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概要
アニメや特撮、ゲームなどでは主人公サイドの勝利確定をよりドラマティックに仕立てる為に、印象的な音楽を流すのは良くある話である。
しかしながら、その時の演出や盛り上がり方が尋常ではなかった為に、「勝利確定を超えて、軽く処刑演出入ってないか、コレ」と言われるシーンが散見する。
その為、その時にBGMとして流れていた曲は、「処刑用BGM」として人気を集める。ニコニコ動画では、専用のタグも用意されている(外部リンク)。
専用に作られた劇伴であることもあれば、主題歌であることもある。
版権ものの対戦ゲームの場合、有利なプレイヤー側に原作での主題歌やテーマ曲が流れ、勝負を盛り上げる事がある(例:『ウルトラマンFighting Evolution Rebirth』、『仮面ライダー超クライマックスヒーローズ』など)。
また、『絶対音感オトダマスター』のようなBGMが文字通り戦略に組み込まれている特殊なケースも。
そんなBGMが間違いなく脳内再生されたときに使われるタグである(Pixivでは)
アニメ作品
戦闘(北斗の拳)
最も代表的な処刑用BGM。ケンシロウが北斗神拳でアタァするときに流れる。必殺技という特性上、このBGMが流れると相手は必ず死ぬ。
皆さま御存知であろう、テーレッテーである。
footsteps(CITYHUNTER)
悪党を懲らしめる際に使用される。
普段はだらしない冴羽獠や槇村香が活躍し、ゲストの女性を苦しめる悪者を成敗するまでがお約束。
夢をかなえてドラえもん(ドラえもん)
主にTVスペシャルで流される。
このBGMが流れると、道具で形勢逆転、あるいはゲストキャラが登場して困難を打破し、「犯人終了のお知らせ」とばかりに悪役は叩きのめされ、時空犯罪者ならタイムパトロールに逮捕されて、お礼を言う(のび太たちがドラえもんに、ドラえもんが助けられた場合は、ゲストキャラに対して)までがワンセット。
覚醒、ゼオライマー(冥王計画ゼオライマー)
主人公が強すぎるアニメ。主人公がゼオライマーに乗ると必ず相手を殺す流れになる。
アニメ本編を飛び越え、スパロボファンからも恐れられる、まさに「冥王」な1曲。
マークザイン(蒼穹のファフナー)
敵、味方問わずの処刑用BGM。
主人公の戦闘シーンで流れれば無双が始まるが、味方の戦闘シーンで流れると味方が死亡するという一種の死亡フラグでもある。なおスパロボでも関係ない。
有名な曲だが、劇中での使用回数は少なくTVシリーズ1期で3回、TVシリーズ2期で2回と非常に少ない。
なお、TVスペシャルでは「L計画始動」というアレンジ曲(といっても冒頭の一部約13秒をカットして全体的なトーンを変えたもの)が使用されている。
PSYクオリアの力(カードファイト!!ヴァンガード)
カードゲーム。カードファイト!!ヴァンガード初期シリーズの主人公先導アイチを始めとした一部の主要人物がこの特殊能力で勝利するBGM。このBGMが流れる時はアイチを始め全員が所謂闇落ちの状態でもある。闇アイチと雀ヶ森レンが代表例。
櫂のテーマ&櫂の決意(カードファイト!!ヴァンガード)
カードゲーム。カードファイト!!ヴァンガードのもう一人の主人公櫂トシキと主要人物の一人蒼龍レオンが主に活躍するBGM。前者は主に櫂が勝利する時に、後者は櫂の最強カードドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンドの活躍及び、曲名に似合わずレオンの処刑用BGMになっている。それ故か、櫂は後者のBGMが流れたファイトではまともに勝ったためしがない。
nowhere(MADLAX)
もはや説明不要の「ヤンマーニ」である。
戦闘「みらい」(ジパング)
アニメジパングの戦闘BGM。
この曲が流れているときに127ミリ速射砲とシースパロー短SAMで米空母攻撃隊をほぼ一方的に殲滅(虐殺?)していたりする。
海上自衛隊が公開しているPVや護衛艦の訓練映像でもBGMに流せばそれっぽくなったり、地球なめんなファンタジーを初めとする軍事関係のMAD動画でも高い使用率と人気を誇っていたりする。
飛影見参!!(忍者戦士飛影)
忍者戦士飛影にて使用されたBGM。
主人公一行が窮地に陥った際、何処からともなく飛影が表れ敵陣営を一掃して居る時に流れた。
最近では全くありがたくない意味で敵陣営を一掃し、「金と経験値とクリア条件と隠し要素を返せ!!」と言われる事が多くなっている。
WE ARE DAGWON(勇者指令ダグオン)
OP曲「輝け!!ダグオン」の英語バージョン。中盤頃から度々使用されており、この曲が流れるとどんな展開であれ無双シーンに突入する。
作品の企画意図もあってか、勇者シリーズで唯一の英語版のある曲であり、定番の主題歌演出の中でも異彩を放っている。
ゴルディオンハンマー(勇者王ガオガイガー)
タイトル通り、ゴルディオンハンマー使用シーンに流れる曲。武器そのものがコア摘出というトドメの一撃のためということもあり、勝負が決着するタイミングでしか流れない曲。
かつてこれほどまでに重厚で、かつ神々しい光を放つピコピコハンマーがあったであろうか?
従来の勇者シリーズの勇ましく軽快な必殺技のテーマから一転した、フルオーケストラによる重厚感マシマシの曲調が勇者王ガオガイガーの音楽の特徴であるが、これはその最たるもの。
基地でのハンマー承認によりプログラムドライブされるとともに曲が流れ、神秘的な曲調とともに変形合体。転調とともに杭を取り出しハンマー・ヘル・アンド・ヘヴンを叩き込み、「光になぁれぇぇぇええええっ」の掛け声とともに敵は消滅する。この一連のシーンがほぼBGMに沿ったバンクで構成され、敵ロボパート以外はほぼ毎回同じでありながら、曲・構図の完成度の高さから飽きさせない抜群の評価を得ている。
続編のFINAL最終回のゴルディオンクラッシャーではより荘厳なアレンジバージョンで使用されている。
naraku within(ニンジャスレイヤー)
通称「ニンジャスレイヤー=サンがニンジャを殺す時に流れる曲」。三味線や尺八で味付けされたオーケストラ仕立ての和風ロックがマッポーめいたアトモスフィアを醸し出す。アニメイシヨンでこれが流れたらもはや敵ニンジャに勝ち目はない。サヨナラ!
さらにこれのアレンジ曲「ニンジャ・シャル・ペリッシュ」に至ってはもはやラスボス曲。
High_Free_Spirits(ハイスクール・フリート)
アニメOPにして逆境に追い込まれてから逆転する時に使われている。
荒野のヒース
創聖のアクエリオン第15話特殊エンディングとして流れ22話では、つぐみ・ローゼンマイヤーが自身のエレメント能力で堕天使たちのアジトに繋がる次元ゲートをこじ開けるシーンで流れ続編のEVOLでは、敵でありながら地球で見つけた大切な人を真の敵から守るために致命傷を負いながらも主人公の味方に着いたジン・ムソウとカグラ・デムリの最終決戦で流れている。
勇気の花がひらくとき(99バージョン)(アンパンマン)
劇場版アンパンマンにおいて使われる処刑用BGMで、これが流れた場合強敵達の敗北が確定する。
また、ばいきんまんの前で流すと拒絶反応が起こる。
ロボリィとぽかぽかプレゼントではロボリィが歌っている他、最終決戦でも流れた。
キミがいれば(劇場版名探偵コナン)
主に、劇場版名探偵コナンのクライマックスで使用される曲。名探偵コナンのメインテーマに歌詞をつけたもの。大抵は犯人との対決時に使用される。油断した犯人を小五郎のおっちゃんが背負い投げしたり、コナンが犯人めがけて鉄の兜を蹴飛ばしたり、記憶を取り戻した蘭ねーちゃんが怒涛の空手攻撃で犯人をフルボッコにしたり、平次が寺で犯人を刀背打ちにしたり、まさに「犯人終了のお知らせ」と言わんばかりに使用される。いくつかバージョンがあり、歌っている人がいつもと違うケースもある。
戦闘BGM(ゲゲゲの鬼太郎)
OP同様1期〜6期で各々曲調が異なる(1期&2期は同じ)。5期と6期のものは特に有名。
これと言った曲名は特にないが、共通してOP『ゲゲゲの鬼太郎』のアレンジとなっている。
途中まで苦戦していた鬼太郎が、何かしらのきっかけを経て形勢を逆転させ妖怪にとどめを刺す際に流れる。
そのような展開上、敵側の妖怪は戦闘中にこれが流れ始めた瞬間どれだけ強くて優勢だろうが問答無用で敗北が決定してしまう。
ペガサス幻想(聖闘士星矢)
聖闘士星矢および関連した派生アニメ全般で、主人公が敵にとどめを刺す際に流れる。小宇宙が燃え上がっている状態で、所謂車田飛び⇒車田落ちで決着がつく。
聖闘士星矢Ωでは、この曲が流れているにもかかわらず敵があっさり避けて処刑ならず音楽ストップというファンの意表を突くフェイント演出がなされた。
UNION(OxT)(SSSS.GRIDMAN)
オープニングテーマであると同時に処刑用BGMにも使われている。
8話では敵側の怪獣の創造主が「そんなんに私の怪獣は負けないから!」と未だかつてないほどに感情を昂ぶらせて言った直後に容赦なくこれが流れたため敵にもかかわらず一部視聴者からの同情を買ってしまった。そしてこの曲が再び使われるシーンは創造主に光を与えることに。
集え、星の輝き~スターライト・ブレイカー(魔法少女リリカルなのは)
魔法少女リリカルなのはシリーズで、基本的には高町なのはがスターライトブレイカーをぶっ放す際に使われている。初発のTVアニメ第1作をはじめ、その劇場版「The Movie 1st」や、「StrikerS」などで、曲名とアレンジを変えて使われており、バリエーションは広い。第1作劇場版の「星の輝き」は重厚なオーケストラアレンジになり、とても主人公大逆転勝利のBGMとは思えない。
エレジー(スカルマン)
マイナー作品ではあるが、平成アニメ版ので使用されたスカルマンの登場シーンのテーマ。
上記BGMの多くが「相手を倒すシーンに流れるBGM」を茶化した表現なのに対し、こちらは数少ないガチの処刑シーン開始を告げるBGM。アニメの流れとして、これが流れてスカルマンが登場した時点で“終了のお知らせ”となり、闇を彷徨うGR(ガロ)は断末魔と共に粛清される運命となる。
鬼殺隊(鬼滅の刃)
『鬼殺隊の中で最も位の高い9名の剣士、その名を「柱」。』(PV参照)
主に柱に関するBGMで流れる。だんだんと上がる第一のサビから盛り上がり続ける第二のサビに差し掛かる様はまさに『鬼殺隊全員集合』といわんばかりの鬼処刑開始のBGM。善逸の覚醒BGM等のBGMもこの曲のアレンジとして使っている。こちらは善逸の霹靂一閃で鬼は必ずなぎ倒される。
幼女戦記メインテーマ(幼女戦記)
曲名「幼女戦記メインテーマ」(TVアニメ)とそれをもとにアレンジされた「The Saga of Tanya the Evil Main Theme」(劇場版アニメ)である(他にそのパートを挿入した曲もいくつかある)。
主にターニャ・デグレチャフが戦争で無双するときに使われることが多い。開幕いきなりのサビのような盛り上がりとハイスピードな三拍子が特徴。音楽担当の片山修志いわく、「宗教色の強い感じを参考にそれを現代風に新しくした」とのこと(劇場版パンフレットのインタビュー参照)。
まさにエレニウム95式演算宝珠を駆使し、神の御名に誓って敵を殲滅する、味方によっては英雄(神)に、敵にとっては悪魔(死神)に見間違えるほど恐ろしいターニャにふさわしい劇伴である。
Moon Effect(美少女戦士セーラームーン)
美少女戦士セーラームーンEternalでラスボス・女王ネヘレニアに追い詰められたスーパーセーラー戦士たちがエターナルセーラー戦士に進化したのちにネヘレニアにとどめを刺すまでに流れる挿入歌。歌っているのがエターナルセーラー戦士10人全員であり、非常に高揚感を覚える歌でもある。
true blue (インストゥルメンタル・バージョン)(ASTRO BOY 鉄腕アトム)
テレビシリーズの第3期におけるアトムの戦いによく流れるオープニングテーマのインストルメンタル版。アトムが巨大な敵を追い詰める際に流れる場合が多く、天馬博士が待ち望んでいたアトムの進化を暗示させる。
ヤマト渦中へ(宇宙戦艦ヤマト2199その他リメイクシリーズ)
オリジナルでも使用されていた「元祖ヤマトのテーマ」をアレンジしたBGM。この歌が挿入される時は大体ヤマトが無双するシーンである。有名なのはバラン星で観閲式のため集まった1万隻のガミラス艦隊の群れの中をたった一隻で突っ切るシーンだろう。同時にこの歌が流れる時は敵が不遇な目に遭っている。が、決して相手が弱いわけではない、ヤマトが強すぎるだけである。
竜の騎士(2020年版ダイの大冒険)
2020年に新たに制作・放送されたダイの大冒険のアニメに合わせて新録されたBGM。その曲名通り竜の騎士であるダイが敵にトドメを刺す、もしくは戦闘で逆転するシーンで流れるのがお約束になっている。そのヒロイックな雰囲気から好む者も多い。ちなみに1991年に放送されていたTBS版では原作ゲームドラゴンクエストにも使用されている『勇者の挑戦』という曲がその役目を担っていた。
M12+13/M24(劇場版空の境界)
前者は第1章で使用され、『MELTY BLOOD Actress Again』でも『空の境界 俯瞰風景』としてアレンジされた楽曲。後者は第5章での戦闘シーンでの楽曲。両儀式が直死の魔眼を持っている為、これが流れ出すという事は文字通りの処刑を意味する。
Theme of ONE PUNCH MAN~正義執行~(ワンパンマン)
本人がワンパンで敵を倒せるチートであるため、彼のテーマ曲である本曲も自ずと処刑用BGMとなってしまう。
余談だが、「正義執行」自体がワンパンマンを象徴するワードとしてソシャゲやラジオのタイトルにも使われている。
立ち上がリーヨ(イナズマイレブン)
アニメ版1期OPで応援歌を思わせる元気の出る曲調が特徴。
FF地区予選決勝戦と全国大会決勝戦での使用が印象的でいずれも円堂守が最後の最後で粘り、雷門イレブンがそれに呼応して一気に不利な状況を巻き返すという流れであった。
劇場版ではアレンジ版の「スーパー立ち上がリーヨ!」が使用された。
2期では豪炎寺修也が復帰した際に使用された「バーニングフェーズスペシャル」、3期では1stOPの「勝って泣こうゼッ!」やラストOP「僕らのゴォール!」がそれに当たる。
逆処刑用BGMとしては「世界の強豪たち」などが挙げられる。
The Beast II(新世紀エヴァンゲリオン)
窮地に立たされたエヴァ初号機が使徒に対して形勢逆転した際に流れる曲。何かが目覚めるような壮大な曲調が特徴。初使用は第拾六話の終盤と遅め。ゼルエルとの戦いにおいて初号機が覚醒するシーンでの使用が印象的である。一方でバルディエルとの戦いにおいて、碇ゲンドウによって初号機のダミーシステムを起動された後のシーンでも使用され、パイロットである碇シンジにとって以後の展開的に逆処刑用BGMにもなっている。
因みにこの曲のフレーズは『DECISIVE BATTLE』(ヤシマ作戦のBGM)など一部の劇中曲にも使用されている。
『新劇場版:破』でもTVアニメ版のゼルエルにあたる第10の使徒との戦いのシーンでアレンジ版『Sin From Genesis』が使用され、より初号機覚醒のテーマとしての印象が強くなっている。
余談だが曲名を直訳すると「創世記の罪」となる。初号機の覚醒後及び『新劇場版:Q』以降の展開を暗示していると捉えることができる。
まっさかさマジック!(姫様“拷問”の時間です)
「ワシはアニメ最終回とかのラストバトルでオープニング曲が流れる演出に弱いぞーー!!」という作中の発言を実際にやってのけた例。
ご丁寧にもこのシーンで活躍するのは他でもない発言者自身であり(主人公ではない)、その勇姿はある意味視聴者を奮い立たせた。
ババーンと推参!バーンブレイバーン(勇気爆発バーンブレイバーン)
本作がなんたるかを凝縮した一曲。
楽曲自体は王道のヒーローソングであるのだが、数ある処刑用BGMの中でも一際異彩を放っている。
というのも、本作は途中までシリアスなリアルロボットものの体で進行していたのだが、この曲が流れると同時に文字通り絶体絶命のピンチすらもぶっ壊した。
ブレイバーンもヒーローもののお約束を理解した上でこの曲を自前で用意したらしく、作中人物にもしっかりこの曲が聞こえている。
ヒロイックな演出としても使われる一方で、同時にギャグ演出としても利用可能な利便性(?)でシリアスさを処刑してしまうのである。
葬送のフリーレン
Zoltraak
曲名は作中の主要魔法「ゾルトラーク」 (Zoltraak)に由来。
Frieren the Slayer
リュグナーがフリーレンを想起するところ、断頭台のアウラとの戦いの決着時など、特に作中後半でフリーレンが力を示す戦いで使用。曲名は「葬送のフリーレン」が日本語ではダブルミーニングで用いられているのに対し、英語版では魔族から見たフリーレンの異称がこちらの訳語が用いられていて、それが曲名として採用されたものである。
遊戯王シリーズ
クリティウスの牙(遊戯王DM)
カードゲーム。主人公サイドが主人公とは思えぬオーバーキルで敵を処刑する圧倒的勝利のまさしく処刑用の曲。「狂戦士の魂(バーサーカー・ソウル)」でおなじみのアレ、流れてしまったらずっと俺のターン。
本来の逆転勝利BGMとしては看板曲である「熱き決闘者たち」等が該当するのだが、勝利とか通り越した正真正銘の処刑用としてのインパクトのためにこの曲があげられてしまうことが多い。
なお、カードとしての「クリティウスの牙」自体は相手を処刑できるほどのカードではない上に、問題のシーンでも使われたのは全く別のカードであり、曲名と実態は一致していない。
神の怒り(遊戯王 THE DARKSIDE OF DIMENSIONS)
本来は『遊戯王DM』にてピンチの際に流れる事が多いのだが、劇場版では重厚なアレンジを経てほぼ海馬社長専用BGMと化している(まあ、『DM』でもブルーアイズの活躍シーンで流れていたのでこの使い方でも間違ってはいない)。
遊星テーマ(遊戯王5D's)
主人公不動遊星の専用テーマ。この曲が流れ出すと遊星のソリティアにより一方的な逆転方程式が始まる。この曲が登場する前は「遊星バトル」及びその差レンジ曲がそのポジションで使われていた他、中盤以降は遊星バトルでソリティア開始し、ソリティア完了しフルボッコにする場面で曲が遊星テーマに切り替わる、という処刑用メドレーとして用いられることも。
イリアステルとの戦いでは、クロウ・ホーガンとジャック・アトラスがライフゼロなりながらも最後の反撃を行う際に流れたりとチーム5D'sのテーマ曲になっている。
アニポケ
タイプ:ワイルド
無印編のED曲。
サトシという人物像と夢への道程を歌った曲である為か、オレンジ諸島編でのリザードンVSニョロボン、DP編でのゴウカザルVSエレキブル、SM編ではアクジキングとの戦いやアローラリーグ決勝&エキシビジョンマッチなど決戦用のBGMとして度々使用されている。
OK!(金銀編)
金銀編でのOPとして有名だが、インストアレンジ版はスピード感からか、処刑用BGMとして使用される事が多く、世代の人にはジョウトリーグでのシゲルとの対決でリザードンがカメックスにちきゅうなげを浴びせた際のBGMといえば通じるだろうか。
デジモンシリーズ
braveheart(デジモンアドベンチャー)
デジモンが進化する時に流れる曲。
子供向けな物語の性質上、戦う→ピンチ→進化→勝利という分かりやすいパターンになりやすい。しかし、これが「異常事態発生!!」に切り替わると…。
デジモンシリーズの進化BGMはこの曲に限らず、ある曲を除いて処刑用BGMになりやすい。
Believer(デジモンセイバーズ)
デジソウルを受けて進化する時に流れる戦闘曲。
究極体に初進化したシーン、ベルフェモンと同化した倉田明宏戦、ユグドラシル戦などの重要なシーンで使用された。
WEAREクロスハート!ver.X7(デジモンクロスウォーズ)
第2期終盤から登場したシャウトモンX7のテーマソング。
初使用となる第43話では敵軍を一掃し、最終話ではデジタルワールド中のデジモンと融合し、ラスボスをワンパンするという扱いの良さを見せる。加えて最終話の展開でラストサビを回収しているのもポイント。
タギルチカラ!(デジモンクロスウォーズ)
第3期から登場した明石タギルとアレスタードラモンのテーマソング。
デジクロスやモードチェンジなど戦法を問わず、ここぞというシーンで使用されただけでなく、最終話では前期ラスボスの力だけでなく歴代主人公の力を得てラスボスを捕獲する展開に使用された。
MAKUAKE(デジモンゴーストゲーム)
本作でのハイスピードアクションとサビが見事なまでに噛み合っており、究極体のデビュー戦や最終決戦を彩った。
ジョジョの奇妙な冒険シリーズ
決戦〜重なり合う運命〜
アニメジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド(1stシーズン、1〜9話)のBGM。
名前の通り主人公ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーとの決戦時、また時々ジョナサンが屍生人共に波紋を流し込むシーンにも使用。ジョナサン専用BGM。
ジョナサンはファントムブラッドの最後、1stシーズンの途中に息を引き取るため、これ以降は全く使われなくなった。
オーバードライブ
戦闘潮流(1stシーズン、10〜26話)のBGM。
通称カナブン。ジョセフ・ジョースターが波紋を使って敵をまたまたやらせていただいたときによく流れる。ラスボスに当たるカーズ戦でも使われるかと思われたがここではファントムブラッド(1stシーズン)のOPが使用された。歌詞があるが、off vocalも存在する。
ジョセフはジョースター家の中では珍しく長命で、続編のスターダストクルセイダース(2ndシーズン)でも老いた姿で登場するが、残念ながらこのBGMが再び使われることはなかった。
スターダストクルセイダース
スターダストクルセイダース(2ndシーズン)のBGM。
見ての通りサブタイトルそのままのタイトルが付けられている。
主に主人公空条承太郎が敵にツケの領収書ことオラオララッシュを叩き込むシーンによく使われている。やれやれだぜ…
続編のダイヤモンドは砕けない(3rdシーズン)でも主人公交代以降めっきり出番が少なくなったが、やはり承太郎が活躍するシーンでは流れており、こちらの方が稀少価値感が一層高くなっている。
BGM検索には正式タイトルよりも「オラオラのテーマ」で検索すればほぼ確実に見つかる。
ダイヤモンドは砕けない~メインテーマ~
ダイヤモンドは砕けない(3rdシーズン)のBGM。
上記同様にサブタイトルそのままのタイトルが付けられている。
主に主人公東方仗助が敵にドララララッシュを叩き込むシーンに使われている。ドララララッシュ時に、新しいパンツを履いたばかりの正月元旦の朝のよーなスゲーッ爽やかな気分にしてくれるのが大きな売り。3ndシーズンでは当然ながら仗助が主役なので「スターダストクルセイダース」より使用頻度は高い。
il vento d'oro
黄金の風(4thシーズン)のBGM。
「黄金の風」をそのままイタリア語変換したタイトルのBGM。主人公ジョルノ・ジョバァーナの無駄無駄ラッシュを中心に護衛チーム側が敵をボラーレ・ヴィーアすべくアリーヴェデルチする際に使われる。
曲調が起承転結の4部構成となっており、どこをクローズアップするかで演出できるシチュエーションも異なってくる万能曲。そのため一曲としての完成度が高く、視聴者によってどのシーンが想起されるかも変化する。また4部で既にサビにコーラスが入っていたが、本曲では全体にコーラスがちりばめられており、より劇的な仕上がりとなって曲の『スゴ味』が増しているッ!!
YouTubeでの1億回再生達成が象徴的なように作品外や海外での人気も非常に高く、まさに『処刑用BGM』を代表する一曲となっているッ!!
Theme of Stone Ocean
ストーンオーシャン(5thシーズン)のBGM。
主人公の空条徐倫が空条家スタンドの十八番であるオラオララッシュを打ち込む際に使用。女性らしい糸のようなしなやかさが特徴だが、スターダストクルセイダースの面影を感じる箇所があるなど父親である承太郎との繋がりを感じられるBGMになっている。
バトルスピリッツシリーズ
少年激覇メインテーマ(バトルスピリッツ少年激覇ダン)
次回予告でも使用されているメインテーマ。異界王とのラストバトルではこのBGMをバックに「ビッグバンエナジー」、「超神星龍ジークヴルム・ノヴァ」、「太陽石の神殿」を基点としたコンボで畳み掛けるように勝利をもぎ取った。
ブレイヴ!/ブレイヴ・メインテーマ/宇宙を駆ける光龍騎神(バトルスピリッツブレイヴ)
前者は馬神弾がキースピリットにブレイヴを合体させる際のテーマ曲。勝率は高いのだが、『極星剣機ポーラ・キャリバー』を合体させた場合は敗北フラグとなってしまう。
2つ目は次回予告BGM兼優勢時のテーマ曲であり、細かい説明は省略。
3つ目は光龍騎神サジット・アポロドラゴンの召喚用テーマ兼ダブルブレイブ時の専用曲。
ダブル合体時にはダンのバトルフォームが黒く変色して表情もラスボスとしか思えない物になるという演出も合わさり、流れれば勝ち確定である。
ソードアイズ・メインテーマ(バトルスピリッツソードアイズ)
次回予告にも一部採用されているBGM。主人公側である光のソードアイズが優勢時に流れる。
イントロ込みのバージョンは『光輝龍皇シャイニング・ドラゴン・アーク』召喚時や『龍輝神シャイニング・ドラゴン・オーバーレイ』のダブル合体時に流される事が多い。
ガンダムシリーズ
宇宙を駆ける~ゼータの発動(機動戦士Ζガンダム)
主人公カミーユ・ビダンが覚醒するときに流れる曲。
ラスボスにウェイブライダー突撃(通称スイカバーアタック)するシーンが印象的の曲でもあり、ニュータイプの力が湧き出しそうである。
燃え上がれ闘志 忌まわしき宿命を超えて/我が心 明鏡止水〜されどこの掌は烈火の如く(機動武闘伝Gガンダム)
ゴッドガンダムの爆熱ゴッドフィンガー等の必殺技が決まるときのBGM。
なんと驚異の処刑率100%誇っており、劇中で流れた11回中全てで敵を粉砕している。
流れたら風呂に入ろうがなんだろうが確実に勝つ。
Meteor -ミーティア-(機動戦士ガンダムSEED)
フリーダムガンダムの初陣で使われて以降、よく処刑用BGMとして扱われている。他の曲と違いアップテンポではなくバラードという違いがある。
ジャスティスガンダムと共に同名の武装と合体し周囲の敵を一掃する時にも流れた。
……そして20年の時を経て
2024年に劇場用作品として公開された機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM。
本作のクライマックスにも使用され、流しながら圧倒的な性能で敵を一方的に制圧。
そのまま一回も攻撃を受けることなく、完全勝利を収めている。
時空のたもと&夢轍(機動戦士ガンダム_MS_IGLOO)
同作1期「一年戦争秘録」と2期「黙示録0079」の主題歌2曲。ここに並ぶ他の曲と違って味方(ジオン公国軍)がなすすべなくやられる際にかかるという意味で「味方限定」処刑用BGMといえる異端児。またの名を戦線崩壊用BGM。
中でも、宇宙に脱出したジオン軍のポッドや陸上専用ゆえコントロールもままならないザクを一方的に破壊して回った連邦の丸いアイツのシーン(「一年戦争秘録」)や停戦命令が出ていたのにもかかわらず憎さのあまりジオン軍に先制攻撃を下してしまう連邦兵士たちやその攻撃になすすべなく撃破されていくジオン兵、それを見た主人公が「なぜッ!どうしてだあああ!!」と慟哭するシーン(「黙示録0079」)が記憶に残っているファンは多い。
FIGHT(機動戦士ガンダム00)
トランザムの曲と言ったら思い浮かぶ人もいる。通称「アーアアー」。
トランザムは必殺技の部類なので、発動したらほぼ勝利。加速したいお方に是非。
劇場版では「ENVOY FROM JUPITER」の終盤にアレンジ版が取り入れられており、ラファエルガンダムがピンチに駆けつけ初登場した場面で流れた。もちろんこの時もトランザムを使用。
ちなみに、この曲(またそのアレンジ曲)には「アーアアー」という掛け声があり、通称にもなっているほど印象的である。それ故にニコニコでは、弾幕現象通称「GN合唱団」と言われるほど。
Mobile Suit Gundam: Iron-Blooded Orphans(機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ)
作品タイトルの英訳そのままの曲名。中盤まで完全勝利を収めていたが、終盤につれ負けることも増えて来ており、必殺!って感じではないが印象的な場面での使用が数多く、
同作を象徴するものとなっている。
HATENA(ガンダムビルドダイバーズRe:RISE)
第2期のオープニング曲なのだが、挿入歌としても使われた。
22話と25話の2回しか流れていないのだが、どちらも最高のタイミングで使用されており
視聴者にとってかなり印象的な曲になっている。
また22話では、サタニクスガンダムの戦闘シーンで流れたのだが、活躍と相まって視聴者の心をガッチリと掴み、1分ほどの出番でありながらガンプラが店頭から一瞬で姿を消した。
なお、作品としては「Re:RISE」「崖っぷちのヒーロー」などの処刑用BGMがある。
The Witch From Mercury(機動戦士ガンダム水星の魔女)
作品タイトルの英訳がそのまま曲名。次回予告では毎回イントロが流れる。
第1期では12話中使われたのが3回という少なさだが、そのどれもが「追い詰められたガンダム・エアリアルが本気を出して逆転」という場面で使われている。
ゲーム作品
ゲームの場合だと、どちらかと言うとボス戦や強敵のBGMの割合が多いため、プレイヤーサイドが処刑される時用のBGMになることも少なくない。後述項目も参照。
決着R&D(KOF)
TRASH HEAD(KOF)
「さぁ、神に祈りなさい・・・」「ここですか?」「遅いですね!!」「 お 別 れ で す ! ! 」「神の御加護があらん事を・・・」
焚身(怒首領蜂大往生)
但し、約一名のみ逆処刑用BGMとなる。
この曲の何よりも恐ろしいところは、このBGMが流れるのはラスボスではなく道中ボス戦であり、フルコース料理に例えればメインですら無い
Scorcher(ACfa)
「あなた方には、ここで果てて頂きます 理由はお分かりですね」
1億人を虐殺するという空前絶後の凶行の末に現れるミッション「カーパルス占拠」で流れるBGM。
ノーマルモードでさえ2vs4、ハードモードでは2vs5という数的不利があり、しかも敵は企業連の最精鋭ばかり。大虐殺に走った主人公(と、オールドキング)の粛清がこのミッションの実態であり、言うまでもなくこちらが処刑される側である。
しかし一部の首輪付き達はこの最精鋭軍団を正攻法だけでなくあの手この手で返り討ちにしていくため、「処刑人処刑用BGM」と呼ばれる事もある。
悪夢のキングボンビーほか(桃太郎電鉄)
多くの場合プレイヤーへの処刑用BGM。キングボンビーを筆頭とする貧乏神の化身たち。ただし対戦ゲームのため、処刑されるプレイヤーが自分自身とは限らないのがポイント。
The Justibe Ray Part.2(サンダーフォースV)
ガーディアンとの最終決戦の曲。実はこの曲があまり長く流れすぎるとバッドエンドになる為、特殊な処刑BGMの類に・・・
GO!GO!ブリキ大王(LIVEALIVE)
近未来編のオープニングテーマであると共にブリキ大王が大量の戦車隊や戦闘機果ては飛行空母をフルボッコにしつつ目的地に進む熱い曲。フルボッコは決して言い過ぎではなく本当に蹂躙していくから困る。
追求/追究(逆転裁判/検事シリーズ)
こちらは各章のクライマックスで流れる王道な意味での処刑用BGM。この曲と共に主人公が最後の証拠品を突き付け、しぶとく卑怯な真犯人は崩れ、終いにはブレイクする様は逆転裁判シリーズ最大の美学であり醍醐味と言えよう。なお、殺人事件が取り扱われることが殆どなので、相手に死刑判決を下し処刑台に送るという意味ではこれはほぼ唯一、文字通りの意味の処刑用BGMと言えるかもしれない…?
THE GATE OF MAGUS(スーパーロボット大戦α外伝等)
もっぱらスレードゲルミルの斬艦刀で一刀両断されるBGM。そうでなくても特にα外伝のアンセスターの連中のBGMであり、どいつもこいつも一筋縄ではいかない連中ばかり。
眠れ、地の底に(スーパーロボット大戦α外伝)
極めつけはこの曲。アウルゲルミルの熾烈極まりない戦闘力を物語る程に威圧感バリバリの一曲。
唸る必殺の一撃(スーパーロボット大戦UX)
とうとうこんなところへ行き着いてしまったのが、まさに「必殺」にも程がある戦闘BGM。オルフェスの攻撃(の元ネタ)がアレのオンパレードであり、スパロボシリーズでも紛うことなき処刑用BGM。
悲しみの向こうへ(SchoolDays)
アニメでナイス過ぎる結末を迎えた本作ではあるが、そもそも原作がナイス過ぎる結末のオンパレードであり、その際に流れるBGM。
プレイヤーにとってはトラウマBGMであると同時に、主にあの男に対する処刑用BGMと言える。
魔獣ガノン戦(ブレスオブザワイルド)
ラスボスである厄災ガノンとの最終決戦時に流れる音楽。
プレイヤーのスイッチを入れるためかフィールド戦闘の音楽から始まり、メインテーマを基にしつつ、荒ぶるピアノ、それを抑え込むように鳴る笛、さらにガノンのテーマまでが時折食い込んでくる。一瞬だけオルガンが入るのもインパクトが強い。
後半戦となり雨が降り始めると、音が高くなり、打楽器も増えてさらに力強い曲調となる。
フレーズはガノンが弱っていることとゼルダが遂に迷いを捨てたかのようにガノンのテーマとメインテーマの前半部分が消滅し、サビの部分だけが連続で流れるようになる。
終盤戦、赤い月が出て上昇気流が全体に発生、あと一撃という状況になると再び曲調が変化、メインテーマのサビに向かう部分だけが連続で流れるようになる。
名を冠する者たち(ゼノブレイド)
強敵に処刑されるBGMと処刑BGMの両方の性質を持つ。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』『プロジェクトクロスゾーン2』でも収録された程。
シオカラ節
「きけば天国!」 「歌えば極楽!」
イカとタコとの壮絶な戦いを描いた「ヒーローモード」の最終ボス終盤戦に流れるBGM。
「全イカのDNAに刷り込まれているといっても過言ではない」と紹介されるほど有名な楽曲。
それまでのBGMが消え、ノイズと同時に曲が流れ始めると同時に背景にライブのレーザーのような光線が飛び交うようになり、捕まっていた司令が縄をぶっちぎって踊り出す。
さらに敵もノリノリになってしまい攻撃がさらに苛烈になる。一概に味方の勝利フラグでもないことが特徴。
「スプラトゥーン2」では「濃口シオカラ節」として二番を加えてパワーアップして帰ってきた他、
「オクト・エキスパンション」では隠しボス戦で逆処刑用BGMとして猛威を振るい、
「スプラトゥーン3 Return_of_the_Mammalians」ではかつてない豪華アレンジでラストバトルを盛り上げる。
勝利への標(プロジェクト東京ドールズ)
ただでさえそんじょそこらのスペースビーストよりも醜悪でお馴染みとなったピグマリオンの中でも、頭一つ以上飛び抜けて凶悪な「リーパー」との最終決戦の場で流された、タイトル通り「勝つための曲」。
ディスカバリー!(少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-)
アニメ「少女☆歌劇レヴュースタァライト」のOP「星のダイアローグ」のc/w。
後にインスト版がスタート画面やロード画面のBGMに起用されるなど同ゲームの公式テーマソングとなったが、必殺技発動時に選択したレヴュー曲が流れる仕様のため晴れて処刑用BGMの仲間入りに。
レヴュー曲はこの曲に限ったわけではなく他にもあるのだが、最初からゲームを始める際必殺技のチュートリアルで必ずこの曲を使う必要がある点、学校別でボーカルを録った4バージョンが存在する点、新舞台少女のクライマックスACT紹介動画で必ずこの曲が使われている点から処刑用BGMのイメージとしては頭一つ飛び抜けている。
TOTSUGEKI(地球防衛軍4・地球防衛軍4.1・デジボク地球防衛軍)
地球防衛軍シリーズでは「優勢に転じた時の曲」で有名……なのだが、この曲が流れる時は大抵その後の増援で大ピンチになる事がで多々ある。つまりEDFが敵勢力から処刑されるBGMになりやすい。
EDF, roll out!(地球防衛軍5・デジボク地球防衛軍・地球防衛軍6・デジボク地球防衛軍2)
こちらも地球防衛軍5での「優勢に転じた時の曲」なのであるが、これに関してもファンの間ではEDFが調子に乗っている時の曲と呼ばれている。
ただし、必ずしもそうとは限らずデジボク地球防衛軍では巨大ビークル「ギガンティック・アンローダー・バルガ」に乗り込んだ際に流れるものにほぼ固定されている為、巨大怪獣相手にバルガの鉄拳をお見舞いしまくる勇敢な曲となりまさに処刑用BGMとなる。…が、そこはプレイヤーの腕の見せ所であり油断するとたちまち大ピンチになるので注意。
ちなみにこの曲、三種類アレンジが異なるバージョンがあり、EDF5・EDF:WB(EDF:WB2)・EDF6のそれぞれで使われている。
特にEDF5とEDF:WBでは一度聴いただけでは違いがわかりにくい。
革命を起こせ!(イナズマイレブンGO)
GO世代を代表する楽曲。主に形成逆転時に流れる事が多く、アニメ1期OP「天までとどけっ!」と並んで流れると勝率が跳ね上がるBGMである。
タイトルはフィフスセクターによって歪められた勝敗を正そうとする雷門イレブンの強い意志が表れている。
GO3では「勝利は我らに」が処刑用BGMに相当する。
これと対極の位置にある楽曲が「ラストバトル」という聖堂山中戦BGMのアレンジ曲であり、流れている時は雷門が不利になっている。
太陽は昇る(大神)
ラスボス常闇ノ皇戦で流れる。
その名の通り、主人公アマテラスのテーマ曲でもあり、ラスボス戦の演出などから「負ける気がしない」楽曲として名高く、有志が開催している『みんなで決めるゲーム音楽ベスト100』でも毎度上位に食い込む。
ファンがそう太鼓判を押す理由は実際にプレイして聴いててみればわかる。
crosswise(戦国BASARAX)
元々はシリーズ初代『戦国BASARA』の主題歌。
格闘ゲームの本作では一撃BASARA技(一撃必殺技)で相手に止めを刺したときにサビ部分が流れる。歌詞から「オーモーイーガー」と呼ばれる。
終わりよければ全てよし(原神)
文字通りの意味で水神が処刑されるシーンで流れているBGM。
ポケモンシリーズ
勝利は目の前!(ポケモンBW)
ジム戦において、相手のポケモンが残り一体になると自動的に流れるBGM。
メインテーマのアレンジなだけあり、決戦を大いに盛り上げてくれる。が、勝ち確BGMではないため油断していると逆転されこちらが全滅するリスクは残る。
戦闘!■■■■(ポケモンSV)
本作のラスボスとの戦闘曲及び、相棒であるコライドン・ミライドンの最大の見せ場で流れる楽曲。
曲調こそ最初は暗いが、あるタイミングで熱い曲調に切り替わり、
宝探しの長い旅の締めくくりの負ける気がしない戦いを豪華に彩る。
星のカービィシリーズ
必殺!スーパー能力(星のカービィWii)
スーパー能力を得た際に使用されるBGMの一つ。
基本的に攻撃対象を全て一撃必殺するため、処刑用BGMとしてのスペックに適っている。
ごく稀に一撃必殺できない相手もおり、その場合はきっちりと別のBGM(前者:「ウルトラスーパーボスバトル」、後者:「支配してアゲルヨォ」)になっている。どちらかというとそちらの曲の方がアツいという意見もある。
この星をかけた魂の戦い(星のカービィトリプルデラックス)
「リベンジ オブ エネミー」「王位の復権:D.D.D.」「Dirty&Beauty」「狂花水月」から続く連戦の〆を飾る曲。
タランザとデデデ大王によりビッグバンの能力を得たカービィとクィン・セクトニアの最終決戦を描く。
セクトニアへの反撃開始を表すように軽やかなイントロから始まり、背景も今まで満月が浮かぶ夜から昇っていく朝日へと変わる。
真・格闘王への道のラスボスであるセクトニアソウル戦ではイントロと曲の入りが変更されているが、それだけで多大な絶望感を味わわせられる表裏一体の曲。
三叉一閃の巫の熱情(星のカービィスターアライズ)
上記のスーパー能力やビッグバン以降、カービィでは無双状態になれるスペシャル能力やラスボスとの決戦に使う最終決戦能力が数多く登場し、それ専用のBGMも登場している。これもこのうちの一つのBGM「あの星の友だちみんなが、ついているからだ!」のアレンジであり、上級者向けモードのラスボスとの戦いのBGMなのだが、その攻撃のあまりの熾烈さから相手の処刑用BGMと化している。逆に強くなったプレイヤーにとっては、その熱い曲調からラスボス戦にも勝る熱い戦闘曲となることだろう。
また、このBGMはもう一つのクリア後のモードであるキャラクターを選んだ場合のラスボス戦でも流れる事から、意図的に彼女達視点でのBGMとして作られたようだ。
無敵にGOODBYE NEW WORLD!(星のカービィディスカバリー)
同じく本作の最終決戦能力使用シーンで流れるBGM。神秘的で神々しいラスボス戦BGM「いつしか双星はロッシュ限界へ」とは違った、アップテンポでハイスピードな曲調となっている。
本作のメインテーマ「WELCOME TO THE NEW WORLD!」と無敵キャンディー使用時の曲をミックスさせたアレンジとなっており、ポップスター側と新世界側のテーマを交互に挟むことで、「両方の世界を救う」という状況を表現している。本作では過去作のBGMのアレンジがあまり多くない中で、最終決戦というシチュエーションで満を持して流れる初代からおなじみの曲はこれ以上になく感動的。
アトシマツ ~Pay For One's Sin!~(星のカービィWiiデラックス)
ついに登場してしまった、初の追加モードでの処刑用BGM。
王亡き樹冠と化したマスタークラウンを打ち滅ぼすべく、マホロアは近くに刺さっていた剣に力を注ぎウルトラソードへと変化させ、「アトシマツ」に臨むこととなる。
やはり直前のBGM「王亡き樹冠のミストルティン」とは対照的な疾走感に溢れるロックな曲調で、「ウルトラスーパーボスバトル」「断罪のマルスプミラ」「支配してアゲルヨォ」「彼方からの旅人マホロア」のフレーズを含んだ本作の集大成と言ってもいいBGMとなっている。
ロックマンシリーズ
サンゴッド戦(ロックマンワールド5)
史上初のお馴染みラスボス・ワイリーではないラスボス・サンゴッドの覚醒と激闘の幕開けとなるラスボス曲。ゲームボーイでありながらハードロックという激しい曲。
Moving Scene(流星のロックマン)
ラストバトルでロックマンがピンチに陥ると流れる逆転用BGMにして勝ち確定BGM。
どんなに体力が限界の状態でもこのBGMが流れれば、ロックマンは仲間たちの声援を受けて底力を発揮できるのだ。正に『絆』を象徴する本作に相応しい一曲である。
Last Battle(流星のロックマン3)
メインテーマ「Shooting Star (Ver.RR3)」のアレンジ曲。
ラスボス戦のテーマ。第2戦の決着イベント戦で文字通りの処刑用BGMとなる。
Fateシリーズ
約束された勝利の剣(Fate/staynight)
その名の通り、トップクラスの性能を誇る宝具を持つセイバーのBGM。
これが流れているからといって必ずしも勝利できるわけではないが、真名解放された「約束された勝利の剣」が直撃してタダで済んだ相手はいない為に処刑用BGMに数えられる。
梶浦由記氏が手掛けた『the sword of promised victory~Fate/Zero ver.』などアレンジ版もトップクラスに多い。
エミヤ(Fate/staynight)
こちらも本来の意味での処刑用BGM。別名「主人公の逆転フラグ」。
この曲が流れると主人公は勝つ。近年別作品でも効果があることが確認された。格闘ゲーム『unlimited codes』でも無限の剣製用のBGMとして採用されており、プレイヤーの腕次第では文字通りの処刑用BGMとなる。
実はセイバーにも使用されたことがあるのは内緒。
ただし彼にとっては死亡フラグとなる事でも有名。
cosmic air(Fate/EXTRA-CCC)
ギルガメッシュが乖離剣エアを抜く際に使用されるガチの処刑用BGM。
というのも、このゲームの『天地乖離す開闢の星』は99999ダメージの即死技であるため。『Fate/Grandorder』でも使用されているが、こちらは一撃技ではないので流れれば必ず勝てるBGMというわけではない。
色彩~訣別の時来たれり~ (Fate/Grandorder)
OPテーマのアレンジ。
所持サーヴァントの絆レベルに比例して与ダメージが増加するという仕様に加え、1部終章がそれまでのストーリーの総決算に当たることもあって、人気の高いアレンジ曲。
曲調やシチュエーションこそ処刑用BGMのそれではあるが、本曲が使用されたボス戦の難易度は戦力を整えた上で挑んでも依然として高いままので逆処刑用BGMとしての側面も持つ。
spinal swan coaster (Fate/Grandorder)
原曲は『EXTRA-CCC』における「spinal_coaster」。ⅠからⅢまでのアレンジが存在。
コラボイベント「深海電脳楽土SE.RA.PH」にて使用され、とある少女と無銘の男が悪あがきを続ける魔性への因縁を絶った。
ペルソナシリーズ
Reach Out To The Truth(ペルソナ4)
通常用戦闘BGMでバージョン違いが複数存在する(バージョンは通常版、First Battle、Inst versionの3つであるが……)。
『P4G』では先制攻撃時にのみ流れる仕様になった。この楽曲が処刑用BGM足り得る理由はアニメ版にてここ一番で流れる事と曲調がとにかく明るいことにある。
『P4G』で確立された先制攻撃時BGMの系譜は『P5R』の「Take Over」や『P3R』の「It's Going Down Now」とその後も脈々と受け継がれている。
Time To Make History(P4U2)
元は「ペルソナ4ザ・ゴールデン」の通常戦闘曲。
『P4U2』では一撃必殺技にてサビが流れる文字通りの処刑用BGMとなっている。
Life Will Change(ペルソナ5)
心の怪盗団がターゲットに犯行予告を出した際に流れる専用テーマであり、処刑用BGMならぬ「決行用BGM」。
インスト版と通常版とでキーが異なるのが特徴で、よく知られているのは前者。
覚醒/Will power(ペルソナ5)
前者はペルソナ覚醒時のテーマ曲、後者はペルソナ覚醒後の戦闘曲であり、この2曲の組み合わせは危機的状況に追い詰められた怪盗団が反撃開始する際のものとなっている。
後者は「キャサリン・フルボディ」でもジョーカーがゴール付近に迫ると自動で再生される。
全ての人の魂の詩(ペルソナ5)
シリーズ最初期から用いられているベルベットルームのテーマだが、『5』のベルベットルームは刑務所をイメージしており、ペルソナ合体も「斬首刑」という形で行われる。
よって文字通りの「処刑用BGM」であると言えよう。
戦国無双シリーズ
双桜~真田
戦国無双シリーズ真田左衛門佐幸村のテーマ曲。大坂夏の陣や上田城の戦い等幸村の重要な戦いで流れており、大坂の陣では1人で徳川軍相手に無双する日本一の兵を表している。
戦神(戦国無双シリーズ)
関ヶ原の戦いといった逆境に追い込まれた豊臣軍が逆転する時に流れる。
ドラマ
LEGALHIGH(リーガル・ハイ)
この曲が流れたが最後、金と女をこよなく愛する39歳児によるオーバーキル確定の完全論破が炸裂し、その39歳児の高笑いが法廷内に木霊する。
Garden of Eden(ライアーゲームseason2)
処刑用BGMというか膝から崩れ落ちるBGM。イントロのオルガンからして絶望。知略と心理戦が渦巻くライアーゲームでseason2の第一話で葛城登場の時点でイントロだけが流れるのだが、まさかこの曲が散々絶望的展開(もしくはやり返した時)になるとは思わなかっただろう。
We All Lie(スカイキャッスル)
原作『SKYキャッスル』でも使われていたメインテーマ。
登場人物が追い込まれ、メンタルをやられるシーンで多様される。
殺陣のテーマ(暴れん坊将軍)
某ホームランアーティストの横浜時代の登場曲としても有名な1曲。
ある種のファンの間では、「デーンデーンデーン」で通じる。
荒野の果てに(必殺仕掛人)
必殺シリーズの「殺しのテーマ」の原点で、ボーカル付きもあり。
後年のシリーズ作品だといつも以上に本気の殺しで流れる事が多い。
出陣のテーマ(必殺シリーズ)
複数あるのだが、特に必殺仕事人あたりから定番になったものが有名。正確には処刑BGMというよりは、処刑に向かうBGM。
弱き者を人間の所業とは思えぬ行動で絶望のドン底に叩き落とす外道共が毎回登場しては、視聴者にヘイトを散々煽ってからの流れで仕事人がついに出陣して殺し技の数々が炸裂する時の曲も含めてカタルシスに至るのはもはや様式美。
冥土の鈴か、地獄花(必殺仕事人V)
必殺シリーズのいわゆる「殺しのテーマ」は数種類あるが、中でも最もポピュラーなのはこれであろう。冒頭のトランペットが流れてきたら思わずハッとするオジサンは少なくないはず。むしろ、プロ野球選手の前奏に使われているくらいである。
・・・と、いうかシリーズを通しての悪人抹殺のオンパレードである為、「処刑用BGM」の名称はこの作品がほぼふさわしいのではないだろうか。
特撮
メタルヒーローシリーズ
レーザーブレードのテーマ(宇宙刑事シリーズ)
特撮で必殺技といえば渡辺宙明氏の手掛けたこのテーマ音楽。多数のアレンジがあり、OVA「破邪大星ダンガイオー」でもこの曲を元にしたアレンジ曲が作られた。
『世界忍者戦ジライヤ』における「うなれ磁光真空剣」など他のメタルヒーローシリーズにもこの楽曲に相当する処刑用BGMが存在する。
仮面ライダーシリーズ
光の戦士 / バトルoh! RX (仮面ライダーBLACK RX)
ロボライダー、バイオライダーに変身どころか、リボルケインで爆発四散のテーマとなるのがほとんど。
更に彼の場合、OPテーマすらも処刑用BGMと化す。
戦士 (仮面ライダークウガ)
クウガの戦闘シーンにおいて頻繁に流れていた曲。グロンギが撃破される回においては毎回と言ってもいいほど使用されていたため、この曲が印象に残っている視聴者も多いのではないだろうか。
ゴ・バダー・バ回のバイクシーンではロングバージョンが使用された。
BELIEVE YOURSELF (仮面ライダーアギト)
序盤の戦闘で流れる曲。特に第1話でグランドフォームがライダーキックを決めるシーンがよく知られているが、他のフォームでも使用されている。
ただし、スコーピオンロードとの初戦では中断され、敗北を喫してしまっている。
中盤から「DEEP BREATH」にその役割を譲ったが、第27話ではDEEP BREATHとのメドレー形式で使用された他、最終決戦や『仮面ライダージオウ』第32話でも久々に使用され、ファンを喜ばせた。
特に『ジオウ』ではジオウトリニティとトリニティフォームという夢の組み合わせが実現し、締めの演出がド派手なものであった点を付け加えておく。
「CDツイン 百獣戦隊ガオレンジャー VS 仮面ライダーアギト」でも翔一から処刑用BGMとして扱われている。
果てなき希望 (仮面ライダー龍騎)
各回終盤の戦闘で高確率で流れる曲。龍騎が初めてドラグレッダーと共に敵ミラーモンスターと戦い、サビに合わせてファイナルベントを使った有名なシーン以降、この曲のサビで龍騎が敵ミラーモンスターにドラゴンライダーキックを浴びせるのが様式美になった。 (たまにストライクベントのときがある。)
ドラゴンライダーキックを喰らって生き延びたミラーモンスターはおらず、また城戸真司は他のライダーと違い人々をミラーモンスターから守るためだけに本気で戦うため、文字通りの処刑用BGMになった。
EGO ~eyes glazing over (仮面ライダー555)
3rdエンディングテーマ。エンディングテーマとあるが、実際は挿入歌として使われていた (特に平成一期では挿入歌がエンディングテーマ扱いとなることが多かった) 。
使用回数は5回と平成一期のライダーとしては少ないが、使われたシーンがどれも印象に残りやすく、かつ疾走感も相まって視聴者に強い印象を残した。
ライダーキック!! (仮面ライダーカブト)
このBGMをバックに向かってきた敵ワームをカブトがカウンターキックで倒すという流れが印象的であり、『ジオウ』でも (変身者は別人だが) 踏襲された。
とはいえ、別にライダーキック専用BGMというわけではなく、終盤ではハイパーフォームのマキシマムハイパーサイクロン発射時のBGMとしても使用され、最強格のワームを2度も葬った。
LORD OF THE SPEED (仮面ライダーカブト)
同作品後期のED。EDが変わった次の話でカブトがハイパーフォームに変身したのもあり、もっぱらハイパーカブト専用の処刑用BGMと化しているが歌っているのはガタックである。また、諸事情により爆死用BGMとも言われる。通称「ウンメイノー」。
Supernova (仮面ライダーキバ)
初変身時から挿入曲として使用され、ザンバットソードの初登場回などの名勝負を彩った。
特に最終話は紋章ハメ→スネーキングデスブレイク&エンペラームーンブレイクという殺意の高いコンボによってラスボスにトドメを刺すという展開であり、まさしく処刑用BGMに相応しい扱いを受けていた。当然、使用回数もキバの挿入歌で最多である。
序盤での処刑用BGMは「ウェイクアップ!」、2号ライダーであるイクサの処刑用BGMに「イクサ変身」というものもある。
通りすがりの仮面ライダー (仮面ライダーディケイド)
門矢士が仮面ライダーディケイドに変身する際に使われる、おなじみのBGM。「仮面ライダーディケイド」と言う番組そのものの価値はすべてこの一瞬にあると言って過言ではない。
Extreme Dream (仮面ライダーW)
仮面ライダーW サイクロンジョーカーエクストリームのテーマソングだが、ラスボスクラスの敵との決戦でしか流されていないという破格の扱いを誇り (その回数たったの2回) 、ファンからは「ラスボス決戦用BGM」と呼ばれているほか、「エクストリーム登場時に流しすぎず、ラスボスと戦うときのみ流すのが良い (要約)」とまで言われている。
エクストリーム変身と同時に流れ始めるため、エクストリームの能力も相まってこの曲が流れたら相手は敗北確定である。
ちなみにこの曲が流れた際に戦ったドーパントはどちらも主人公の片割れがピンチを乗りきり、ここからが逆転という非常にアツイタイミングである。
この他にも『W』の処刑用BGMとしては仮面ライダージョーカーのテーマ曲である「運命のジョーカー」が挙げられることが多い。
Time judged all (仮面ライダーOOO)
主人公と相棒のデュエットソングでもあるためか、最終回の戦闘シーンでも使用された。
あえて最強形態ではない形態で締めるというシナリオの粋な計らいも合間って、非常に高い人気を誇る。
ACゲーム『ガンバライジング』ではバースト発動時のBGMにも採用されるなど平成ライダーの挿入歌では頭一つ抜けた扱いを誇る(名シーンを再現した「メモリアルフィニッシュ」版のカードでもバースト発動時に流れるのは元のシーンで使われている楽曲に関係なくOP主題歌である事が通例である)。
咲いて(仮面ライダーフォーゼ)
eversetの同名曲を仮面ライダーGIRLSがカバーしたもの。
作品の雰囲気に合わせてか、最初は元の卒業ソングらしい落ち着いた雰囲気だが、2番からアップテンポになっていく曲調が特徴。
しかし、単なる懐メロカバーに終わる本曲ではない。学園を牛耳るラスボスの支配からの「卒業」 (物理) に使用するという前代未聞な使われ方をしたのだ。
字面だけ見ると混乱する諸氏も多いだろうが、詳しい事は本編を参照されたし。
フォーゼには他にも「Giant Step」(通称:クソデカ一歩)、「COSMIC MIND」などの代表的な処刑用BGMがある。
Missing Piece (仮面ライダーウィザード)
仮面ライダーウィザード インフィニティースタイルのテーマソング。
魔法も失われたはずの主人公が希望を捨てなかった末に具現化した奇跡の姿というだけあって、戦闘力・防御力・スピードは群を抜いており、この曲が流れて無事に済んだ敵はいない。
必殺技も巨大化した斧を一気に振り下ろすという殺意の高さであり、まさに「最後の希望」を体現した曲となっている。
Time of Victory (仮面ライダーエグゼイド)
仮面ライダーエグゼイド ムテキゲーマーのテーマソング。
曲調も希望を照らすように明るく、ムテキゲーマーが名前通りのスペックを持っているので流れた瞬間、勝ち確。
必殺技発動前に途切れてしまっているが、これもムテキゲーマーの必殺技の恐ろしさを表現する演出の一環と考えれば十二分。
ゲーム『仮面ライダー バトルラッシュ』でも優勢時に流れる曲として使用。たった1回しか流れず、かつ音量も小さかった本編よりも強く印象に残っていた人は多かった模様。
他にも処刑用BGMとしては「B.A.T.T.L.E G.A.M.E」 (『平成ジェネレーションズ』 挿入歌) などが存在する。
オーマジオウ2 / 巨大なる悪魔 (仮面ライダージオウ)
最終回にて親友を殺された常磐ソウゴが怒号を上げ、最強の魔王オーマジオウへと覚醒した際のBGM。後者は歴代のラスボスをいとも容易く屠るシーンでのBGMとなっている。
これらがセットで流れれば敵は跡形も無くなるだろう。
REAL×EYEZ (仮面ライダーゼロワン)
OPテーマ。イントロのゼロワンコールが始まれば、それは勝利への合図。
第1話ではこの楽曲で新しい歴史への門出を飾り、劇場版でもトドメの演出として採用された。なお、仮面ライダーバルカンがランペイジバルカンに初変身した際もこの楽曲が使われており、やはり勝利を収めている。
メインテーマである「ゼロワン、それが俺の名だ!」も処刑用BGMや優勢時のBGMに用いられる傾向にあり、劇場版では「仮面ライダーゼロワン&ゼロツー」と「変身!ゼロワン&ゼロツー」がその役割を果たした。
livedevil (仮面ライダーリバイス)
OPテーマ。イントロが始まったら、ギフジュニアは愚か敵は全員倒されていき、仮面ライダーライブの初登場時にも流れブラキオ・デッドマンも圧倒しており、ダイオウイカ・デッドマンと仮面ライダージュウガもこの曲が流れた瞬間に劣勢に追い込まれている。
Trust・Last (仮面ライダーギーツ)
OPテーマ。挿入歌としても用いられた。
一度これが流れれば、運営用ライダーが相手だろうとギーツは (これまでに積み上げて来た実力も合間って) 圧倒してしまう。
元締めが直々に前線に現れた第38話では事もあろうに最強フォームを手にして無双するという主人公補正の極みを見せ付けた。
ブーストライカー (仮面ライダーギーツ)
ブーストフォームのテーマ曲。軽快な管楽器の音色が鳴り響けば、その先にあるのは勝利のみ。
作中で最も多用された処刑用BGMで、ブーストゾンビフォームやフィーバーブーストフォームはおろか、ブーストフォームマークⅡやナーゴ ファンタジーフォームの初陣にも用いられたほか、ギーツとバッファの共闘シーンでも用いられた。
なお、第1話で処刑用BGMとして用いられたのは「リボルブオン」という曲である。
Chair (仮面ライダーギーツ)
仮面ライダータイクーンブジンソードのテーマソング。
第42話ではこの曲をバックに五十鈴大智が変身したマーレラジャマトを完膚なきまでに叩きのめした。
ブジンソードに変身する桜井景和は五十鈴大智の策略によって姉を喪っており、その時の復讐で殺害する一歩手前まで行った。このときに視聴者に残した衝撃は大きく、ファンからは「五十鈴大智処刑用BGM」と呼ばれた。
後に『ジャマト・アウェイキング』でもドゥームズギーツ VS. バッファプロージョンレイジ戦でも使用され、ファンを驚愕と歓喜の渦に飲み込んだ。
Rising Fighter (仮面ライダーガッチャード)
仮面ライダーガッチャードの前期戦闘用挿入歌。通称「キックソング」。
この曲のイントロが流れた瞬間、ガッチャードによるケミーの特性を生かした猛反撃が始まり、対峙したマルガムは確実に倒れる。
「キックソング」の通称通り、そのトドメのほとんどはキックである。ちなみに必殺技発動時にサビの部分だけが流れることもある。
同じく挿入歌の「What's your FIRE」と「THE SKY’S THE LIMIT」はこの曲の後釜であり、数々の仮面ライダーたちの戦闘シーンで使用されている。
第2話という早い段階から戦闘のトドメに使われる挿入歌が流れたのはかなり久しく、かつほぼ毎回流されるため、平成一期や平成二期前期の仮面ライダーを思い起こさせると、当時を知る視聴者から高い評価を受けている。
最後の審判 (仮面ライダーガヴ)
この曲中にガヴが必殺技発動前にグラニュートに対し最後通告を行うことが多く、それに合わせて直球なタイトルとなっている。
なおこの通告に対して現在、手を引くことを選んだグラニュートは存在していない。
スーパー戦隊シリーズ
ゴレンジャーがやってくる(秘密戦隊ゴレンジャー)
劇中ではインスト版がゴレンジャーハリケーンのテーマ曲として使われている。
ゴレンジャーハリケーンはどんな相手にもメタを張れるので事実上の処刑用BGMといっても過言ではない。
スペードエース若き獅子(ジャッカー電撃隊)
元はスペードエースのテーマ曲だったが、インスト版はいつの間にやらビッグワンのテーマにされていたという奇妙な経歴を持つ。
ゴレンジャーハリケーンと似た効果を持つ必殺武器ビッグボンバーのBGMとして多用された。
隠流巨大獣将の術(忍者戦隊カクレンジャー)
巨大戦力獣将のテーマだが、OSTでは無敵将軍のテーマも該当曲に組み込まれている。
後者は無敵将軍が火炎将軍剣を繰り出す際のBGMとして多用され、この楽曲と共に「火炎将軍剣!」の口上が聞こえれば妖怪は一刀の下に斬り伏せられる(巨大戦を描く尺の問題もあるのだが…)。
虹色クリスタルスカイ(超力戦隊オーレンジャー)
インスト版が流れることもあるが、いずれも等身大戦・巨大戦問わず流れており、作中の戦隊怪人であるマシン獣に対して、必殺武器や戦隊ロボの必殺技等によるトドメの一撃を喰らわせる際に流れるのがお決まりとなっている処刑用BGMとして用いられている。
黒い疾風 デルタフォーメーション!(未来戦隊タイムレンジャー)
タイムロボシャドウα/βの必殺BGM。タイムロボのテーマ曲「OK!タイムロボ」のアレンジ曲でもある。
必殺技はいずれも敵を拘束してから止めを刺すという念の入り用であるが、敵は死ぬことはなくあくまでも圧縮冷凍されるだけなので処刑用BGMは厳密には正しくない。
百獣召喚!(百獣戦隊ガオレンジャー)
ガオキングのテーマ曲『百獣合体!ガオキング』のインストアレンジ版(OSTではスーパーアニマルハート発射時のBGMも同じトラックに収録されている)。
「百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊」ではこの曲をバックに歴代戦隊ロボの記憶がガオキングに流れ込み、スーパーアニマルハートを発射するという粋な演出がある。
この他にも勝率の高いガオイカロスのテーマ曲『EYES OF JUSTICE』が処刑用BGMに挙げられる。
風よ、水よ、大地よ、(忍風戦隊ハリケンジャー)
ハリケンジャーのテーマソング。
使用例は本編では巻之十三、十九、最終巻、外伝ではVSガオレンジャーと使用率はかなり少ない。
しかし、最終巻では変身シーンから再生暗黒七本槍戦で大々的に使用され、ハリケンジャーやゴウライジャーを幾度となく苦しめてきた七本槍を圧倒するというカタルシスある展開を盛り上げた(特にサタラクラとサンダールは正攻法での決着が着かなかっただけにファンには来るものがあるだろう)。
曲自体も高取ヒデアキ氏の熱いシャウトに加え、鼓が刻むビートやギターの音色によって非常にかっこよく仕上がっている。
莫大!爆発!驀進!!(爆竜戦隊アバレンジャー)
アバレンジャーのテーマ曲の一つ。OSTの「M10」部分が該当。
ダイノボンバー発射時以外にもライドラプター等の新装備登場回などで使用された。
この他にもアバレマックスの専用テーマである「ダイノガッツ大爆発!!」などが存在する。
一気にきめるゼ!(特捜戦隊デカレンジャー)
読んで字の如くデカレンジャーが優勢時に流れる。
アリエナイザーに判決を下すジャッジメントが「×」を示した時、それはアリエナイザーの命運が尽きた事を意味する。
スタートアップ!(轟轟戦隊ボウケンジャー)
ボウケンジャーの戦闘用テーマ(OSTでは「M10」部分が該当)。
ボウケンジャー変身シリーズのCMにも使用された。
過激気!(獣拳戦隊ゲキレンジャー)
スーパーゲキレンジャーのテーマソング。使用は修行その21、35の2回のみ。
いずれの回もゲキレッドが先陣を切り、この曲をバックに強敵を圧倒するという流れになっている(しかも、いずれも首領格)。
つまり、この曲が流れて負けた回は存在しない。
外道よ平伏せ! インロウマル!!(侍戦隊シンケンジャー)
スーパーシンケンジャーのテーマソング(OSTでは「M106 新装備シンケンジャー」部分が該当)。
曲名通り、パワーアップアイテム『インロウマル』を使用して変身できる強化フォームであるスーパーシンケンジャーになる際にイントロ部分でインロウマルを使用して変身→スーパーシンケンジャー時限定の必殺技でアヤカシの一の目を撃破という流れが主となっている。
勝利の一撃!グレートストライク!!(天装戦隊ゴセイジャー)
ゴセイグレートの必殺技用BGM(および提供画面用BGM)。OPテーマのアレンジである。
名称こそグレートストライクだが、派生形態や強化形態の必殺技発動時にも用いられている。
VAMOLA!キョウリュウジャー(獣電戦隊キョウリュウジャー)
作中で明確にキョウリュウジャーに力を与える「真の地球のメロディ」として扱われている曲。
最終話、Vシネマ、『王様戦隊キングオージャー』では作中人物によって歌われ、変身能力を取り戻させたり、応援目的に使われたりしている。
界賊の唄(機界戦隊ゼンカイジャー)
ゾックス・ゴールドツイカーが登場する際に自ら口ずさんでいる歌。
状況によって歌詞を即興的に変えており、内容は実質的に敵への宣戦布告である。
「ゾックスが歌いながら敵前へ現れるのは特に殺意が高い時」と視聴者から恐れられている。
INFERNO(王様戦隊キングオージャー)
シュゴッダムのテーマソング。
第2部では、黒幕ダグデド・ドゥジャルダンを撃破する時に流れている。
東宝映画
ゴジラのテーマ(ゴジラシリーズ)
もはや説明の必要はないであろう、伊福部昭氏の手によるゴジラのテーマ。特に平成ゴジラシリーズでは、圧倒的な力で敵を蹂躙する場面を象徴するBGMとなっている。
ハリウッド版に至ってはもう…。
Who will know(シン・ゴジラ)
ゴジラにいらん攻撃を仕掛けたせいで手痛いしっぺ返しを食らった時の曲(詳細は内閣総辞職ビームを参照)。男女コーラスによる絶望感と破壊の美しさを物語る名曲。歌詞を和訳すると何やら意味深な…?
宇宙大戦争マーチ(宇宙大戦争)
伊福部昭氏の手による東宝特撮を代表する宇宙戦闘機戦のテーマ音楽。延々と続くトランペットの演奏に、間奏で全力で叩きつけるピアノと短い曲にもかかわらず体力消耗が激しく、「ペッター殺し」「ピアノは打楽器」と称される演奏者にとっての処刑用BGMだった。ただし現代においてはゴジラに対する人類の逆襲のテーマのイメージが定着してしまった。
ウルトラシリーズ
勝利/戦い(ウルトラマン)
没になった挿入歌「進め!ウルトラマン」のインスト版をアレンジした曲。
ウルトラマンの戦闘BGMの定番とも言えるヒーロー感抜群の名曲だが、初使用されたのは第18話のザラブ星人からとかなり遅め。
実はウルトラマンの番組制作当初、この曲はまだ存在しておらず「戦闘曲が物足りない」という理由で中盤から新たに追加で作られたもの。
シン・ウルトラマンでもアレンジ版「遊星から来た兄弟 勝利(M5)」が使用されたが、奇しくも使用箇所は外星人第2号ザラブとの戦闘シーン。
番組初期には「戦い」という戦闘BGMが使用されており、記念すべき第1話のベムラーから第9話のガボラまでと使用された回数は少なく、知名度も「勝利」より小さいが巨大感やシリアスさをよく表現していたりとファンからは隠れた名曲として扱われている。
セブンの戦い(ウルトラセブン)
冬木透氏が手掛けたOPテーマのアレンジ。
夕焼け小焼けのちゃぶ台がお似合いのメトロン星人や、最強すぎてたぶんゼットンの次くらいに出番が多いペダン製の金城型ロボットキングジョーを始め、多くの名勝負を彩ってきた名曲。
夕陽に立つウルトラマン(帰ってきたウルトラマン)
ウルトラマンジャックの戦闘テーマ。
グドン&ツインテール戦やナックル星人&ブラックキング戦など、夕陽の下で戦っているシーンの印象が強いジャックにはぴったりのテーマタイトルである。
しかし夕方の戦闘以外のシーンでも普通に使用されている。
戦え!ウルトラマンレオ(ウルトラマンレオ)
後期でのOP兼処刑用BGMであり、OPと比べてキーが高めになっている回も。
前期では前期OP『ウルトラマンレオ』などが使用される事もあった。
ちなみに、レオのOPは後期の『戦え!ウルトラマンレオ』よりも前期の『ウルトラマンレオ』のほうが圧倒的に知名度&人気が高く、レオ兄さんといえばこの曲と言われるくらいには浸透している。
我らの80(ウルトラマン80)
OPアレンジ曲。80の戦闘BGMは「登場直後の善戦→苦戦→逆転」というシークエンスが定番であり、幾度となく80の逆転から勝利までを飾った。
Take Me Higher(ウルトラマンティガ)
ご存知ウルトラマンティガOPテーマ。インスト版が処刑用BGMとして採用される事が多いが(ゲーム『ウルトラマンFER』でも同様)、最終回ではイントロ部分に特別な編集を施した『Take_Me_Higher』(NEW ALBUM MIX)が使用されており、グリッターティガとガタノゾーアとの戦いを盛り上げた。
グリッターティガ誕生時の演出も併せ、地球を滅亡寸前にまで追い込んだ邪神がもたらした絶望感を吹き飛ばす絶望ブレイカーでもある。
ガイアノチカラ(ウルトラマンガイア)
流れ始めたら勝ちを確信するほどファンからの信頼度が厚いBGM。使用回数は4回ほど。
その信頼度が高い理由としては第27話でのスプリーム・ヴァージョンの投げの鬼とも言うべきファイトスタイルと、後のスプリーム・ヴァージョンの無敗記録によるところが大きい。
曲自体もガイアが戦う理由などをカッコよく歌い上げたものになっているため、一度聞いたら忘れられない事だろう。
この他にもファンの間では『フォトンストリーム』がガイア、『アグルの戦い』がアグルの処刑用BGMとして挙がる事が少なくない。
ウルトラマンレジェンド(ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス)
全てが謎に包まれた伝説上のウルトラマン、ウルトラマンレジェンドのテーマソング。「今世紀最強」というとんでもない大看板を引っ提げての登場となったレジェンドは、その名に恥じず信じがたいほどに強く、最近ではウルトラマンゼロの現時点での最強形態ウルティメイトシャイニングゼロの必殺技(後述のウルトラマンノアの必殺技に準ずる威力があるとされている)を喰らっても倒せなかったアブソリュートタルタロスが、その姿を見た瞬間に迷わず逃げ帰るという驚愕の成果を見せている。
PS2の格ゲーウルトラマンFE3においても「テキトーにボタン押してるだけで勝てる」などと言わしめる程のチートぶりを見せ、果てには一度でも電源を切ったらレジェンドを入手(レジェンドを入手するにはストーリー内にてコスモスのルナモードでジャスティスに勝利する必要がある)したデータだけが抹消され、再度入手するのにまた入手条件を満たさなければならない始末。
そんな規格外の存在の専用曲とあって、曲調は荘厳にして壮大。神格化されているだけあって、まさに神が降臨したかのような曲である。
NEW BIGINNING(ウルトラマンネクサス)
各デュナミストのネクサス初登場、そしてなんと言ってもあのウルトラマンノア降臨の曲である。
ただでさえ初登場補正入りのシーンお馴染みの曲だが、最終回でこの曲をバックに今の今まで苦戦していたラスボス、ダークザギをひたすらフルボッコにするという圧倒的存在感を見せつけた。
この曲が流れ終わり、余韻の残る静寂の中、ダークザギがノアの必殺技で宇宙の藻屑と化すシーンは、もはや伝説である。
友情の絆/奇跡! メビウス・インフィニティー(ウルトラマンメビウス)
前者はTVシリーズ最終回、後者は劇場版でのラストバトルを飾った。
どちらもメインテーマ「メビウス!」のアレンジ楽曲かつメビウスの合体形態用BGMである。
たとえヤプールの化身だろうが宇宙の帝王だろうが、これらのBGMが流れた瞬間敗北が確定し、合体したメビウスになぎ倒される運命を辿る。
Eternal_traveler/誓い(大怪獣バトル)/(大怪獣バトルNEO)
ウルトラギャラクシー大怪獣バトルOPテーマ(後者は続編のNEOのOP)で、ゲームではファイナルラウンドに流れる曲である。
ファイナルラウンドではプレイヤーと相手プレイヤーの体力が自動的に指定の値まで削られる代わりに攻撃力などが急上昇するサドンデス方式になる為、この曲が流れ始める事は即ち、どちらかが必ず倒れる事を意味する。
ウルトラマンサーガのテーマ(ウルトラマンサーガ)
ウルトラマンサーガとハイパーゼットンの決着の時の曲。チームUの気転で、それまでサーガとも互角に戦っていたハイパーゼットンがトラップにかかってから流れ始め、間髪いれずにサーガがハイパーゼットンをひたすら殴り倒す。
歴代最大最強とも唄われたハイパーゼットンも、一度隙を見せてしまえばもう勝ち目はない。約1分に渡ってひたすらフルボッコにされ、曲の完結と同時に粉微塵に砕け散った。
ちなみにサーガは2023年現在客演歴がないが、その理由がこれ流してサーガを登場させたらなにもかも呆気なく終わりそうだからなのだという。後に前述のレジェンドがサーガ登場時の神々しい曲「サーガ降臨」を借りてアブソリュートタルタロスの前に降臨し、タルタロスを逃げ惑わせている。何の因果か、レジェンドもサーガも意味は「伝説」であり、どちらもウルトラマンコスモスが絡む存在でもある。
ウルトラマンギンガの歌(ウルトラマンギンガ)
荘厳なコーラスとともにウルトラマンギンガが出現、続く高見沢俊彦の超絶技巧のギターが嫌が応にも戦闘シーンを盛り上げる。(アーアーアーアーアー♪)この曲以来、「ウルトラマンX」、「オーブの祈り」など太鼓の達人のウルトラマン主題歌がアニメ系の高難易度譜面を続出するようになり、まさにプレイヤーにとっての「処刑用BGM」となった。
そしてこの曲が流された瞬間、ギンガの勝利は確定する。
セカンドシーズン『ギンガS』や劇場版『決戦!ウルトラ10勇士!!』ではOP「英雄の詩」も処刑用BGMとしてラストバトルを盛り上げた。
ゆけ!ウルトラマンオーブ(ウルトラマンオーブ)
逆転用BGMにして処刑用BGM。OPテーマ『オーブの祈り』のサビ部分のアレンジである。
オーブオリジンのテーマである『オーブオリジン』(M-15)も勝率が高いが(オーブトリニティの戦闘時にも採用されている程)、第23話でのジャグラスジャグラーとの決戦ではBGMが途切れて一度は地に伏してしまう。そんな中流れてきたのが壮大な曲調が特徴的なこの楽曲であり、底力を発揮したオーブは勝利を掴んでいる。
最終決戦でも一度はマガタノオロチに敗れたオーブがこの楽曲をバックにジャグラーと共闘。ウルトラフュージョンカードから召喚した諸先輩方と共に撃破に追い込んだ。
フュージョンライズ!(ウルトラマンジード)
第17話で奮起したジードの戦闘用BGM。元々はイベント『ウルトラマンフェスティバル2017』の楽曲だった。
過酷な運命に立ち向かうジードの心情を歌った歌詞が怒涛のフォームチェンジで父に抗う様にとてもマッチしている。劇場版では、ウルトラマン達がギャラクトロンを倒す時に流れ、後日談のウルトラマンZでのジードゼットがギャラクトロンの親玉であるギルバリスを倒す時に流れており、誰が言ったか、ギャラクトロン処刑用BGMとまで言われている。
ultra_spiral(ウルトラギャラクシーファイト)
ウルトラギャラクシーファイトシリーズの第1作目ウルトラギャラクシーファイトニュージェネレーションヒーローズの主題歌。劣勢に追い込まれてから逆転の際に流れることが多く、ギャラファイシリーズの続編でも流れており、ウルトラマンZでは、ジードの新形態ギャラクシーライジングの変身音やBGMとしてアレンジで使われており、7話では、ベリアル融合獣とウルトラマン達の決戦の挿入歌として流れている。
第2作と第3作では「ZERO to INFINITY」も処刑用BGMとして扱われている。
超勇者BUDDY_GO!(ウルトラマンタイガ・ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突)
ウルトラマンタイガのキャラソン。最初は本編13話の総集編で流れたが、その後ギャラファイにてウルトラマンレイガとグア・スペクターとの一騎打ちで流れ徐々に圧倒し始めている。
Trigger(ウルトラマントリガー)
ウルトラマントリガーのOPテーマ。
トリガーのデビュー戦である第1話や『ティガ』とのリンクが語られた第9話、トリガーダークとのタッグマッチである第21話、そして最終話など数多くの勝負を彩った。
その他
男の勲章
嶋大輔のヒット曲。めちゃイケのコーナー数取団内で関取団がアウトになったメンバーを痛めつけるBGMで流れた。
True Love Ways
海外限定のCMで、ある会社が販売しているチーズを断ると「♪Just_you_know_why...♪」のBGMとともにパンダが現れ、とんでもない制裁をしかけてくる。
インペリアル・マーチ
電波少年の演出兼プロデューサーであるTプロデューサー(土屋敏男)の登場シーンに使用され、芸人たちは過酷な企画をやらされるため、彼らにとってはトラウマものになった。
そのトラウマの度合いは企画終了後に全く関係ない場でたまたま流れてきて耳にしたインペリアル・マーチですら恐怖に陥ったらしく、着メロですら聞こえてきたら身構えたという経験を語った芸人もいた。
甘茶の音楽工房『ブリキの戦争』
しくじり企業シリーズで企業が破綻・消滅に至るシーンの曲として著名に。以降、ニコニコ動画・You Tubeでしばしば「処刑用BGM」として使われるようになった。
アニメ版「BE-BOP-HIGHSCHOOL」・『江田のテーマ』
え?これはアニメの項目に入れるべきじゃないのかって?これは本来は処刑用BGM扱いではなく、タイトルだけではわからないかもしれない。聴けば納得するはず。
…じゃあ、笑いながらこの項目をクリックして。
イントロだけでもはや処刑用BGM扱いの珍しいパターンである。
世界忍者戦ジライヤ『渦まく妖気』
これもメタルヒーローの項目に入れるべきじゃないかって?ジライヤの処刑用BGMは「うなれ磁光真空剣」だろって?
いやいやここで正しいのである。こちらも聴けば納得するはず。
幻想万華鏡『色は匂えど散りぬるを』
東方Projectの二次創作アニメである本作だが、主人公の脇巫女と恋の魔法使いが異変を起こした主に妖怪共を弾幕で黙らせる、いわば「妖怪終了のお知らせ」時に毎回流れる曲。
この曲は幽閉サテライトが原曲をアレンジしてリリース、そもそも原曲がすでに神曲であるため華やかさも相まって人気を博し、幻想万華鏡では処刑用BGMとしてだけでなく1話や7話等のOPにも使用された。
逆処刑用BGM
BGMというものは必ずしも主人公/プレイヤー側が優勢である時に流れるわけではない。敵が優勢である時にも流れるものであり、逆に処刑されるケースやその両方を兼ね備えたものもある為一括りにはいかない。
わかりやすい例だとゲーム作品では敵の難易度が高かったり、即死技を使ってくるために前者の印象を持たれる曲が多々見受けられる。
例
「ターゲット確認、排除開始」
シリーズでも度々アレンジされ、同時にBGMの主も復活を遂げて化け物級の性能をいかんなく発揮し、プレイヤーたちを粛清してきた。
今なお本シリーズで輝き続ける不朽の名曲の一つでもある。
「誰であろうと、私を超えることなど不可能だ」
シリーズ屈指の人気を誇るラスボス戦用BGM。
入念に準備しておかないとタイプ一致かつ高威力のマップ兵器ときのほうこうで瞬殺される(エンディング前は主人公とパートナーが進化できない=ダメージ半減ができるはがねタイプを用意できないという理由がある)。おまけに「いあつかん」で攻撃を不発に終わらせてくる。
以上の理由から、モンスターハウスと並んでトラウマBGMとしての側面も持つ。
- おたずねものだ!(ポケモン不思議のダンジョン時の探検隊/闇の探検隊)
本来はお尋ね者をこちらが断罪する際の曲であるが、カクレオンの店でどろぼうするとこちらが前作よりもはるかにUPした火力と耐久力でフルボッコにされる曲に変わってしまう。
また、加入率がかなり低いカクレオンを仲間にするまでこの曲を聞き続けないといけないため、(対カクレオン)処刑用BGMとしての側面も持っている。
なお、第1作『ポケモン不思議のダンジョン青/赤の救助隊』では「みんな つかまえて~!」という別の楽曲が使われている。
- 戦闘でピンチ!(ポケモンBW)
手持ちポケモンのHPのゲージが赤くなった途端に流れるBGM。前述の『勝利は目の前!』で油断して逆転されこのBGMを喰らって冷静な判断ができなくなったプレイヤーも多いであろう。
シリーズお馴染みのテーマではあるものの今作では既存のBGMを完全に上書きしてしまう上、通信対戦を含めたどんな戦闘シーンでも条件さえ満たせば自動的に流れるのでポケモンどころかトレーナーの心が処刑されかねないBGMである。
異世界の光明神ウルトラネクロズマに相応しい荘厳な戦闘曲。
その合計ステータスは600族を超えた754、しかも創造神を34上回る数値である。
生半可な攻撃は易々と耐えられ、129もある素早さでフォトンゲイザーを発射してはばけのかわやがんじょうを貫通し、パーティを全壊に追い込む。これを能力値が上昇した状態で相手にするのだから「かがやきさま」の名は伊達ではないのだ。
『ポケットモンスタープラチナ』の「戦闘!ギラティナ」のアレンジ曲。
ギラティナ戦で流れるのだが、元からのステータスの高さに加えて、ステータス補正が掛かっており、発動後に回避率させるシャドーダイブを保有している。しかも、倒しても起き上がって連戦に突入するという仕様であるので難易度は「かがやきさま」を超えたといっても過言ではない。
本作ではメガシンカやダイマックス、テラスタルといった戦闘中の強化手段が無い事も難易度に拍車を掛けており、トレーナー達にトラウマをしっかりと植え付けた。
「モンスターハウスだ!」の一言に尽きる。
ハンター(プレイヤー)に対する逆処刑用BGM。
どこからともなく出現し、モンスターもハンターも蹂躙していくイビルジョーのテーマ。
その迫力と恐ろしさ、鈍重な攻撃の威力を身をもって覚えたハンターも少なくない。
その名の通り呂布のテーマ曲で、曲調は毎回アレンジされているが全てのシリーズで使用されている。主に呂布が活躍したとされる「虎牢関の戦い」のステージにて呂布の登場シーンで使われ、そのままステージBGMとなる。
どのシリーズにおいても虎牢関の戦いの呂布は各種ステータスが非常に高くて討ち取るのは極めて難しく、大抵は無視するか逃げ回る事になる。
しかし逃げようとすると呂布はプレイヤーの背後をしつこく追いかけてくる事が多いため、追いつかれる恐怖をこのBGMを聴きながら味わうのが常である。
主に高難易度やストーリーのラスボス戦で流れている。
刀使ノ巫女のラスボスであるカグツチ戦では、その初見殺しや圧倒的な強さからプレイヤー処刑用となっている。
ネタバレ回避のため簡単に触れるに留めるが、あるキャラクターとの戦闘時に流れるBGM。
この戦闘の凄まじい難易度の高さゆえ、処刑されるのは専らプレイヤー側である。
その実態はundertaleはもちろんTobyFox氏の代表曲と言って差し支えなく、各種音ゲーやゲスト出演ではこの曲のアレンジが収録されることも。
1部6章で使用されるBGM。
それまでは「ユニットの属性有利キャラで固めて殴れば取り合えず勝てる」くらいの難易度のゲームだったのがこの章で一転。エネミーのステータスが急激に上がっただけでなくボスクラスのエネミーには専用の特殊ギミックが採用されるようになり、属性相性反転・毎ターン全体必殺攻撃ぶっぱ等の初見殺しで悲鳴を上げるプレーヤーが続出した。
インフレの激しい型月世界でも最強の存在とされるORTのBGMで2部第7章で使用された。
第2戦用の「Invade Spider ~ORT2~」はテンポアップしたアレンジ曲となっており、この戦いではデタラメな耐久力と攻撃性に加え、倒したサーヴァントは吸収されてストーリーを一定以上進めないとORTの戦いに再投入できなくなってしまうという鬼畜仕様(一応、詰み回避の手段は存在するが)。おまけに2部7章後編実装当初はアクセス集中による処理落ちも発生、自身のスマホとの戦いまで強いられた。
その後も第3戦用の「Invade StarCell ~ORT3~」、最終戦用の「異説地球紀行O・X ~ORT4~」と続いていき、絶望と恐怖の連鎖は留まるところを知らない。
主人公機の特殊モードが全部使えるというチート性能を持っているラスボス、ミゼルオーレギオン戦で流れるBGM。
- キラードロイド戦(ダンボール戦機W)
圧倒的な装甲の硬さと弱点である胸のコアの隠匿でプレイヤー達を苦戦させたキラードロイド戦のBGM。
アニメではミゼルオーレギオンやベクターとの戦い等ボス戦で流れている。
一定の条件を満たすと戦える覚醒ゼロとの戦いで流れるBGM。
BGM自体はライバルとの決戦に相応しい熱いものだが、ゼロは一定時間経つと無敵状態になり即死技の「幻夢零」を連発してくる。
エックスかゼロ、どちらの処刑用BGMとなるかはプレーヤ次第である。
『ロックマンX8』のラスボスルミネ第二形態と戦闘する際のBGM。
ルミネ第二形態がHPが一定量残ると当たれば一撃でミスになる『パラダイス・ロスト』を使用する事から言う。
- Cannon Ball(ロックマンゼクス)
赤い破壊神のテーマ曲のアレンジ。
オリジナルよりも戦闘力が強化、回復能力も与えられているだけでなく、ライフゲージが少ないハードモードでは乱舞に捕まると滅多斬りにされてティウンティウンティウンされてしまう。
- 襲撃!そして…(デジモンアドベンチャー)
主人公たちがピンチに陥った際のBGMとして多用された。これだけならば単なる苦戦用BGMだったのだが、外伝ゲーム『デジモンワールドデジタルカードアリーナ』においてはアレンジ版がアナログマン戦で使用された事でプレイヤーにトラウマを植え付けた。
というのも、コイツはTCGを主体にした本作においてデッキの順番を好みのものに並び替えてアポカリモンを召喚するというチート行為に及んでくるのである。
- 強制戦闘(真・女神転生Ⅲ)
悪名高いモト戦などの強制戦闘用BGM。
プレスターン性の本作において獣の眼光で行動回数を増やしつつ、マカカジャで威力を上げた万能属性のメギドラオンでパーティを一掃する様はモト劇場として数多のメガテニストに畏怖された。
- 情け無用組み手(大乱闘スマッシュブラザーズX)
倒した敵の数を競う組み手の一つ「情け無用組み手」のBGM。
メインテーマのアレンジ曲だが、難易度に見合った重苦しいアレンジが為されている。
それまでの組み手ではあっさりと吹っ飛ばされてくれた謎のザコ敵軍団が急に耐久度と攻撃力を増し、こちらを積極的に殺しにかかってくる。
触れれば即死扱いのオーンが接近する際のファミコンテイストのBGM。
オーンは三種の神器の攻撃でしか倒せない為、怪物や神よりも恐ろしい(ゲームシステム上の)最強キャラとなっている。
『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』のフィールドスマッシュでも採用。
- 悪魔のブロリー(ドラゴンボールZ)
ドラゴンボールZ劇場版8作目『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』にて親父と共に初登場したブロリーが無双している際に流れた曲。
おどろおどろしい曲調にブロリーの不気味さも相まり、本来なら主人公達が太刀打ち出来ずにいたぶられる恐怖の象徴とも呼ぶべき曲なのだが、とある人達の某MADの影響によって完全なるお笑いBGMと化してしまっている。
え、こんな名前の曲知らないって?
大丈夫、ココをタップorクリックすればすべてが明らかとなる。
ウルトラマンXのラスボスグリーザ戦のBGM。ウルトラマンやその仲間の怪獣も意に介さず倒しており、後年の作品では二人のウルトラマンと闇の戦士が変身した強豪怪獣との戦闘でも使われている。
- 我、敵機動部隊ト交戦ス(艦隊これくしょん)
随時追加希望
公式からの反応
なお、公式的にも「処刑用BGM」の概念を認知している企業は多数存在すると見られる。
ウルトラシリーズを製作している円谷プロは「勝利確定! 〜ウルトラヒーロー バトル・ミュージック・コレクション 昭和/平成/ニュー・ジェネレーション編」と題して日本コロムビアから処刑用BGMをセレクトしたアルバムをリリースしたのち、逆処刑用BGM集として「絶体絶命!ウルトラ怪獣 バトル・ミュージック・コレクション」もリリースしている。
関連タグ
挿入歌:処刑用BGMとして扱われやすいもの。
坂本浩一:監督作で処刑用BGMを多用する傾向にある。
It_Has_To_Be_This_Way:ゲーム内のBGMだがMAD(?)での使われ方が実質的な処刑用BGMである。