概要
木材を伐採・加工するための道具。幅広の刃に対して垂直に柄を付け、重みを利用して振るうことで、木の繊維を断ち切る。
また武器としても用いられ、大きさ(面積)が剣や槍に比べて大きい為、見た目のインパクトで相手を委縮させるという2次的な効果もある。
なお、実際に武器として扱う場合には……
- (特に工具としての斧を転用した場合)リーチが短く攻撃手段が単調になりがちである。
- 重心が手元から大きく離れているため(同重量の刀剣と比較して)連続攻撃に向かない。
- 振る刃物の宿命として、振る向きと刃先の向きを一致(この一致させる行為を刃筋を立てる、通すと呼ぶ)させないと威力が減衰し、破損の可能性が高まる。
以上のような欠点も存在する。
手斧は災害時に救助用具(所謂ブリーチャー・エントレンチツール)としても使用され、窓や扉、壁等を破壊する、バール代わりにこじ開ける、等の様々な状況で活躍している。
国によっては消火器と並んで各所に設置されている場合もある。
早期警戒機や電子戦機にも積まれ、不時着時は脱出用に使われるだけでなく、機密情報消去の為にプログラムを消去したコンピューターを更に物理的にも破壊する事がマニュアルで定められている。
創作物での扱い
創作作品においては上述通り、見た目のインパクトなどからキャラクター差別化の意味合いで採用されることがある。
その場合、手斧形状で登場することもあるが、所謂"巨大武器"として比較的登場することが多くなっている。扱われ方としてはハンマーや大剣のように扱われ、大重量にかかわらず乱舞攻撃を繰り出したり体を回転させて周囲を切り裂いたりするなど、夢のある表現もあまり珍しくなく表現されている。
その際、設定としては魔法の力による斧の軽量化または使用者自身の筋力増強化される場合や、特殊な金属・加工技術によって見た目に反して軽いなどのパターンが見受けられる。
以上のことから見た目と実際の筋力が一致しないという設定が可能なファンタジーワールドであれば、巨大な斧を可憐な美少女が振り回す、などという見た目アンバランスな組み合わせもある。
種類
工具としての斧は種類に関わらず単に「斧」とタグ付けされることが多い。
名称 | 解説 |
---|---|
アックス | 木を伐採するための斧。木の繊維を横から切断するため、刃は薄く鋭い |
ハチェット | 手斧。片手で扱える大きさで、枝を払ったりするのに用いる |
モール | 薪割り用の斧。木の繊維を縦に割り裂くために刃が厚く楔状。スプリッティング・アックス |
鉞(まさかり) | 製材用の刃先幅が広い斧。はつり |
鉞(えつ) | 古代中国の青銅製大斧。斧頭の重さは6kgに達するものもあり、罪人の処刑に使用された。鉞(まさかり)とは別のもの |
石斧 | 石で斧頭を作ったもの。石器時代には大切な道具 |
バトルアックス | 工具の斧(アックス)と区別するための名称。戦闘用の手斧 |
フランキスカ | 投擲用の手斧、フランシスカとも |
トマホーク | アメリカ先住民族の手斧。投擲して武器として使うが、日常生活の道具でもある |
ブージ | インドの斧。棍棒の先に特殊な形状の片刃ナイフを組んで斧としたもの |
ポールアックス | 槍に斧を付けたもの。斧の部分は鎧の上から打撃を与えるために使用 |
ハルバード | どちらかと言えば薙ぎ払いに特化した槍であり、矛槍に分類される |
ルーンアックス | ファイナルファンタジーシリーズで最強クラス(または2番目に強い)の斧といえばこれ |
ピッケル | 登山用のツルハシに似た斧 |
防火斧(Fireaxe) | 前述した災害時用の救助工具。米製のゾンビ映画などのパニック物でお馴染みの真っ赤な斧(別に返り血とかではなく、災害用として元から赤く塗装されている)、と言った感じで創作では圧倒的に「偶々近くにあった武器」として登場する事が多い |
文化
権威の象徴
斧は古来から権力や武力など力の象徴と考えられ、紋章のモチーフとして用いられる。また、漢字の「王」の字は斧の形に由来するという説がある。
古代ローマの高位公職者の周囲にはリクトルという護衛官が配置されており、彼らは柄の周りに棒を巻き付けた斧(あるいは斧を括り付けた棒の束)「ファスケス」を持ち歩いていた。実用的な武器・処刑用具というよりは人々を束ねる者の権威を表す儀杖に近いもので、日本語では儀鉞、束桿、権標などと訳される。また、このファスケスが「ファシズム」の語源とされている。
神話・宗教・信仰
神話において英雄が斧を使った話は数多く存在するが、飽くまで当たり前の道具という扱いなのか、その人物を代表するエピソードとして扱われることは稀であり、剣や槍などに比べ名のある特別な武器として登場することもほとんど無い。しかし彫刻や絵画で斧を持った神が描かれるものは少なくない。
振り下ろす動作が天から落ちる雷と結びつけられたのかは定かではないが、多くの神話や宗教において雷神が斧を持つとされ、雨による土砂崩れや落雷で大木が倒れるなどして出土した石器時代の石斧が雷神の落とし物「雷斧」と考えられたこともある。
古代の宗教には生贄を捧げる為の重要な道具であり、紀元前2000年頃に栄えたクレタ島のミノア文明では両刃斧(ラブリュス)やそれを模した装飾品が最も神聖な神器とされた。
日本では古くから樹木の伐採に用いる斧の側面に3本と反対側に4本、計7本の筋彫り「七つ目」が施されていた。7本の筋で七柱の神を祀っている、「三を四ける=身を避ける」で危険を回避するなど理由は諸説あるが、概ね林業や山仕事での安全を祈願するためのものと考えられる。これを示す根拠として、すでに伐採された材木を加工する斧には七つ目が少ない事が挙げられる。
故事成語、成句
巨大な車に対して鎌を振るうカマキリのように、自分の実力も顧みず無謀な勝負を挑むことの例え。
古代中国でカマキリの前脚を斧に見立てていたことに由来する。
おじいさんの古い斧(Grandfather's old axe)
英語の成句。何度も部品を取り換えた新しい斧を「祖父の代から使っている古い斧」だと言うある種のジョーク。
構成要素が全て入れ替わった場合それが最初と同一のものだと言えるのか、というパラドックス「テセウスの船」の一例として扱われる。
関連キャラクター
歴史上の人物
- エイブラハム・リンカーン:アメリカ合衆国第16代大統領。開拓農民の家に生まれ斧の扱いに長けていた。
- エイリーク1世:中世のノルウェーおよびノーサンブリア王国の国王。血斧王エイリーク(Eric Bloodaxe)の異名を持つ。
- ジョージ・ワシントン:アメリカ合衆国初代大統領。幼少期に斧で桜の木を伐採した逸話がある(後世の創作である可能性が高い)。
- 徐晃:中国三国時代の武将。『三国志演義』をはじめとした後世の作品では大斧を愛用する。
- ユライ・ヤーノシーク:スロバキアの盗賊。3人の魔女から斧を授かったとされる。
昔話、神話、伝承、ファンタジー全般
- ギルガメシュ:メソポタミア神話の英雄。戦闘時、90kg以上の斧を装備していた。
- 金太郎:日本の昔話に登場する人物で、坂田金時の幼名。「まさかり担いだ金太郎」の一節はあまりにも有名。伝承では雷神の子(あるいは龍と山姥の間に生まれた子)とされる。
- 金の斧の女神/ヘルメス:鉄の斧を泉に落とした木こりに金の斧銀の斧を落としたかと問い彼の正直さを試す。
- シャンゴ:ナイジェリアのヨルバ人に伝わるオリシャ(神霊)。両刃の斧を持つ雷神。
- ドワーフ:ヨーロッパの伝承に登場する妖精。近代以降、多くのファンタジー作品で斧使いとして描かれる。
- パラシュラーマ:インド神話に登場するヴィシュヌ神の化身。シヴァ神から授けられた「斧(パラシュ)」を手にしてクシャトリヤを殲滅した。
- ベルセルク/バーサーカー:北欧に伝わる狂戦士。現代のゲーム作品の多くで斧使いとして描かれる。
- ポール・バニヤン:アメリカ開拓民のトール・テール(与太話)に登場する巨人の木こり。巨大な斧を持ち一夜にして山ひとつ分の木を伐採する。
- ミノタウロス:牛の頭部を持つギリシア神話の怪物。クレタ島の迷宮に封じられた神話と上述のラブリュスが結びつき、斧使いとして扱われることが多い。
- レッドキャップ:イギリスに伝わる危険な妖精(アンシーリーコート)の一種。斧を持って相手を切り付ける。
漫画、アニメ作品
- ガンダムシリーズ
- ザク:『機動戦士ガンダム』に登場するジオン公国のモビルスーツ(ロボット)。近接武器にトマホークをモデルにした「ヒートホーク」という武器を持つ。後続の系列機にも斧状の近接用武器が装備されている。
- ドライセン:『機動戦士ガンダムZZ』に登場するネオ・ジオンのMS。「ビームトマホーク」を装備しており、ビームランサーの柄と接続することで高出力化が可能。
- ボリノーク・サマーン:ネオジオンのMS。手斧型のビームトマホークを装備。
- サザビー:『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』に登場。新生ネオジオンのシャア専用MS。ビームトマホークは出力を上げることで大型のビームサーベルとしても使用可能。設定のみだがトマホーク本体をヒートホークとすることもできる。
- ギラ・ドーガ:『逆襲のシャア』における量産型MS。「ビームソードアックス」は剣、ピッケル、斧の機能を使い分ける。
- ランバーガンダム:『機動武闘伝Gガンダム』に登場するネオカナダ代表のモビルファイター。木こりモチーフの外見通り実体斧「ランバーアックス」を武器とする。
- ペズ・バタラ:『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場する木星帝国のMS。胴体の大部分が高出力の「ビームアックス」発生器となっている。
- コルニグス:『クロスボーン・ガンダム』の続編『鋼鉄の七人』に登場する木星帝国の新世代型MS。ビームライフルの銃身にビームアックスを搭載する。
- ディキトゥス:コルニグスと同じ木星の新世代型MS。ビーム発生器を4箇所備えた大型ビームアックスを持つ。
- シナンジュ:『機動戦士ガンダムUC』のMS。サザビーの後継機であり同様のビームアックスを装備。2本を繋げてビームナギナタに、回転させればごく短時間ではあるがビームシールドとして使用可能(OVA未登場)。
- グレイズ:『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』に登場。接近戦における主兵装は実体斧「バトルアックス」。同系列のMSにも標準装備されている。
- ガンダムグシオン:『鉄血のオルフェンズ』に登場するガンダム・フレームタイプのMS。斧とフレイルの複合武器「グシオンアックス」を持つ。
- ガンダムグシオンリベイク:鉄華団に鹵獲後タービンズによって改修されたグシオン。柄の長さを調節可能な長斧「グシオンリベイクハルバード」が主武装。
- ゲイレール:グレイズ配備以前にギャラルホルンの主力だったMS。近接武器に盾の機能を併せ持つ斧「シールドアックス」が使用される。
- アンカー/F89:『機動戦士クロスボーン・ガンダムDUST』の主役機およびそのベースとなった試作型MS。前者は手斧に実体銃を組み合わせた「アックス・ガン」、後者は大型斧とライフルを組み合わせた「アックス・ライフル」を装備。
- ゲッターロボシリーズ
- ゲッターロボ:ゲッター1系列の機体が伝統的に斧を使用する。
- ゲッター1:片刃の手斧「ゲッタートマホーク」を装備。接近戦の他、投擲技「トマホークブーメラン」に使用する。
- ゲッタードラゴン:トマホークが両刃に強化。二刀流で「ダブルトマホーク」、柄を伸ばした「ロングトマホーク」といった派生も存在する。
- ゲッター號:TVアニメ版で鍔部分が斧となった長剣「磁鋼剣ソードトマホーク」が登場。
- 真ゲッター1:ゲッタートマホークがハルバード状の両手斧となっている。OVA『真ゲッターロボ世界最後の日』では槍や大鎌にも変型可能。
- ブラックゲッター:旧ゲッターと同様のトマホークを装備。
- 真ドラゴン:「ダブルトマホーク」を装備。使用する機体のサイズゆえ斧の刃だけでも真ゲッターの数倍の巨大さを誇る。
- プロトタイプ・ゲッター:OVA『真vsネオ』に登場。未完成のまま大量に廃棄された新型ゲッターの試作機。恐竜帝国の地竜一族が乗り込み、リーダー格のニオンの乗機が片刃のトマホークを使用。
- 新ゲッター1:使用するトマホークは片刃で旧と真の中間ほどのサイズ。
- ゲッターアーク:二振りの「ダブルトマホーク」の柄と柄を繋げて両手斧にすることもできる。
- 真ゲッターロボタラク:『アーク』アニメ版オリジナルゲッター。真ゲッターと同じハルバード型のトマホークを持つ。
- ゲッターロボ:ゲッター1系列の機体が伝統的に斧を使用する。
- DOGDAYS
- レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ:ガレット獅子団の姫。「魔戦斧グランヴェール」を持つ凄腕の騎士。
- ゴドウィン・ドリュール:ガレット獅子団の将軍。鎖鉄球付きの大戦斧を武器とする。
- ドラゴンクエスト漫画・アニメ作品
- マジンガーシリーズ
- マジンガーZ:ロケットパンチの強化版「アイアンカッター」は腕の両側から斧状の刃を生やして敵を切り裂く。
- ブラッガーS1:映画『マジンガーZ対デビルマン』に登場した機械獣。柄の長い両刃斧が武器。
- 獣魔将軍:映画『マジンガーZ対暗黒大将軍』に登場したミケーネ帝国の幹部。長柄の斧を持つ。
- 戦闘獣ガラリヤ:巨大な刃だけの投擲斧を武器とする人間型戦闘獣。
- 戦闘獣マーバラス:人間型戦闘獣。翼が巨大な斧になっている。
- 戦闘獣バーグル:人間型戦闘獣。トゲ鉄球が付いた手斧を武器とする。
- 戦闘獣バブール:諜報軍所属の戦闘獣。両刃斧と剣を武器とする
- 戦闘獣ギュラソス:諜報軍戦闘獣。柄の両端に刃のある斧を持つ他、頭部や腕にも斧の刃を備える。
- 戦闘獣ゴーグラー:人間型戦闘獣。両刃の長斧が武器。
- ガビガビ:右腕が斧になっているベガ獣。
- マジンカイザーSKL:ブレストリガーの銃把(正確には弾倉)に刃が着いており、手斧として使用可能。また二挺合わせることで大斧形態になる。
- ONE PIECE
- ゲルズ:「新巨兵海賊団」の船医。自身の身長(17m)ほどもある長柄の斧を持つ。
- 戦桃丸:海軍の軍人。巨大な鉞を担いだ巨漢。
- スコッパー・ギャバン:ロジャー海賊団のメンバー。手斧の二刀流を操る。
- X・ドレーク:元海軍少将の海賊。先端に4枚の斧刃が付いたメイスを装備しており、サーベルとの二刀流で戦う。
- ブルゴリ:大監獄インペルダウンのLEVEL1~2のフロアを警備するゴリラ達。全員が両刃斧を装備する。
- ブロギー:巨人族の中でも特に勇猛なエルバフの戦士で、「巨兵海賊団」の2人の船長の片割れ。得物は「ブルーザーアックス」という手斧。
- モーガン:海軍大佐。「斧手のモーガン」の異名通り、右腕に義手の代わりに巨大な斧を装着。
- 通草野餌人:『NARUTO』の登場人物。霧隠れの里の「忍刀七人衆」の一人。斧とハンマーを鎖で繋いだ武器「鈍刀・兜割」を得物とする。
- アレッシー:『ジョジョの奇妙な冒険』のスタンド使い。武器として手斧を用い、自身の影と一体化したスタンド「セト神」にもそれが反映される。
- 威塗:『マテリアル・パズル』に登場。新兵器「魔導膨斧」のテストパイロットに選ばれる。主な武装は魔力を込めると光の斧を形成する「エネジーアックス」。
- ヴィクター・パワード:『武装錬金』の登場人物。重力操作の能力を持つ大戦斧(グレートアックス)の武装錬金「フェイタルアトラクション」を用いる。
- 宇宙戦艦:『王立宇宙軍オネアミスの翼』に登場。勇ましい名前とは裏腹に、実態は人を1人乗せて宇宙へ行って戻ってくるだけのロケット。強いて武装を挙げるならハッチが開かなくなった時にこじ開けるための斧一丁。
- エスカノール:『七つの大罪』の登場人物。魔神ガランですら持ち上げられない「神斧リッタ」を片手で操る。
- 斧神:『彼岸島』の吸血鬼の幹部。その名の通り斧を武器とする。
- オプティマスプライム(コンボイ):『トランスフォーマー』に登場するサイバトロンのリーダー。基本的に銃か素手だが、初代の第2話でのみビームの刃「エナジーアックス」を使用。日本語版OPではサビで毎回このシーンが流れた。
- 女戦士:『ゴブリンスレイヤー』に登場する斧使いの冒険者。作品そのものは小説原作だが、アニメ・漫画オリジナルキャラクターのためこの項目に記す。
- ガ・オーン:『伝説の勇者ダ・ガーン』に登場する「伝説の勇者」の一体。戦斧「ガ・オーントマホーク」が主武装
- ガバリオーグ:『轟世剣ダイ・ソード』に登場。異世界の神に作られた巨大兵器「神の武器(ゴッド・フォース)」の1体。巨大な斧の姿が基本形態であり、そこから人型や四足獣型へと変型する。
- クイーンサイダロン:『NG騎士ラムネ&40』に登場するロボット(守護騎士)。ハルバードを主兵装とする。
- クリスタルボーイ:『COBRA』の主人公コブラの宿敵であるサイボーグ。生身の人間だった頃は斧を使用しており、これでコブラの左腕を切り落とし彼に生まれて初めて恐怖を味わわせた。
- 小南桐絵:『ワールドトリガー』の登場人物。専用に制作されたトリガー「双月」を使用。通常時は2本のハチェットだが、「接続器(コネクター)」で連結することで大斧へと変形合体する。
- 三宮三葉:『終わりのセラフ』の登場人物。大斧の鬼呪装備「天字竜」を持つ。
- センシ:『ダンジョン飯』の登場人物。大型の斧を武器としているが、愛用の調理器具(アダマントの鍋、ミスリルの包丁など)と違い手入れはおざなりで刃もボロボロ。
- センプ:『バック・アロウ』に登場するレッカ凱帝国のブライハイトの一体。身の丈を超える巨大な両刃斧が武器。
- ゾンビマン:『ワンパンマン』のS級ヒーロー。接近戦用の武器に手斧を使用する。
- ディアブロ・オブ・マンデイ/ガドヴェド:『ガン×ソード』に登場するヨロイ(巨大ロボット)とそのパイロット。ディアブロは斧を武器とするほか、自身も待機状態で巨大な斧に変型する。ガドヴェドはディアブロの召喚および操縦に用いる斧を所持しており、それ自体を武器としても使用可能。
- テッカマンアックス:『宇宙の騎士テッカマンブレード』に登場。巨大な斧型のテックランサー「テックアックス」を使用する。
- デンジ:『チェンソーマン』の主人公。公安対魔特異課に入った当初は変身前の武器として手斧を使っていた。
- トルケル:『ヴィンランド・サガ』の登場人物。人並外れた怪力の持ち主で、両手持ちの長斧を二刀流で操る。
- ハウプトマン・ニールセン:『軍靴のバルツァー』に登場。ホルベック王国の騎兵隊長でハルバードを使用する。
- ビアレス:『聖戦士ダンバイン』に登場するオーラバトラー。オーラソードが手斧のような形状をしており、資料によっては「オーラ・トマホーク」と呼称される。
- 悲鳴嶼行冥:『鬼滅の刃』の登場人物。巨大な棘鉄球と鎖で繋がれた両刃斧を装備。全ての部位が日輪刀と同じ材質でできている。
- 武威:『幽遊白書』の登場人物で、身の丈を超える巨大な斧を所持している。ただし斧は手加減用。
- フェイト・T・ハラオウン:『魔法少女リリカルなのは』シリーズに登場。戦斧型のインテリジェントデバイス「バルディッシュ」を使用する。
- フクマ:『吸血鬼すぐ死ぬ』の登場人物。「南斗編集戦斧拳」の使い手でバトルアックスを操るオータム書店の敏腕編集者。
- フランシスカ:『パンプキン・シザーズ』の登場人物。帝国陸軍情報部第1課・実動第1小隊「第1の大剣(クレイモア・ワン)」で唯一の女性隊員。任務の際には手斧を用いる。
- マイティ・ソー:『MARVEL』コミックスのキャラクター。北欧神話の雷神トールその人。本来の武器はハンマーのムジョルニアだが、得物を失った際には同じ力を持つ斧「ストームブレイカー」を使った。
- ゆびわ星人:『GANTZ』に登場する宇宙人の一種。指輪の幽鬼に似た外見で巨大な馬に乗り長斧を武器とする。
- ロボクレス:『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』のロボット。ブロッカー軍団の隊長機で主武装は両刃斧「クレスホーク」。
特撮、実写作品
- ウルトラシリーズ
- ジャンボット:ウルティメイトフォースゼロの一員である巨大ロボット。左肩のシールドを両手斧「バトルアックス」に変型させる。
- モルド/モルド・スペクター:グア軍団の最高幹部。武器は片手斧「バットアックス」。
- ギャラクトロンMK2:ロボット怪獣ギャラクトロンの強化型。後頭部にマウントされた斧「ギャラクトロンベイル」を格闘戦や投擲に用いる。
- 仮面ライダーシリーズ
- 仮面ライダー:斧使いライダーには意外と主人公やライバルキャラが該当する事が多い。その力で敵の幹部格を葬ったりすることもあり、意外と戦績は良い。
- 仮面ライダータイガ:仮面ライダー龍騎のキャラクター。召喚機「デストバイザー」と爪を使い分ける。
- 仮面ライダーカブト:斧・銃・クナイの3形態に変形できる「カブトクナイガン」を使用する。
- 仮面ライダーダークカブト:上述のカブトクナイガンの色違い「ゼクトクナイガン」を使用する。
- 仮面ライダーヘラクス:上述のダークカブトと同じく「ゼクトクナイガン」を使用する。
- 仮面ライダー電王アックスフォーム:キンタロスが憑依した電王。「デンガッシャー」を斧に変型させる。
- 仮面ライダー電王ウイングフォーム:ジークが憑依した電王。「デンガッシャー」を手斧とブーメランに変型させる。
- 仮面ライダーNEW電王:キンタロスが変型した大型の斧「キンタオノ」を使用できる……が、劇中ではあまり使いこなせていなかった。
- 仮面ライダーオーズプトティラコンボ:「メダガブリュー」という、恐竜の頭部を模した片手斧を生成する。また、バズーカ形態に変形できる。オーズは敵の幹部格であるアンク(ロスト)、カザリ、メズールの3名をこのメダガブリュー斧形態で絶命させている。
- 仮面ライダーウィザードインフィニティースタイル:剣のナックルガードが斧の刃になっている複合武器「アックスカリバー」を持ち、トドメとして斧の部分を用いる事が多い。
- 仮面ライダーソーサラー:魔法石エクセルシャードが仕込まれた大型斧「ディースハルバード」を持つ。
- 仮面ライダー龍玄・黄泉:後述のシンムグルンが使用する大斧「ディムブ」を召喚して使用する。
- 仮面ライダーチェイサー:信号機を模した斧「シンゴウアックス」が武器。チェイサー自身ではないが彼の遺志を継いだ人物によって、物語の黒幕に引導を渡すことに成功した。
- 仮面ライダーパラドクスパーフェクトノックアウトゲーマーレベル99:斧と銃の形態に変形する「ガシャコンパラブレイガン」を使う。
- 仮面ライダーゲイツ:斧と弓の形態に変形する「ジカンザックス」を使用する。
- 仮面ライダーゼロワン:斧と銃の形態に変形する「オーソライズバスター」を使用する。
- 仮面ライダーリバイ&仮面ライダーバイス:斧と銃の複合武器「オーインバスター50」を装備。
- 仮面ライダー:斧使いライダーには意外と主人公やライバルキャラが該当する事が多い。その力で敵の幹部格を葬ったりすることもあり、意外と戦績は良い。
- 怪人
- ドクトルG/カニレーザー:『仮面ライダーV3』に登場。斧と盾を装備しており、怪人への変身後も武器として使用する。
- サソリジェロニモ:『仮面ライダーX』に登場。サソリとジェロニモをモチーフとし手斧が武器。
- トカゲバイキング:『仮面ライダーX』の怪人。トカゲとヴァイキングがモチーフであり手斧と円盾を装備する。
- 荒ワシ師団長:『仮面ライダーストロンガー』に登場。斧と盾を武器とする。
- スコーピオンロード:『仮面ライダーアギト』に登場。「冥府の斧」と「冥王の盾」を装備している。ドクトルGをオマージュしたデザイン。
- 水のエル:ロード怪人の上位種エルロードの1人。強化体となった際に武器を槍から両手斧「怨念のバルディッシュ」に持ち代える。
- ガルドストーム:『仮面ライダー龍騎』に登場する鳳凰型ミラーモンスター。インディアンを思わせる外見で戦斧を武器とする。
- オクラオルフェノク:『仮面ライダー555』に登場。粘着質の投網で相手を捕らえ手斧で切り裂く。
- キンタロス:『仮面ライダー電王』に登場。金太郎に登場する熊のイメージのイマジン。「キンタロアックス」を持つ。
- モールイマジン:三人組のモグラ型イマジン。左手が斧になっている個体は「アックスハンド」と呼ばれる。
- ヴァルゴ・ゾディアーツ:『仮面ライダーフォーゼ』の敵幹部ホロスコープスの一人。先端に斧刃を備えた杖「ロディア」を持つ。
- ミノタウロス:『仮面ライダーウィザード』に登場するファントム。武器は長斧「ブルアックス」。
- シルフィ:使用する長斧はブルアックスのリペイント。
- アラクネ:シルフィからさらに流用した長斧を使用。
- シンムグルン:『仮面ライダー鎧武』に登場。大斧「ディムブ」が武器。
- 斧眼魔:『仮面ライダーゴースト』に登場。斧を生成する能力の他、腹部から突き出た巨大な斧刃でも攻撃が可能。
- スパルタン:『仮面ライダーセイバー』終盤に登場した「ロード・オブ・ワイズ」の一人。手斧「ズィナミアックス」と剣「メガマチェーテ」による二刀流を操る。
- 怪人
- スーパー戦隊シリーズ
- ヒーロー:怪力の持ち主(特にブラックとグリーン)が多い。
- ブラックターボ:斧と鎚が一体となった「Tハンマー」が個人武器。
- ゴウシ/マンモスレンジャー:変身前から斧を扱っており、変身後は持ち方を変えると大型銃としても使える「モスブレイカー」に変化する。
- オーグリーン:「スクエアクラッシャー」が個人武器。斧使いでは唯一の二刀流。
- メガブルー:「メガトマホーク」を扱う。使用者は斧使いでは珍しい頭脳派。
- 黒騎士ヒュウガ:物語終盤にゼイハブ船長を倒すための両手斧「ナイトアックス」を使うようになる。
- ガオブラック:「バイソンアックス」が個人武器。黒騎士とは共通する点が多い。
- マジグリーン:共通武器を変形させた「マジスティックアックス」を使う。
- ゴーオングリーン:「ブリッジアックス」を個人装備に持つが、使用者に合わせ重量は軽め。
- ゴセイブラック:「ランディックアックス」が専用装備。
- トッキュウ4号:「トンネルアックス」を使うが、一応他メンバーでも使用は可能。
- オウシブラック:「キューアックス」を使う、黒い牛の斧使い3代目。
- ヒーロー:怪力の持ち主(特にブラックとグリーン)が多い。
- 戦隊ロボ
- バトルフィーバーロボ:『バトルフィーバーJ』に登場。刀や槍の他に「フィーバーアックス」を持つ。
- ジェットイカロス:『鳥人戦隊ジェットマン』に登場。小型の斧「イカロスアックス」を使用。
- 轟雷神:『忍風戦隊ハリケンジャー』に登場するゴウライジャーのカラクリ巨人。花と風車をモチーフにした「プラントアックス」を使用。
- マックスオージャ:『爆竜戦隊アバレンジャー』に登場。「武鋼竜ランフォゴールド」が変型した双斧を持つ。
- オオアバレンオー:キラーアバレンオーがスピノゴールド、ランフォゴールドと合体した形態。マックスオージャと同様ランフォゴールドの斧を使用。
- シュリケンジン:『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に登場。形態の1つシュリケンジンパオーンでは2丁の斧「パオンアックス」を使用する。
- ワイルドジュウオウキング:『動物戦隊ジュウオウジャー』に登場。パワーに優れるためジュウオウキューブウェポン「クマアックス」は事実上の専用武器。
- 戦隊ロボ
- 怪人
- 大ナタ仮面:『秘密戦隊ゴレンジャー』に登場。モチーフは鉈だが手持ちの武器は斧。
- アフリカ軍団親衛隊:黒十字軍の最高幹部ゴールデン仮面大将軍に仕える2人組。長柄斧と盾を装備し大将軍に付き従う。
- ドクロキノコ怪人:『バトルフィーバーJ』に登場。大型の両手斧を持つ。
- キーラー:『電子戦隊デンジマン』に登場。長柄の斧が武器。
- マサカリベアー:『科学戦隊ダイナマン』に登場。熊と鉞を合成したメカシンカ。
- モンスター:『超電子バイオマン』の敵幹部。「モンスタートマホーク」を武器とする力自慢の巨漢。
- ゴリラカンス:新帝国ギアの巨大ロボメカジャイガンの一体。背中の二丁の大砲にはそれぞれ斧刃が付いており接近戦にも用いる。
- アックスメガス:メカジャイガンの上位種であるネオメカジャイガン。頭部と両腕に斧を装備している。
- キャット1:『バイオマン』劇場版限定で登場する戦闘員の一人。二振りの手斧を使う。
- 宇宙海賊ギガラ:『電撃戦隊チェンジマン』に登場する怪人。巨大化時には剣と斧の二刀流でチェンジロボと戦った。
- 流れ暴魔ヤミマル:『高速戦隊ターボレンジャー』の第三勢力「流れ暴魔」の片割れ。多彩な武器の1つに「ヤミオノ」という手斧がある。
- ゾクグリーン/カエルゴロツキ『激走戦隊カーレンジャー』に登場。宇宙暴走族ボーゾックのゴロツキでバリバリアン内の酒場のバーテンダー。SSパマーンが悪の戦隊ゾクレンジャーを結成した際にはグリーンとして手斧を武器に戦った。
- ノリシロン-12:暴走皇帝エグゾスがボーゾックに与えた巨大ロボ(雑誌の付録)。武器は赤い片手斧。後に同型機としてノリシロン-増刊、ノリシロン-最終(ファイナル)が登場。
- ネジブルー:『電磁戦隊メガレンジャー』に登場する邪電戦隊ネジレンジャーの一人。両刃斧「ネジトマホーク」が武器。
- 破王バットバス:『星獣戦隊ギンガマン』の敵幹部。怪力を活かして大斧を振るい、プロペラのように回転させて空を飛ぶこともできる。
- ザッカス:バットバス魔人部隊の一員。鉞がモチーフで全身に斧の刃の意匠が見られる。大ナタ仮面とは逆にこちらは鉈を武器とする。
- 忍耐力サイマ獣ガルバリア『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に登場。片刃斧を武器とする天属性のサイマ獣。
- シュテン:『百獣戦隊ガオレンジャー』の敵幹部。「ハイネスアックス」を武器とする。
- タイヤオルグ:タイヤのオルグ魔人。複数の刃が付いた二丁の投擲斧「ブーメランアックス」を使用する。
- 掃除機オルグ:掃除機のオルグ魔人。ノズル部分がアタッチメント式で刀や斧に付け替えられる。
- 暗黒の使徒ガイルトン:『爆竜戦隊アバレンジャー』の敵幹部。大型の両刃斧を武器とする。
- オウガ:『轟轟戦隊ボウケンジャー』の敵の一つアシュの怪人。巨大な斧が得物。
- オイノガレ:『侍戦隊シンケンジャー』に登場するアヤカシ。専用武器である油坏滑蛮刀の他に骨のシタリが賽の河原の石から作った斧を持ち、9人の女性を殺害することで三途の川と繋がった井戸を復活させようとした。
- 脂目マンプク:『シンケンジャー』劇場版の敵であるクサレ外道衆の頭目。その名の通り采配の形をした「采配形戦斧」を武器とする。
- 惑星のモンス・ドレイク:『天装戦隊ゴセイジャー』に登場した宇宙虐滅軍団ウォースターの首領。愛用の「ドレイクトマホーク」は惑星を引き寄せるアンテナとしても使われる。
- オルトウロスヘッダーのナモノ・ガタリ:ブレドランの正体である救星主のブラジラに仕えるダークヘッダー。角が斧の形をしている。
- アイガロン:『獣電戦隊キョウリュウジャー』の敵幹部。片手斧「トホホーク」を振るう。
- キャンデリラ:デーボス軍の幹部の一人である「喜びの戦騎」。使用武器はハートを模した斧槍「キャハハルバード」。
- 管理人ナイト:『烈車戦隊トッキュウジャー』に登場。敵幹部モルク侯爵配下のシャドー怪人「シャドータウンの管理人」の一人。馬頭の飾りが付いた戦斧「ナイト系ジャスタウェイ」を持つ。
- クローズ:シャドーラインの戦闘員。マシンガン仕込みの手斧が武器。
- アミガルド:『動物戦隊ジュウオウジャー』の敵怪人。両刃斧「ファイトマホーク」は小惑星を両断する威力と、対象を樽に変える光線を発射する機能を備える。
- イセロブ・スターフライド:『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に登場。ウチワエビに似た形状で小型ミサイルを仕込んだ斧「ウチワックス」を使う。
- 怪人
- バトルホーク:ヒーローのメインウェポンが斧であり、伝説の斧「ゴッドホーク」を用いて変身する。
- メタルヒーローシリーズ
- ミラクラー:『宇宙刑事シャイダー』に登場する不思議界フーマの戦闘員。突先が短剣になっている手斧が標準装備。
- 邪甲神クワガタイタン:『ビーファイターカブト』に登場する巨大ロボ。普段は「魔性の斧ガイストアックス」に封印されており、アックスを持つ者と融合する事で実体化する。
- カバドス:『テツワン探偵ロボタック』のカバ型ロボット。スペシャルモードに変型した際は「マサカリホーク」を武器とする。
- 秋月ダイゴ/獣身騎士ギガ:『牙狼GOLDSTORM翔』の魔戒騎士。武器はソウルメタル製の「魔戒斧」で、変身後は大斧「獣身斧」に変化する。
- 宇宙獣人:『惑星大戦争』に登場するヨミ第三惑星の怪物。大鉞を武器に持つ。
- エイブラハム・リンカーン:『リンカーン/秘密の書』の主人公。大統領にして銃仕込みの斧を武器とする吸血鬼ハンター。
- オノ男:『星雲仮面マシンマン』の敵怪人アンドロイド兵士の一体。右腕に装着された斧と斧型の手裏剣が武器。
- ガモーリアン:『STARWARS』に登場する豚に似た外見のエイリアン種族。振動により切れ味を増す「バイブロ・アックス」を主に使用。
- グリッドマン:『電光超人グリッドマン』のヒーロー。シノビラーとの戦いでグリッドマンソードを変型させた斧「サンダーアックス」を使用。
- クロガラス:『人造人間キカイダー』に登場するカラス型ダークロボット。尾羽部分を鎖付きの斧「ブラックアックス」として撃ち出す。
- コング:『モンスターバースシリーズ』のキングコング。タイタヌス・ゴジラの背鰭から作られた斧「コングアックス」を手にする。
- ジャック・トランス:映画版『シャイニング』の事実上の主役。妻子が立て籠もる部屋のドアを斧で叩き割り、隙間から狂気に満ちた顔を覗かせる場面は本作の象徴。このシーンは190回以上リテイクされている。
- シルバー仮面ジャイアント:『シルバー仮面』の後半「ジャイアント編」のヒーロー。フンドー星人の回でのみ「シルバーアックス」という長斧を使用。
- マサカリデスパー:『イナズマンF』の敵怪人。右腕が両刃斧であり、全身に斧の刃を模した飾りがある。
- レスキューフォース:所持する「レスキューブレイカー」は戦闘でも使われるが、本来はレスキューの名の通り防火斧である。なお大槌等にも変形出来る。
ゲーム
- アイカツ!シリーズ
- 星宮いちご:初代主人公。アイドル活動の中で木を伐採したり薪を割ったりする時のために自前の斧を所持している。そして、2016年にはS.H.Figuarts化されるのだが、当然のように斧が付属する。
- 大空あかり:2代目主人公。先輩の星宮いちごに倣ってクリスマスに仲間と共に斧で木を切り倒した。S.H.Figuarts化された際にはやはり斧(パース付)が付属された。
- ゴールデンアックス
- ギリウス=サンダーヘッド:プレイヤーキャラの1人。両刃斧を振るうドワーフの戦士。
- デス=アダー:デス=アダー軍の総帥。神々の作った斧「ゴールデンアックス」を盗み出し、その力で世界を恐怖に陥れる。
- ズブロッカ:デス=アダー軍の女兵士たち。手斧を武器とする。
- サガシリーズ
- ネメシス:『サガ3時空の覇者』の登場人物。仲間になった際の装備が「まさかり」。修道女という外見とのギャップからファンの間では「まさかりシスター」と呼ばれる。
- ドラゴニュート/竜人族/ダークウイング:『ロマンシングサガ』に登場。斧を持った半人半竜の女性モンスター。
- エレン・カーソン:『ロマンシングサガ3』の主人公の1人。設定上では斧が得意武器だが体術の方が適正が高い。『ロマサガRS』において暗にそのことに触れられつつも斧に愛着があるキャラとなっている。
- プルミエール:『サガフロンティア2』の登場人物。斧の他、槍と体術に適性が高い。
- バルマンテ:『サガスカーレットグレイス』の登場人物。処刑人の仕事道具として取り扱っているぐらいに物語上は斧と切っても切り離せない。戦闘における初期装備でもある。
- ゼルダの伝説シリーズ
- リンク:『ブレスオブザワイルド』の主人公。使用武器の種類の一つに斧がある。
- アイアンナック:複数のシリーズに登場する敵キャラ。『時のオカリナ』では両手斧を振るい、ハート4コ分(3DS版の高難易度面では8コ分)もの大ダメージを与えてくる。
- キングブルブリン:『トワイライトプリンセス』の敵キャラ。身の丈を超える大斧が武器。
- テイルズオブシリーズ
- マリー・エージェント:『テイルズオブデスティニー』に登場。PS版では剣等も使えたが、PS2版では斧のみ。
- ロニ・デュナミス:『テイルズオブデスティニー2』に登場。長柄の斧を武器とし、斧以外の長柄武器も使う。
- バルバトス・ゲーティア:『テイルズオブデスティニー2』に登場。巨大な斧を片手で操る。
- プレセア・コンバティール:『テイルズオブシンフォニア』に登場。元々は木こりで、大斧を武器として使用する。
- フォレスト・ルドワウヤン:『テイルズオブザテンペスト』に登場。
- リヒター・アーベント:『ラタトスクの騎士』に登場。右手に剣、左手に斧を持つ。
- ガラド・グリナス:『テイルズオブハーツR』に登場。左手に剣、右手に斧を持つ。
- デジタルモンスターシリーズ
- ドラゴンクエストシリーズ:プレイヤーキャラごとに装備の種類が決まっている作品は少なく、どちらかといえばモンスターの方が印象が強い。
- オルテガ:『ドラゴンクエスト3』の主人公の父親。容量の問題かグラフィックはエリミネーターの色違い。SFCのリメイクでは固有のグラが用意され、OPで斧を持ってバラモス配下のモンスターと戦うデモムービーが追加された。
- ヤンガス:『ドラゴンクエスト8』のキャラクター。ハンマーや鎌なども使うが、イラストや外部作品では斧を使っていることが多い。
- あくまのきし系列:片手斧と盾を装備した鎧姿の騎士。
- くびかりぞく系列:片手斧と盾を装備した蛮族。
- エリミネーター系列:片手斧を装備した戦士。覆面にパンツ一丁という姿のインパクトからよくネタにされる。
- バトルレックス系列:両手斧を装備したドラゴン。『ドラゴンクエスト6』のドランゴはこの種族。
- ずしおうまる系列:ハルバードを装備した半獣半人。
- ゴールデンゴーレム系列:両手斧を装備した半人半竜の魔人像(ゴーレム)。
- まさかりぞく系列:柄の両端に刃が付いた斧を持つ蛮族。くびかりぞくのセルフパロディ。
- プチファイター:片刃の手斧を装備したプチット族の戦士。
- タウラス系列:牛頭の飾りが付いた大斧を装備した牛の獣人。
- ライノソルジャー系列:長柄の斧を持つサイの獣人。
- つじぎりアックス系列:顔の付いた斧そのもののモンスター。
- ヒポせんし系列:長柄の両刃斧を持つカバの獣人。
- ファイアーエムブレムシリーズ:戦士系ユニットの主武装が斧である。
- サジ:『暗黒竜と光の剣』およびSFCリメイク『紋章の謎』第1部に登場。オグマ率いるタリス王国の傭兵団の戦士。
- マジ:同じくオグマ配下の戦士。
- バーツ:オグマ配下の戦士。『紋章の謎』においては顔や能力値がサジマジに比べて優遇されており終盤まで出番がある。斧の種類が少ない関係上、呪われた斧「デビルアクス」を持たされることが多く、『ヒーローズ』では専用武器になっている。
- ヘクトル:『烈火の剣』の主人公の一人。親友を助けるため神将器「天雷の斧アルマーズ」を得る。
- グローメル:『蒼炎の軌跡』に登場する敵将。「ボルトアクス」を装備したドラゴンマスター。ボルトアクスの性能(魔力依存)とかみ合わない能力、行動と矛盾したセリフ、味方の攻撃で自分がダメージを受けるなどの要因からネタキャラ「ボルトアクス将軍」として親しまれる。
- Fateシリーズ:主にバーサーカーのクラスが斧を使用する。
- 星のカービィシリーズ
- マリオシリーズ
- クッパ城:悪の居城。マグマの上の橋を落とすギミックとして最奥に斧が設置されている。しかし落とされるのは侵入者ではなく城主である。
- オノレンジャー:『スーパーマリオRPG』の中ボス。5人全員が斧を装備してる上、斧をモチーフとした飛空艇「オノフォース」を所有する。
- ロックマンシリーズ
- トマホークマン:『ロックマン6』に登場。ネイティヴアメリカンの戦士をイメージしたロボットで、特殊武器は手斧を投擲する「シルバートマホーク」。『8』のOP映像では腕に直接装着して接近戦に用いた。
- キング:『ロックマン&フォルテ』のボス。斧を武器として使用する。
- ミノ・マグナクス:『ロックマンゼロ4』に登場。アインヘルヤル八闘士の一人である牛型レプリロイド。牛の角を思わせる形状の両刃斧を持つ。
- アッシュ・カーバイド:『軌跡シリーズ』の登場人物。「ヴァリアブルアクス」を武器とする。
- 斧男:『クロックタワー3』の敵キャラ。手斧を両手に持つ。
- ガリルナガン:『第2次スーパーロボット大戦OG』に登場するロボット。斧とビームランチャーを組み合わせた複合武装「バスタックス・ガン」を装備している。
- カレン:『ファイナルファンタジーUSAミスティッククエスト』に登場。華奢な外見に反して専用武器が斧。ゲーム開発は上記のサガ3と同じ制作部署である。
- ガンバライダー:『仮面ライダーバトルガンバライジング』のプレイヤーキャラである仮面ライダー。ゲームを進めていくとオリジナル装備、「ガンバトマホーク」が使えるようになる。
- キン・タロー:『メダロット』に登場する金太郎型メダロット。両腕に巨大な斧の刃が付いている。
- キンタロニャン:『妖怪ウォッチ』の登場人物で斧の一種である鉞を使用している。
- グリシーヌ・ブルーメール:『サクラ大戦3』の登場人物。折り畳み式の戦斧を携帯している。
- クレイトス:『ゴッド・オブ・ウォー』の主人公。2018年版では氷の魔力を持ち投げても手元に戻ってくる魔法の斧「リヴァイアサン」をメイン武器としている。
- シモン・ベルモンド:『悪魔城ドラキュラ』シリーズの主人公の一人。主な武器は鞭だが、サブウェポンの一つとして斧を投げて使う。
- 処刑マジニ:『バイオハザード5』に登場するマジニの一種。ギロチンの刃を括り付けた大斧を操る。
- ジョニー:『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』に出てくるゾンビ。斧を使って防御したり、投げつけたりする。
- 高橋名人:『高橋名人の冒険島』の主人公。原始人の恰好をしており石斧を武器とする。
- 武田信玄:『戦国BASARA』に登場する武将。巨大な「軍配斧」が武器。
- ツリーガード:『エルデンリング』のボスキャラクター。馬に跨り斧槍を持った騎士。
- ハントレス:『Dead by Daylight』の殺人鬼(キラー)の一人。大型の斧と投擲用のハチェットを使い分ける女狩人。
- ポゴ:『ライブアライブ』原始編の主人公。最終編で最強武器「ブリバリ骨オノ」を入手。
- ホワイトハート:『ネプテューヌシリーズ』のキャラ。変身前であるブランはデデデと同じくハンマーだが、変身すると斧に変わる。
- マックス・イーグル:『風雲黙示録』のキャラクター。父親から譲り受けた斧「ヘラクレス・アックス」を使用する。
- むらびと:『どうぶつの森』シリーズのプレイヤーキャラ。木を伐採するための斧を持ち、スマブラシリーズでは攻撃にも用いる。
- ヤエギリ:『ゼノブレイド2』に登場。斧を武器とする女性型ブレイド。
- 雷刃の襲撃者/レヴィ・ザ・スラッシャー:『魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE BATTLE OF ACES-』の登場人物。フェイトを模したマテリアルの一人で、戦斧型のデバイス「バルフィニカス」を持つ。
- 竜宮レナ:『ひぐらしのなく頃に』のヒロイン。鉈のイメージが強いが斧を使用した事もある。
- レクセウス:『キングダムハーツシリーズ』に登場する敵キャラクター。巨大なトマホーク型の武器「アックスソード」を片手で振り回せるほどのパワーを誇る。
小説、文学作品
- 銀河英雄伝説:本作はSF作品ではあるが、艦内戦闘時には爆発性のある「ゼッフル粒子」を撒く事でレーザー銃の使用を封じる(一方でロケットの噴射炎程度では引火しないと言う話なので火薬銃なら使えそうではあるが)ため、「炭素クリスタル製の斧」での白兵戦が主流となっている。
- オスカー・フォン・ロイエンタール:銀河帝国ローエングラム朝の主要人物。戦術・戦略ともに優れた指揮能力を持つ他、白兵戦においては戦斧を振るう。
- オフレッサー:帝国軍上級大将で「装甲擲弾兵」の総監。他の者よりも巨大な斧を操り、白兵戦においては作中最強と目される。
- ワルター・フォン・シェーンコップ:自由惑星同盟の陸戦部隊「薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊」の13代連隊長。斧を用いた個人の戦闘能力は同盟軍随一。
- アックスソード:『ニンジャスレイヤー』のニンジャ。名前の通りファイアアックス(防火斧)とニンジャソードの二刀流を用いる。
- ギムリ:『指輪物語』の登場人物。「ドワーフの斧使い」の代表的キャラクター。
- シャンゴト:『レムリアン・サーガ』に登場する巨人イェガ族の戦士。戦斧を得物とする。
- 鉱人道士:『ゴブリンスレイヤー』の冒険者。魔法使いだが鉱人(ドワーフ)であるため腕力にも優れ、接近戦時には手斧を振るう。
- ピーター・ヴァン・バスカーク:『レンズマン』シリーズに登場する銀河パトロール隊員。筋力に優れたオランダ系ヴァレリア人であり、「宇宙斧(スペースアックス)」を用いた白兵戦のエキスパート。この斧は彼のみならずパトロール隊員の多くが愛用している。
- ヒカリ・カイザキ:『ダイアクロンVS.グリッドマン』の主人公。グリッドマンと融合したパワードスーツグリッドスーツを装着し、武装の一つにサンダーアックスを模した「エミュレート・サンダーアックス」がある。
- ブリキの木こり:『オズの魔法使い』の登場人物。木こりであるため斧を持ち歩き、西の魔女が差し向けた狼の群れを斬り倒した。
- 三ノ輪銀:『鷲尾須美は勇者である』の登場人物。勇者システムで勇者に変身し、2丁の大きな斧を使用する。
- 李逵:『水滸伝』に登場する勇士の一人で、「二丁板斧」と呼ばれる斧二刀流で暴れる様から、黒牛、鉄旋風と呼ばれ恐れられた。
- ロゥリィ・マーキュリー:『自衛隊彼の地にて、斯く戦えり』の登場人物。厳密には上記の表にあるハルバード使いだが見た目的には巨大な斧状(槍部分が相対的に非常に小さい形状)
その他
- アサルトリリィシリーズ
- SDガンダムシリーズ
- ゴブリンザク:『SDガンダム外伝』の初期から登場するジオン族のモンスター。元ネタのザクと同様に手斧を武器とする。
- 闘士ダブルゼータ:『アルガス騎士団』の登場人物。呪術士キュベレイを倒し彼女の持っていた「獅子の斧」を使うようになる。
- 龍機ドラグーン/聖龍機マルスドラグーン:『ナイトガンダム物語』の機兵。主武装は「白金のハルバード」。
- 聖龍機ロードドラグーン:『黄金神話』にてマルスドラグーンがパワーアップしたもの。武器も「クラブハルバード」へと変化している。
- 烈龍頑駄無:『新SD戦国伝刕覇大将軍』に登場。巨大斧「龍神の鉞」を持ち、龍に変型する際には展開して翼となる。
- 雷殺駆:『超SD戦国伝天星七人衆』の敵組織・魔天暗黒党の幹部「七逆星」の一人。大斧から雷を放つ。
- 徐晃サーペント:『三国伝』の武将。2丁の片刃斧「豪鉄火」を持ち、連結させて両刃斧「双鉄火」となる。
- 典韋アッシマー:『三国伝』の武将。大斧「豪大斧」を持つ。
- クイーンズブレイドシリーズ
- 鋼鉄姫ユーミル/鋼鉄参謀ユーミル:ドワーフの姫。前者の時は一丁の大斧、後者の時は二丁の大振りな手斧を扱う。
- 黄金の戦斧ゴールディー:"湖の乙女"から授かった黄金の戦斧を持つ。
- 冬の魔王シンデレラ:氷の魔力を持つ「アイス・ハルバード」を操る。
- SCP-106-JP「金太郎の再来」:SCP財団日本支部が保管するSafeクラスSCP。見た目はただの古びた斧だが、触れた者を森の広がる異世界に送ってしまう。元の世界に帰還するには森に住む熊と相撲で勝ち「金太郎の再来」と認められるしかない。負けた者は「弟子入り」と称して森の奥に連れ去られる。
- MAYU:VOCALOIDの一人。ヤンデレ属性で手斧を持つ。
二次創作
斧の名を冠した技
実在
- アックスボンバー:L字型に曲げた腕で相手の顔面を殴打するプロレス技。
- 斧刃脚:中国拳法や空手で使用される。かかとで相手の脛を狙うローキックの一種。
- マサカリ投法:野球の投球フォームの一種。左足を大きく振り上げ、大きく右腕を回して一気に振り下ろすようにして投げる。
フィクション
- がんせきアックス:バサギリ専用のわざ。石斧の破片が相手の体に食い込み攻撃後も数ターンの間ダメージを与え続ける
- グランドアクスクラッシャー:天牢星ミノタウロスのゴードンの技。高速で右腕を振り下ろし対象を粉砕する。
- ゴムゴムの戦斧(オノ):モンキー・D・ルフィの技。空高く伸ばした足を振り下ろして踏み砕く。
- 変化炸裂弾(トマホーク):ボーダーの隊員たちが使用する弾トリガー。弾道を設定できる変化弾(バイパー)と着弾と同時に爆発する炸裂弾(メテオラ)の両方の特性を持つ合成弾。
- トマホークチョップ:ジェロニモの技。斧のような威力の手刀。
- 金の斧銀の斧(プレシャスメタルアックス):キャベンディッシュの技。片手剣である愛刀デュランダルを両手持ちで振るう。