の恋人であるベリーを喪い酒浸りとなってしまった。
ELDEN RING
  • 狂い火の王:三つに大別されるエンディングのひとつ。本作の舞台である狭間の地の王となるため、祝福の導きに従い『巨人たちの山嶺』に足を踏み入れたプレイヤーは、祝福のそばに佇むあると出会う。男は「王となるために哀れな小娘を犠牲にすべきではない。正しい王となるのなら、険しき道を行くべきだ」と語りかける。示された王都地下への道を進み、数々の悍ましい敵(と落下死必至アスレチック)を掻い潜ることで、プレイヤーはとある存在と見え、強大な力を手にする。
  • 力を手にした状態でエンディングまで進むと、強制的に狂い火の王エンドを迎えることとなる。混沌の黄色い火で遍く境界を焼き溶かし、すべてを大きなひとつにする、という結末を迎える。そもそも作中で王を目指す大まかな流れとしては、狭間の地で王が管理するべきエルデンリング(ざっくり世界のルールの象徴と捉えると分かりやすい)が壊れてしまったので、散らばったエルデンリングの欠片を集めつつ、王になってエルデンリングを修復しよう、といったところである。つまりルールを敷いて狭間の地に秩序をもたらすことが大筋となるが、狂い火エンドはこれを否定するものである。
  • 男の勧めに従い『忌み捨ての地下』を下っていくと、当の哀れな小娘は各祝福にて「狂い火に向かうのは、やめてほしい」「生なき世界に、王などいるものか」と何度も切実に訴えかけてくる。その制止に耳を貸さず狂い火を受領すれば「混沌の王になるなら、貴方を殺す」とまで言われ、決別するに至る。このフラグを立てたまま狂い火の王エンドを迎えると、短い追加ムービーを見ることができる。なお忌み捨ての地下をスルーしてファルムアズラに到達した場合、彼女は先に使命を果たしてしまうため一連のイベントを見ることはできなくなる。
  • 狂い火の王エンドを回避するための救済措置も存在する。が、ラスボスよりもさらに強いボスを2体倒すことや、長いNPCイベントをこなすことが条件となるため、ハードルはかなり高い。そしてこの救済措置をもってしても、決別した彼女と和解することはできない。
  • 一応、狭間の地の一勢力として『狂い火こそが救済』と考える人々がいるため、彼らから見ればハッピーエンドという見方もできる。しかし狂い火関連のテキストやNPCは狂気的な(もしくは狂気にのまれていく)者が多く、他エンディングとの対比も含め一般的にバッドエンドと捉えられている。

アドベンチャーゲーム編集

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かまいたちの夜
  • ペンションで起きた事件の犯人が判明せずストーリーが進むと登場人物が疑心暗鬼に駆られてしまうルート。
  • 客やスタッフが何者かに惨殺されていく中、主人公自身も正当防衛とはいえ人殺しになってしまい、最後は恋人に喉を貫かれて殺される(血が画面上から降りてくるというグロテスクな演出付き)という凄惨な結末だが、分岐の関係上初回はこのエンディングにたどり着く確率が最も高い。みんなのトラウマ認定されている。詳しくはこちらを参照。
リトルバスターズ!
  • 棗鈴の個別ルートは主人公直枝理樹と一緒に逃避行をした先の田舎で追手に見つかってしまい、主人公と引き離されてしまう。さらにその時の経験が過去のトラウマを呼び起こし幼児退行を起こしてしまう……という形で強制的なバッドエンドとなってしまう。ただし、彼女は物語の根幹に関わる重要なキャラクターであり、すべてのヒロインのルートを攻略した後にプレイできるrefrainのハッピーエンドは、実質的に彼女のハッピーエンドとも言える展開となる。
  • 笹瀬川佐々美のルートは、彼女が幼い頃に生き別れた飼い猫クロが今際の際に創り出した虚構世界に理樹と一緒に召喚されるというものだが、彼女へのフラグが立たないと彼女だけ現実世界に帰還できずに、理樹以外の全員から「いなかったもの」として扱われるというバッドエンドが存在する。
STORM LOVER
  • バカゲー要素が強く、各攻略キャラに二つエンディングが存在するが、どのエンディングも明るく前向きなエンディングばかり。
  • しかし寅谷立夏ルートのみ片方にバッドエンドが存在する。
  • ルート分岐選択肢でお互いの心配よりも、今迄の病弱だった立夏の生き方の否定に走ると明るい作風の本作とはとても思えない陰鬱なムードが漂う中、本当に立夏が病死し、主人公と死別してしまう。
  • 戦争等を題材に取り扱う物を除いた乙女ゲームでは禁忌の展開となった為、他の攻略キャラの後日談DLCエピソードも各エンディングを取り扱った物だったが、彼のみ生存エンドのみのエピソードが配信される事となり、続編の2ndでも生存エンド前提と言う公式も取り扱い辛い事態となった。
  • が、本作の声優イベントで遂に彼のバッドエンドルートを主軸に取り扱った後日談が朗読劇として披露された。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル
  • 各ヒロイン毎に最低でも一つはバッドエンドが用意されてはいるが、陰鬱になるほど暗いエンドは少ない……はずなのだが新垣あやせルートだけはバッドエンドの数が尋常でないくらいに多く、しかもその殆どが選択肢やレコード選択のちょっとしたミスで(明確な描写や明言はないものの)、京介が殺されたかのようなエンドである。
Steins;Gate0
  • 今作は大きく分けて2つのルートに分岐し、それぞれが綿密に絡み合い物語を組み上げていく。
  • このルート分岐に大きく関わってくるのは牧瀬紅莉栖の記憶を持ったAI「アマデウス」からの着信である。そんな助手からの電話にホイホイ釣られてイチャイチャしようとするオカリンに待ち受けるエンドが私秘鏡裏のスティグマ(通称レスキネンエンド)である。
  • 過去に戻るためのタイムマシンは破壊、「アマデウス」も存在を抹消され、かがりは死亡・比屋定さん鈴羽まゆしぃも行方不明に。
  • 急速に第三次世界大戦へのカウントダウンが進む絶望的な状況の中、ダルは鈴羽との約束を守るためにタイムマシン開発を進めていくことを決意する。しかしオカリンはダルからの呼びかけに答えることが出来ず黒煙の登る秋葉原を遠目に崩れ落ちる。

シミュレーションゲーム編集

機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.
  • 原作では無かった幾つかのエンディングがあるがその多くがバッドエンドである。
  • エンディング№1は地球連合軍及びオーブ連合首長国歌姫の騎士団連合軍を全滅させた後、ザフトがネオジェネシスを地球軍月面基地へ発射させ、その後地球連合を滅亡へ追い込み世界を管理・支配し、地球はネオジェネシスに狙われる羽目になっていく。
  • エンディング№3はザフトはプラントに迫る核ミサイル部隊を殲滅するためにネオジェネシスを使用、その結果ガンマ線レーザーは核ミサイル部隊を殲滅した勢いのまま地球へと直撃、地球は壊滅状態に追いやられ、地球連合は降伏するがプラント側もその行き過ぎた所業で世界中からバッシングされプラント政権は解散させられる。
  • エンディング№4は地球軍の核ミサイルがいくつものプラントを破壊し、デュランダルや大勢の人々を虐殺した。そしてロゴスはプラント側の降伏を無視してプラントを全滅させるべく虐殺を続けていく。
  • キララクス達が戦死しているルートであるエンディング№5はミネルバが月面基地を制圧した後、何故かネオジェネシスが地球に向かって発射されてしまい、その後も月に滞在するミネルバには一切の処遇は送られてこなかった。そしてキラ達を殺していったシンは滅びゆく地球を見て何が正しかったのかをいまさらながら考えるがもう何もかもが手遅れである。
  • 同じルートである条件を満たすと発生するエンディング№6ではミネルバはザフトに追われる身となり、地球軍と戦いつつデスティニーガンダムを駆るレイを激闘の末に退ける。その後、地球軍とザフトの最終決戦が行われるものの双方とも決め手が無く膠着状態となり結局双方とも対話をせずに戦争は継続する羽目になり、ミネルバは歴史の表舞台には上がらなかった。
牧場物語 ミネラルタウンの仲間たちforガール
  • オープニングイベントで、牧場をやるかどうか聞かれたときに「いいえ」を連続で選択すると発生、あまりにド直球かつ「スローライフどこ行った」なとんでもないエンディングを迎える。
聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説
  • カオスルートでのみ発生。一つはショウかマーベルとの一騎討ちのあと主人公(オリジナル)が死ぬ。
  • もう一つはオリジナルの最終回(ロウルートではノーマル扱い)。判別不能なのが最後までショットが裏切らないもの。

シューティングゲーム編集

トリガーハートエグゼリカ
  • フェインティアと対峙するまでにコンティニューをしていると次に示すようなストーリーの終わり方となる。
  • フェインティアを撃破し、彼女の最後の足掻きも合流した姉妹機のクルエルティアによって防がれる。逆上したフェインティアはヴァーミス・エンダと合体し、クルエルティアを撃墜。エグゼリカはヴァーミス・エンダを撃墜するもクルエルティアは侵蝕されており、クルエルティアは最後の力を振り絞りエグゼリカを安全圏まで飛ばす(その後クルエルティアがどうなったのか不明)。
  • ちなみに、プレイヤーにエグゼリカではなくクルエルティアを選択した場合は立場が逆になる。
  • ゲーム上はノーマルエンド扱いだが、残されたほうは姉(または妹)の帰還を信じているものの、姉(または妹)が消息不明というシチュエーションのため実質的にバッドエンドとなっている。
ファンタジーゾーン
  • 『2』にバッドエンド(作中ではダークエンドと呼ばれる)が存在する。

格闘ゲーム編集

アルカナハート
  • 基本的にラスボスをタイムアップで勝利すると関東が崩壊する。『3』のみラグナロクを破壊できないと日本沈没。
ストリートファイターZERO3
  • ファイナルベガ戦、ほとんどのキャラクターでファイナルベガに敗北すると操作キャラクターがサイコドライブに取り込まれ、サガットステージの仏像がサイコドライブとして動き出し、サイコパワーによるレーザーが衛星を通じて一都市を攻撃、その都市は壊滅する。
  • ちなみにベガを操作して最後のリュウを倒しても同様のエンディングとなる。
究極戦隊ダダンダーン
  • 1コインクリアすると、スタッフロールにてダダンダーン達がNG集のごとく敵にやられる場面が流れ、最後はハッピードロッパーズが地球を睨むという、ある意味バッドエンドとも捉えられる内容となっている。

ロールプレイングゲーム編集

クロノトリガーロマンシングサガ3
  • どちらのゲームもラスボス戦で全滅すると、通常のゲームオーバーではなくバッドエンドに移行する。
LIVEALIVE
  • 中世編『魔王』、詳細はオルステッドの項目を参照。
  • 最終編、(1)ラスボスに敗北する、(2)とある主人公で条件を満たす(通称「ハルマゲドン」になる)場合。他にもエンディングパターンはいくつかあるが、基本的にトゥルーエンド以外は後味が悪い終わり方である。
ヴァルキリープロファイル
  • 全8チャプター(章)で構成され、行動ごとにピリオド(節)を一定数消費していく。その間に『評価値』が2回以上0になるか、基準以下の評価値でチャプター8を終了すると、上司であるフレイが登場し、主人公達を抹殺しにかかる。無論、勝っても負けてもバッドエンド。
  • いちおうA(トゥルー)・B(ノーマル)・C(バッド)に数えられてはいるが、実質的にはゲームオーバーである。むしろ伏線が何も解決しないBのほうがバッドという声も。
ドラゴンクエストⅠ
  • ラスボスりゅうおうと会話した際に取引を持ちかけられ、「はい」と答えると事実上のゲームオーバーである。
  • この時、「ふっかつのじゅもん」(パスワード)も出るが、入れるとレベル1でスタ-トである。以降のシリーズではゲームオーバーは存在しない(基本的に戦闘で全滅しても持ち金は半額になるが、そのまま復活できる)。また、リメイク版では夢オチで済み、街の宿屋で目を覚まして続行できる。
  • なお、この「はい」と答えたその後の闇の世界が『ドラゴンクエストビルダーズ』の舞台となる。また、同作でも同じ質問をされ、「はい」と答えると物語の最初に逆戻りするバッドエンドになるが、「GAME OVER」扱いでまたセーブポイントから再開できる。
ギガゾンビの逆襲
  • ゲーム冒頭で「みんなを助けて欲しい」というドラえもんの頼みを4回断ると、物語が始まることなくドラえもんが諦めて泣きながら去っていき、バッドエンドになる。
ゼノブレイド2 黄金の国イーラ
  • 本編『ゼノブレイド2』で断片的に語られた500年前の聖杯大戦の模様が描かれている。この戦いで舞台のイーラ王国は壊滅し、メインパーティの大半は悲劇的な結末を迎える。これをきっかけに主人公のシンは世界への復讐を決意することになる。
オーディンスフィア
  • 5体のラスボスに5人の主人公を正しい組み合わせで当てて勝たなければバッドエンド。特に獣にこの人を当てると……。
Undertale
  • 従来のRPGのように、立ちはだかる敵達を全て倒す(=殺害する)と見られる、通称genocide(虐殺)ルート
  • 全てのモンスターが主人公(及びプレイヤー)の手によって殺され居なくなった直後、プレイヤーの前に主人公にそっくりな人物が突如出現。とある選択肢を迫られるが、どちらを選んでもホラーな演出が入り、ゲームが強制終了する。
  • それから再起動をしてしばらく時間を置くとまたしても選択肢が出現し、特定の返答をすると全てのセーブデータが消失した状態でゲームが再開される。さらに、このエンディングを迎えた後にトゥルーエンドを迎えても、最後の最後になって全てが台無しになる後味の悪い結末に差し替えられる。
  • 明確にバッドエンドとは称されていないが、その恐ろしさやたとえセーブデータを消去しても自分がやらかした事を絶対に帳消しにできない後味の悪さから、ファンの間ではバッドエンドとして扱われている。
  • ちなみに、コンシューマ機版ではセーブデータを削除して再ダウンロードを行えば流石にこのフラグも消えるが、PC版では再ダウンロードではフラグが消えず、フラグを消すためには外部からデータを弄る必要がある
マギアレコード
  • 一部のイベントで選択を誤るとバッドエンドになる。
転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚
  • メインストーリー14章初級のヒナタ・サカグチに敗北すると、原作者描き下ろしのバッドエンドを見ることができる。
  • リムルがヒナタに敗北したことにより、ファルムス王国の魔国連邦への襲撃を防ぐことができず多くの仲間を失い、かろうじて生き残った魔物達も奴隷同然の扱いを受け、数年後に復活したリムルはこれに激怒。召喚に応じた悪魔や生き残った一部の仲間達と共に、この惨劇を引き起こした元凶であるクレイマン軍をナレ死させ、更にリムルの盟友である天災ともいえる竜種ヴェルドラも復活し、名実ともに人類の敵となったリムルにより世界は混沌の時代を迎えることになる。
  • この時のリムルの衣装も他とは違う特殊なものとなっており、後に「破滅之未来 リムル=テンペスト」としてプレイアブル実装されている。
  • 原作ライトノベルの時点で似たようなバッドエンドの可能性は暗喩されていたものの、ゲームオリジナルのまさかのバッドエンドに多くのファンが驚愕した。
アスピック
  • わたしはアスピック。えいえんのいのちをもつのろわれたへび。
ラジアータストーリーズ
  • 中盤までは主人公のドタバタ成長劇だが、終盤では人間vs妖精での戦争が勃発し人間勢力に味方をするか妖精勢力に味方をするかの2つのルートに分岐する…が、これがまたどちらのルートに進んでも後味が悪い結末を迎える。ざっくり言えば主人公が味方しなかった勢力が徹底的に滅ぼされてしまう。2つの種族を和解させるような完全なハッピーエンドは存在しない
  • 妖精に味方した場合しかヒロインが生存しない・分岐した時点でそれまで仲間にしたキャラが全員離脱し仲間にもできなくなる・人間勢力の仲間の方が強いという点もプレイヤーを心情的にもゲーム的にも悩ませる。

アダルトゲーム編集

Toheart
  • 佐藤雅史が誰とも結ばれないバッドエンドで登場、「僕たち友達だよね」と頬を染めながら主人公に言う姿に「これは『雅史エンド』である」という腐の付く方々の声も多い。ちなみに、続編では主人公が雅史ポジションの向坂雄二に「俺たち友達だよな」と迫るセルフパロディなシーンで終わる。
ToHeart2
  • 柚原このみルートの最後の選択肢で「このみは幼馴染み」を選択すると、このみに加えて向坂環にも告白されて「私達の戦いはこれからよ!」でエンディングとなる。
    • 特定のヒロインと結ばれない(「XRATED」ではHシーンが出現しない)という意味ではバッドエンドだが、幼馴染二人に迫られるというある意味おいしい展開であり「AnotherDays」では後日談の3Pシナリオが収録されている。
  • ルーシー・マリア・ミソラルートで選択肢を間違えると、彼女を失った主人公が発狂するバッドエンドとなる。
ToHeart2AnotherDays
  • 柚原春夏ルートは誰とも結ばれず、また最後はフラれてしまうのだが、他のシナリオのようにご都合主義や理不尽な展開が少なく、ファンからの相対的な評価は高いエンディングとなっている。
ToHeart2AnotherDays
  • ミルファルートは話の中盤、整備不良が原因で河野はるみ(くま吉)としての記憶(データ)が飛んでしまう。結局河野はるみの記憶が戻らないまま、ミルファと結ばれることとなり、ミルファと結ばれたのか、はるみで結ばれたか分からないあまり後味のいい結末にならなかった。ダンジョントラベラーズや各種OVAでは普通にメイドロボであることを明らかにしつつ「河野はるみ」と名乗っていることから、さらに設定がややこしいことになった。ADで結末をはっきりさせなかった為でもある。

Piaキャロットへようこそ!!
  • 1の主人公の妹木ノ下留美が夏休み期間中がストーリーで、彼女の8月31日が誕生日のため、誰とも結ばれなかったバッドエンド時には、主人公は留美の誕生日プレゼントを買いに行かされる羽目になり、セガサターン版ではムービーも入る。G.Oでは事実上メインヒロインに昇格、店長となるが、誰とも結ばれないバッドエンド時には主人公と一緒になって、主人公の弟を女装させるイベントが発生する。
Piaキャロットへようこそ!!2
  • 日野森あずさとのHシーンを見ると、バッドエンド(つまり、エロゲーなのにグッドエンドを見たければエッチするなという究極の2択)になる。
処女はお姉さまに恋してる
  • 高島一子が他の誰ともエンディングを迎えなかった場合は、彼女とのHシーンを経て、瑞穂が彼女と学校を出るラストで締めくくられるのだが、登場キャラで唯一スタッフロールが流れないなど、気づきにくいが、実はシナリオシステム上のバッドエンド。無論、一子シナリオの観点からすれば、正統なエンディングの一つである。
SNOW
  • バッドエンドが複数あるが、特徴的なものは北里しぐれSNOW)と、謎の少女SNOWPE)のシナリオ。前述のPiaキャロット2と同様、この二人のHシーンを見るとバッドエンドになってしまう。
遺作
  • 主人公の仲間が一人でも黒幕に捕まると、たとえ黒幕を倒して閉じ込められた廃校舎から脱出したとしてもバッドエンドとなる。他には、自暴自棄になった主人公の仲間が閉じ込められた廃校舎に放火して主人公を含め全員焼死するバッドエンドもある。
終末の過ごし方
  • 一部ルートで発生する他、正規エンドも便宜上グッドとされているだけで、実質バッドエンドしか存在しない。
リトルバスターズ!エクスタシー
  • 全年齢作品である『リトルバスターズ!』に18禁要素を加えた『リトルバスターズ!エクスタシー』では、各ヒロインにHシーンが用意されたが、神北小毬の場合はバッドエンドルートを選択しなければ観る事ができない。
Fate/staynight
  • 選択肢を誤ると基本的にバッドエンドに直行する。また、特定ルートでは正しい選択肢を選んで好感度を上げておかないと土壇場で黒幕にそそのかされたヒロインの手で殺される。バッドエンドになった後は謎空間「タイガー道場」でメタネタや裏話満載の「ヒントのような何か」を教えてもらえる。
    • これは同サークルの処女作「月姫」と概ね同じ仕様である。
  • Heaven's_Feelルート。
    • ノーマルエンドはヒロインを救うために身を挺した結果、帰らぬ人となった主人公を救われたヒロインが何時までも待ち続けるというある意味ではバッドエンドともとれる切ない終わり方となっている。
    • 闇堕ちしたヒロインと一騎打ちを挑み、己の全てを犠牲にして致命傷を与えるが廃人同然となる。」というバッドエンドのみは「これも一つの結末。」という点からENDとのみ表示される。詳しくはスパークスライナーハイを参照。
BibleBlack
  • 今は亡きゲーム会社、Activeの製作・販売したアダルトゲーム。アニメ版はハッピーとバッドエンドの中間の間のエンドだったがゲーム版ではメインヒロインである伊万里胡桃ルートのエンド以外はどれも悲惨なバッドエンドが多い。特に白い部屋エンドはかなり悲惨なオチである。当時の美少女ゲームとしては珍しく主人公にもボイスありで基本声優は江崎ブロダクション(現マウスプロモーション)の声優が熱演しており白い部屋エンドは主人公の声優の演技もあって悲惨度が強い。またヒロインの一人に刺されて復讐されたり主人公が闇堕ちしたりなど色々なバッドエンドがある。

ドラマ編集

仮面ライダーアマゾンズ season2
  • 主人公の千翼仮面ライダーアマゾンネオ)とその想い人・イユが、その存在を危惧した前作主人公のに殺害されるという結末。
  • 千翼自身は優しく正義感を持った少年なのだが、彼は人喰いの怪人であり、その細胞には人間を怪人に変える性質があった為、千翼がいかに善良な少年であっても、生かしておくわけにはいかなかったのである。
  • また、イユの失った心を取り戻そうとしていた千翼の願いは一応叶ったものの、人の心を取り戻したがためにイユは錯乱し、僅かに安らかな時間を過ごしたものの、間もなく絶命してしまう。千翼は結局彼女と結ばれることがないまま5歳弱の生涯を終えた
  • 更に怪人を自らの手で滅ぼすために人間を辞めたはずの仁は、愛する女性を不本意に孕ませた挙句、彼女とその息子である千翼を自らの手で殺すことになってしまった。
  • そして、すべての元凶である大企業の上層部は何の報いも受けずに暗躍を続けることが示唆される。
相棒シリーズ
  • テレビ朝日の大人気刑事ドラマで、これまで4人の人物が特命係の杉下右京の相棒として活躍したが、その中で以上の2人目の相棒神戸尊と3人目の相棒甲斐享の卒業の結末(最終回)がある意味バッドエンドとも捉えられる。
家政婦のミタゾノ
  • 一見ハッピーエンドに見えるオチでもラストで実は....という回が何回かある。

映画編集

ガメラ3 邪神覚醒
  • 内容全体は比良坂綾奈ガメラへの復讐劇を描くという超シリアスなもので、ガメラがイリスを倒して綾奈を改心させた直後、傷だらけの状態で大群のギャオスハイパーとの戦いに挑もうとする結末を迎えていた。
  • 配給収入の都合平成ガメラシリーズは本作で強制的に完結しており、本シリーズとしては根本的な問題が解決できない終わり方で打ち切りになってしまう。また、別作品とのコラボレーションでは、この世界の文明は崩壊してしまったという設定になっている。
ミスト
  • 有名なのは映画版のほうで、原作者のスティーブン・キングが「こっちにすれば良かった」と悔しがったほどのバッドエンド。突如町が霧に包まれ怪物が出現するというストーリー。主人公ら町の人々はスーパーに立てこもるのだが、住人たちは次第に狂気に陥り、異常なカルト集団と化してゆく。こんな町民に失望して主人公たちは町からの脱出を図るのだが……。
  • 結果として脱出に失敗し生還を諦めた主人公は、怪物に食われるよりはと自らの手で息子と仲間たちを射殺。自決に使う弾も切れたので主人公は「自分を殺せ」と叫びながら霧の中に飛び込むも、そこに現れたのは怪物を駆除する軍隊と救われた町民たちだった。諦めなければ救えたはずの息子たちを無為に殺したことを悟り、主人公は絶叫する……というあまりにも後味の悪い末路を遂げる。
スターウォーズ エピソード3 シスの復讐
アメイジング・スパイダーマン2
  • 前作で叔父とガールフレンドの父親を失い、本作の終盤では守るべきガールフレンドまでも失ってしまう結末を迎えてしまった。
  • 更に救えないのは、打ち切りで次回作が白紙になった事によって劇中で暗躍するヴィラン達との決着をつけられないまま物語が強制終了してしまった点であろう。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
サンゲリア
  • クルーザーがニューヨークの入り江に漂着し、警官が中を調べたところ、中にいた男に噛まれて死亡してしまう。男はそのまま海に落ちて行方不明になる。クルーザーの持ち主の娘であるアンは事件に興味を持った新聞記者ピーターと共に、父親がいるカリブ海のマトゥール島に向かう。途中バカンス中の夫婦ブライアンとスーザンと出会い、一緒に向かう。だが島では疫病が流行っていて、その疫病とは死んだ人がゾンビとしてよみがえり、生きた人間を襲い肉を食らうというものだった。さらに噛まれた者も感染してゾンビになってしまう。土葬だった島のため、島中に埋葬されていた死体がよみがえり、病院内で疫病で死に安置されていた死体もよみがえり、ゾンビたちが迫ってくる中、スーザンが犠牲になる。さらにブライアンはゾンビ化したスーザンに噛まれてしまう。なんとか島から逃げ出したピーターとアンとブライアンだが、ニューヨークに向かう途中にブライアンはスーザンに噛まれた傷が元で死んでしまう。ピーターとアンはブライアンがゾンビとしてよみがえるのを察して証拠として閉じ込めて連れていくことにする。ピーターが気分転換にラジオをつけると、ニューヨークはゾンビだらけになっていたことがラジオのDJの話でわかったところでエンディングになる。
  • この作品に限らず、ゾンビ映画は大半がバッドエンドである。
バイオレンスレイク
  • 恋人スティーヴと湖に旅行に出かけたジェニーが、地元の不良少年グループと出会い、迷惑行為をする少年たちをスティーヴが注意したことで彼らに因縁をつけられ、車のタイヤをパンクさせられるなどの嫌がらせを受け、それに怒ってスティーヴが抗議したことで彼らに追いかけられたうえに捕まり拷問される。拷問を受けて重傷を負ったスティーヴを連れてジェニーは逃亡するが、スティーヴは逃亡中に死亡。ジェニーはなんとか森を抜け出し、近くの民家でパーティーをしていた住人たちに助けを求めるが、彼らは不良少年たちの両親たちであり、その家は不良少年のリーダー・ブレッドの家だった。帰ってきたブレッドたちの嘘「他所の町から来た女に仲間が殺された」を信じて、父親たちは「警察はいらない。俺たちで始末をつける」とジェニーを地下室に連れていき殺害した。
  • 無軌道な少年たちが一組のカップルに向けて繰り広げる「殺戮ゲーム」が、次第にエスカレートし歯止めをなくしていく様子を容赦ない描写で描き、必死に生き延びたヒロインに目を覆いたくなるほどの悲惨な最期を与えた結末は、見た者に強烈なトラウマとインパクトを残さずにいられない最悪の鬱映画。
貞子vs伽椰子
  • リング呪怨のクロスオーバー映画。2人の主人公の周りの人間が次々に呪い殺されていく中、凄腕霊媒師の「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ!」という作戦に望みをかけて入念な準備をした上で貞子と伽椰子をぶつけることには成功するも、相殺されるどころか2人の魂は融合してしまい、作戦を発案した霊媒師は下半身を吹き飛ばされ死亡、最悪の悪霊が誕生しインターネットを通じて世界中に呪いが拡散されていく…という完全に取り返しが付かない収束不可能な事態に発展し物語は終了。ホラー作品自体、救いがない結末を迎えることが大半だが本作はそれが特に際立っている。


その他編集

バイオハザード ~運命のラクーンシティー~
ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀 Chapter.3

放送ハプニング・アクシデント編集

龍馬伝(2010年大河ドラマ)
  • 主人公坂本龍馬が最後に何者かの手によって暗殺される……大河ドラマでは最終回においてこのような展開は事実をなぞる性質上珍しくなく(織田信長では本能寺の変でもはやお馴染み、逆に伊達政宗のように生涯を全うする年もある)、そして史実での龍馬の最期を考えれば、この結末は前もって分かっていたことである。
  • これがバッドエンドである真の理由は、最後のシーンで愛媛県知事選挙の当選を伝えるテロップが映され、感動の場面が台無しとなってしまうという、別の意味で視聴者にとって印象に残る結果になった。また、この知事も本人に責任が無く、意図しない形で、当選した瞬間に全国デビューなバッドオープニングになってしまった。
  • なお再放送の際も新幹線運転再開のテロップが流れている。当然NHKには抗議が殺到した。ちなみに愛媛県は龍馬の地元高知県の隣県であり、大河ドラマでブームとなった高知県を妬んだ愛媛県の嫌がらせ行為である、というネタが当時高知の地元の新聞でもネタにされたことがある(また当時のNHK内部で制作局と報道局との間に大きな確執が存在していたとの憶測が流れた事もある)。
ミンキーモモ(初代)
  • 別名「呪われた最終回」。主人公モモが交通事故で死ぬという展開も充分衝撃的なバッドエンドだが、関東で放送の際運悪く地震が発生。その速報テロップが流されることになる。局に抗議が殺到し、翌週再放送となるが、この時も地震が発生。新シリーズの最終回でも同様の事件が起こり、『ミンキーモモ』の最終回では地震が必ず起こるという都市伝説が広まることになる。
  • ちなみに続編の最終回は、夢も希望もなくなった世界で、エイズで子供を産めなかった両親の夢そのものの化身であったモモが、2人の夢を叶え世界中の人々の夢の行く末を見守るために、消滅覚悟で地上に残ることを選ぶと言う悲しいエンド。
  • ただし、初代の結末ではあくまで『人の夢を叶えてあげるのではなく自分の夢を叶えるため』に、魔法の世界の住人であることを止めて人間に生まれ変わるという流れなので、厳密に言えばバッドエンドではなく、一応は希望に満ちた締めくくり方になっている。
SchoolDays(アニメ版)
  • niceboat.
  • 最終回が事前に起きた猟奇殺人事件の影響で放送中止となる視聴者的なバッドエンド。無論、放送中止になっただけあり、内容そのものもヒロインが主人公を殺すという凄惨な内容のバッドエンドであった。局などにはもちろん抗議が殺到したが、後にその最終回がCSなどで放映された際には前述の内容から「放送中止で正解」「文句言ってゴメンなさい」とまで言われることになる。
  • なお原作となったゲーム版におけるバッドエンド自体、主人公とヒロイン2人が流血沙汰により死亡するという陰惨な内容で、3種類しかないはずのバッドエンドが一番有名なエンディングとして知られているほど。アニメ版のバッドエンドもその影響下によるものである。
カードキャプターさくら
  • 衛星放送でのCCさくらの最終話の初回放送で起きた悲劇である。物語は通常通り放送され、内容も映画版に続くという全てに決着したわけでもないが、その点では大して問題なかった。ただ、この番組の直前に放送された大相撲中継で取組が長引いたため、18時終了のはずが2分延長されたことから、特に後で帰宅して(録画時間の余裕をもたせずに)録画しておいたビデオを見た人は感動のラストシーンを観ることがきなかった(当時は前番組の延長などで放送時間が変更になった際の録画時間の補正機能はなかった)。
ウルトラマンコスモス
  • 最終回の内容より、主演俳優をめぐる二転三転したトラブルで名前を残している。
  • 最終回直前に主演俳優が逮捕される事件が起きて一度は放送中止に追い込まれたが、主演俳優の出番をカットし編集したものを最終回として放映する。
  • しかし後に主演俳優の一部冤罪が明らかになり不起訴処分になったため、改めて主演俳優が出演した最終回を放送している。こちらは従来のウルトラシリーズと同じくハッピーエンドで締めくくった。
仮面ライダーディケイド
  • ライダー大戦の世界。剣崎一真本編とは似ても似つかぬ人物に変貌したり、これまで旅してきた世界のライダー達が自身の護身の為に戦い消滅する……と言うのは建前。
  • 最終回は全くオチがつかず、話が終わらないまま本編は終了した(白倉伸一郎は第一話にループすると述べている)。その後、映画の告知が始まり、「結末を見たければ映画を見ろ」と言わんばかりの最終回で、BPOに苦情が殺到した(夏未完)。
  • そしてあろうことか、肝心の映画もテレビの内容とは辻褄が合わず、先述の告知で流された映像も全く使われず(ファンは嘘予告と認識)で、ファンの更なる怒りを買う事となった。関東地方のみの再放送では最終回が第一話にループする様、編集されている。

感動のバッドエンド編集

ウルトラマン
  • ゼットン星人科特隊基地が襲撃された上、ウルトラマンが為す術もなくゼットンに終始圧倒されて力尽きてしまう。ゼットンは科特隊の無重力弾に撃破され、倒れたウルトラマンは迎えに駆けつけたゾフィーに光の国への帰還を命じられるものの一体化したハヤタ隊員を二度と死なせたくないから新しい命を与えてほしいと懇願した結果で彼と分離してもらって光の国へ帰還した。
  • ゾフィーの「地球の平和は人間の手で掴み取ることに価値がある」とは地球は如何なる困難でも異星人に頼らずに地球人の手で守らればならないことを意味しており、そのメッセージは後のシリーズに影響を与える。
ウルトラマンダイナ
  • 終盤、主人公仲間達を含む全人類にウルトラマンダイナである事を知られてしまう。そして決戦の末にラスボスの撃破には成功したが、同時に発生したブラックホールへ吸い込まれて消息不明になってしまった。一応、主人公が死んだはずの父親と再会する様子や、仲間たちが宇宙の彼方に旅立った主人公に追いつく決意をするシーンも用意されているが、「ブラックホールに飲み込まれたのだから生きているはずがない」「主人公が父親と再会できたのは死後の世界だから」「もし生きていたとしても、ダイナとしての正体がバレているので地球へは帰れない」という解釈が生まれ、かえって絶望した視聴者も多い。
  • ウルトラシリーズではウルトラマン以降の唯一のバッドエンドと言えるが、主人公はその後、宇宙を旅しながら生きていた事が判明しており、後のシリーズで度々客演している
ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン
勇者のくせになまいきだ。
  • 魔王を打ち倒すべき勇者は倒れ、王は殺され、地には魔物どもが溢れかえり、世界は闇に包まれるというどうあがいても絶望的なバッドエンドを迎える。だがしかし、その光景に多くの破壊神たちが感動するという……。 
GODZILLA(アニメ映画)
  • ギドラが打倒され、生き延びたアラトラム号乗員たちはフツアの文化の中に馴染んでいった。しかし、主人公のハルオ・サカキは自分の存在と自らが抱くゴジラへの憎しみがある限り、ギドラ復活の可能性が消えないことを自覚していた。
  • 最終的にハルオは身重の妻を残し、廃人となった幼馴染と共にゴジラへと特攻。自らの死と引き換えに憎しみを消し去ったことでギドラ復活の可能性は消滅し、同時に人の憎しみから解き放たれたことで「ゴジラ」は「怪獣」ではなくなり、ある意味滅ぼされる形となった。
  • 主人公が自らを犠牲にギドラとゴジラを倒したハッピーエンドとされているが、ギドラはともかくゴジラに関しては「概念的に勝利した」だけで生物学的には全く無事である(少なくともゴジラ側に敗北したという認識は全くない)為、見ようによっては「身重の妻を残して元カノと心中した」というバッドエンドと言えなくもない。



テンプレート編集

作品名
  • どんなバッドエンドかを書く所

関連タグ編集

胸糞絶望 鬱展開 そんな時くらい、シリアスにさせてくれよ。

逆張り……未熟なバッドエンドの場合はこれに当てはまる場合がよくある


陵辱NTR:これらに分類されるアダルト作品では、ヒロイン(や男主人公)ポジションのキャラクターはほぼ確実にバッドエンドを迎えるのが運命同然になっている。

歴史系作品:主人公が歴史の勝者側の人間ならばハッピーエンドルートだが、敗者側の人間だとどうあがいてもバッドエンドルートである。

例:水滸伝真田十勇士三国志演義

また勝者側でも後の歴史を思うと……な作品も存在する。


各種エンディング

ハッピーエンド グッドエンド トゥルーエンド ビターエンド メリーバッドエンド


最後の展開

衝撃のラスト オチ 未完 打ち切り


バッドエンド定評がある脚本家

富野由悠季 冨岡淳広 虚淵玄


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